橘の文様にはどのような意味が? 格上の果物はハッピーオーラを持ってるの??

。この1文字で「たちばな」と読みます。柑橘類の「橘」なので漢字としては見慣れていると想像します。柑橘の柑を除いた橘1文字は柑橘類のルーツを感じさせます。

でも残念ながら果物図鑑に橘は載っていません。柑橘類でありながら通常のルートでは流通はしないようです。橘という文字が載っているのは主に「和」をテーマにしたもの。

歴史をさかのぼれば果物というカテゴリーでした。手にした人に良い影響を与えるものだったのでしょうか。

すっかりビジュアル化されて今に至ります。詳しく知ればもっと寄り添えるはずです。意味はある? 文様の橘。酸味や甘味は不明だけど暮らしのどこかに組み込めるの。

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橘の文様にはどのような意味が? 幸先も結果も??

橘の文様にはどのような意味があるのでしょうか。橘という名前を耳にすると丸い実のフルーツをイメージします。

品の良い橘がステキです♪いつもと違うお太鼓もオシャレ

まずはそのフルーツ「橘」の文様が意味するものをご紹介しましょう。

◆橘の文様の意味
不老不死
子孫繁栄

命が永遠に続くことを願い、それにプラスして子々孫々も途切れることなく続きその人々が幸せに暮らしていくのを意味しています。

良いことが起こる予兆とその後の結果も確保されているおめでたい吉祥文様です。

酸味が強そうと勝手に想像していた橘ですが文様が持つ意味には見過ごしがもったいないワードに溢れていました。このあとは「橘」について詳しく迫りたいと思います。

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単なるフルーツじゃないの? 最上級にいるの??

スタートアップから成果を上げるまでをサポートできる橘の文様。それでは橘とはどのような存在なのでしょうか。柑橘類は予想できますがスーパーで見かける機会はありません。

堅いイメージがするけれど実はすべて植物たちで構成された模様です♪ 四君子ってナニがコラボしているの? 日常にも使える文様のお話はこちらで

橘の基本情報を確認しましょう。

◆橘
ミカン科ミカン属タチバナ種
・日本原産
・常緑樹

橘は独立した種類。学名が「Citrus tachibana」なので間違いありません。国内で栽培種ではなく山野に元から生えていた柑橘類は橘だけです。

日本生まれ日本育ちの橘は国内トップの儀式が行われる出入り口を護り、現代では500円玉の裏面のデザインに使われています。

常に緑の葉を茂らせる木は他にもありますが、白い花や色づく実を見せてくれる存在は唯一無二でしょう。

自然の中で「つぼみ→花→実」を黙って繰り返す橘は文様が持つ意味を体現していました。

季節は関係するの? どのような場面で??

幸先のよさ結果につながる上に目出度さも兼ね備えた橘の文様。帯や着物に使われる人気の文様ですが季節は関係するのでしょうか。

それに対しての答えはこのようになります。

    ◆主に新年や冬に着用

  • 文様に橘だけが使われている
  • 橘が写生されている

新しい年を寿ぐように橘だけが文様に使われている小紋もあります。お太鼓に結んだ帯に織地文様の橘は見る人を華やいだ気持ちにさせます。

新年のパーティーにもおススメの文様です。

    ◆一年中着用可能

  • 橘が他の文様とコラボしている
  • 橘がデザイン化されている

同じお目出たい植物の松や割付文様の亀甲と橘の相性はベストマッチ。末広がりの扇の文様に描かれた橘はお祝いモードも感じられます。

打掛や振袖など人生の重要な節目にも橘の文様は門出を祝福してくれるのです。

格の高い吉祥文様の橘はフォーマルな場にも臆せず着用できます。

ところで食べられる? 身近に置けるの??

みかんの仲間の橘ですが栽培品種ではない固有種の橘の実は食用には向かないようです。

せっかくの歴史ある実をそのままにしておくのはもったいないという観点からマーマレードなどに加工をして名産品にするケースも見られます。

そして文様の意味を知って着物や帯だけではもったいないと思いますね。身近に置けるそして持ち歩ける「橘」を探してみました。

格の高さからオーソドックスでフォーマルな場面に使われる小物が多いようです。

お礼に渡すポチ袋や文字で気持ちを伝える便箋はラッキーカラーを自分にも送りたくなります。

和でありながらモダンな文様にも使われた橘。紅と水色の市松文様を背景にして桜と描かれた葉と果実は格よりも可愛さを優先しています。

年間を通して着られる文様の証として浴衣にも橘が使われています。藍色の濃淡で描かれた橘はよーく見ないとそれとわからないデザインでむしろ橘のメリットを発揮しています。

橘は普段使いのグッズはあまり見当たらないのが残念です。けれど家紋になった橘がプリントされた手ぬぐいやシール・キーホルダーもあります。これならいつでも持ち歩けますね。

戦国時代の武将、明智光秀や井伊直正は家紋に橘を採用。

常に緑で枯れた様子は見せない葉、繰り返し季節が来れば稔る橘の実。知性派でありながら武闘派でもある2人に相応しいといえそうです。

格上だけど曲線で描かれる文様には優しさもあります。

文様の意味や見た目の可憐さ、推しの武将だからという理由でも構いません。橘の文様で運気もメンタルも上げていきましょう。

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