お年玉の由来は? 英語ではなんて言うの? お年玉を渡す意味はナニ?!

年末年始はたくさんのイベントがありますね! クリスマスにお正月休み。それに合わせてお金の出入りが激しい時期でもあります。

在宅時間が増えると、何気に光熱費もかさむし…、なんてお財布の中身を心配しながら、過ごしている主婦の方も多いはず。私もその1人です…。

お年玉

ところで! お正月と言えば子供達の最大の楽しみはお年玉ですね。準備する大人はチョット大変ですが、こんなうんちくを教えながら、渡すとチョット自慢できるかかも…

由来はどこから? お年玉。英語 ではお年玉をなんて言うのか? 調べていきましょう!

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お年玉の由来ってあるの?

毎年当たり前のように、もらっていたお年玉。この言葉の由来実は餅なんです! え? なんじゃそりゃ? お餅と言ってもただのお餅ではないのですよ。

良くわかっていないこの頃が一番カワイイ?

詳しく解説します。昔は、年の初めに年神様から魂を分けていただくと考えられていました。正月とはその年1年の力を神様からいただくための、もてなしの儀式だったんです。

鏡餅には年神様の御魂(みたま)が宿ります。そして、この鏡餅の餅玉がその年の年玉であり、家族の長が家族に年玉を分ける、これこそがお年玉のルーツだったのです。

新しい年のためのパワーである餅玉をもらえば年を重ねることができる。餅玉を食べることは「お雑煮」として現在にしっかり受け継がれています。

よくお父さんがゴルフボールを床に落とし「お年玉(落とし玉)だよ」とつまらない冗談を披露して非難されます。

どうせ落とすなら、丸い切り餅で由来にのっとった冗談にグレードアップしてみてはいかがでしょうか。余計なお世話?

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お年玉の意味は?

お餅を配るだけで済むなら、随分と安上がりですが、現代っ子にそんなことで許してもらえる訳ないですよね。

今はポチ袋に入れたお金を子供にあげるのが、ごく当たり前なお年玉です。昭和初期は男の子には、木刀・凧・筆とすずりなど、女の子には、羽子板・扇子といったモノを贈っていたようです。

なんだかやさしい気持ちになりますね。自分の子供はもちろん、親戚の子供達にも必ずあげるお年玉。

あげる立場になって分かったことは、今年も元気で新しい年を迎えられて、子供が成長していく喜びと、お祝いの気持ちが込められているという事です。

年神様からの賜りもの魂の宿る餅玉。その由来や意味を深く知る前から、子供の成長を願う気持ちはしっかり込められていました。

お財布事情は厳しいですが、自分も子供の時にたくさんお年玉をもらってお金の使い方、大切さを学んだので、新年には甥っ子姪っ子達の分も用意しますよ!

英語でお年玉

英語でお年玉って、何て言うんでしょう?

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ネットの英和辞書サイトで、調べて見るサイトによってさまざまでした。いつくか、例を挙げてみましょう。

New Year’s present

直訳すると、新年の贈り物でしょうか。間違ってはいないですが、なんとなくお金ではなく、物っぽい雰囲気ですよね?

money given as a gift at the New Year

訳すと「新年にお金を与える…」といった ところでしょうか。個人的に先の文よりこちらの方が当てはまるように思います。

やっぱり、お年玉といえばお金ですし。ない単語なら作ってしまってもいいかもしれませんね。先に述べた、お餅とからめてとか…?皆さんも、ご自分でオリジナルなお年玉を、英語で考えてみませんか?

New Year’s rice cake

アメリカでは現金をプレゼントとして使う文化がありません。結婚や子供が生まれた場合も必要なモノでお祝いをします。ですのでお正月に子供にお金を渡すのは少し違和感があるかもしれませんね。

最近日本特有の文化はそのまま日本語で呼ばれることが多いですね。お年玉もその候補になるかもしれません。和紙のぽち袋に入った「Otosidama」は日本のお正月を象徴しています。

外国にお年玉ってあるの?!

日本だけの文化かと思いきや、外国にもお年玉をあげる風習があるようです! 中国には「圧歳銭(ヤースイチェン」というものがあり、これは日本のお年玉と、ほとんど同じです。

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子供が新年を無事に過ごせるよう、願いを込めて送るそうです。近隣諸国の韓国や台湾でもお年玉が、あるそうですよ。中国の影響は強く、ベトナムやシンガポールでも、同じように行われています。

一番気になるのはこんなコト♪ 相場はどれくらい…?
お年玉の相場♪中学生はこんなにもらってる!?

旧正月ではないですが、イスラム教ではハリラヤというお祭りの間にお年玉をあげる習慣があるそうです。

どの国でも子供は宝ですし、年の始まりに子供の健康を願うのは親の務めですね。願わずにはいられない、可愛くて仕方ない存在です。

お年寄りにもお年玉!

子供だけでなく、お年寄りにあげるなんてことも素敵ではないですか? おじいちゃんおばあちゃんの、健康を願い感謝を込めてお年玉。お年寄りを想うのは、敬老の日だけでなく、新年だって、良いと想います。

ここで注意点。お年玉のルーツは家族の長から家族へでしたね。基本的にはお年玉は目上の者から目下の者に贈ります。年長者には「お年賀」と書いて渡すのがマナーです。

お年玉とお年賀のやりとりでおじいちゃんおばあちゃんもにっこりですね。これからも元気でいてね。楽しく過ごそうね。

少し寂しいお正月だけど、子供の成長はお願いしましょう♪
喪中のお年玉袋♪ 用意する? もらう?? 渡して大丈夫?!

そう言って、お金じゃなくても物でも良いし御家に遊びに行って、1日一緒に過ごすのもきっと喜んでくれるはずです。

遠くの親戚や近くの兄弟、なかなか会えない身内が集まるお正月。優しい気持ちで皆の幸せを願い、さぁ子供達、もうすぐお年玉がもらえますよ!

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