メープルシロップの栄養に効能は? 木から採れたパーフェクトな甘さにナニがあるの??

メープルシロップ。甘みをくれる自然由来の甘味料です。甘みだけではなく、香りとテクスチャーも魅力のシロップ。パンケーキにフレンチトースト、ワッフルにも欠かせません。

ビジュアルは蜂蜜に似ていますが蜂蜜は虫からもらった甘み。メープルシロップは植物からのギフトです。甘みの優しさの理由はそこにあるような気がしますね。

サトウキビや甜菜も植物ですがメープルシロップはどこか違います。天然・自然と呼ばれるのに相応しい甘みです。

どのようにしてできるのか、どうしてそんなに甘いのかが気になりますね。そして栄養に効能はあるの? メープルシロップ。かけるだけで癒されるその甘さに迫りましょう。

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メープルシロップの栄養に効能はあるの? 甘いもの同士だけど??

メープルシロップの栄養にある効能についてのお話です。メープルシロップの栄養に効能はあるのでしょうか。甘いものはそれだけで身体に良くないと断言されたりします。

まずメープルシロップの栄養を数値で見てみたいと思います。比較相手にはやはり甘い「はちみつ」をチョイスしました。

北海道で採れるメープルシロップ♪尊い甘さです

★★★ メープルシロップ
100g
はちみつ
100g
カロリー 266kcal 329kcal
カリウム 230mg 65mg
カルシウム 75mg 4mg
亜鉛 1.5mg 0.1mg

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

メープルシロップ・はちみつ共に大さじ1は約21gです。我が家にあるテイクアウト用のメープルシロップ・小分けパックは1個20gでした。参考にしてください。

表に載せた数値、ここではまずカロリーを見てみたいと思います。

メープルシロップのカロリーは、はちみつより低め。カロリーが気になる時はメープルシロップがおススメですね。

表には載せませんでしたがどちらもビタミン類はほぼ含まれていません。メープルシロップは植物が原料ですが食物繊維は0です。

はちみつにもミネラル成分が含まれていますがメープルシロップの方が含有量は多めです。この後はメープルシロップの栄養の効能をご紹介します。

甘いだけじゃないメープルシロップ! 効能を持ってるの?!

甘さ控えめなパンケーキは1枚約150kcalです。20gのメープルシロップを使えば約53kcal。参考までにホットケーキミックスで作ると1枚236kcalなので注意してください。

パンケーキならバターを使って2枚食べても400kcal台に納まります。ちなみにタリーズのパンケーキはシロップ込みで412kcal。シロップにはメープル系のシロップを使っています。

甘いものが食べたい時はメープルシロップなら罪悪感も減らせそうです。同時にその甘さと一緒にミネラル成分が摂取できるメリットもありますね。

メープルシロップにはむくみを防ぐ働きをするカリウム、骨を健やかにするカルシウムがはちみつより多く含まれていました。

表に載せたミネラルの亜鉛は代謝を促す働きがあります。髪の毛や肌のトラブルの軽減にも効能があるミネラルです。

牡蠣や牛肉に多く含まれていますが女子1日の推奨摂取量は8mg。幅広い食材から摂る必要があります。メープルシロップもその1つですね。

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亜鉛は不足をすると味が分からなくなる、免疫力が右肩下がり、という残念な症状が起こることもあります。美味しく食べ続けるために時には摂取を意識することをおススメします。

メープルシロップはどうやって作られるの?

メープルシロップは名前が表す通り「カエデ」の「甘い液」。世界的な名産地カナダではカエデは国旗にも使われています。

カエデから採れる甘い液がメープルシロップになるまでにはこのような工程があります。

  • メープルシロップの製造工程
  • カエデの木から樹液を採取。

    この段階ではまだサラリとした水のような液体

    集めた樹液を甘さと粘りが出るまで煮詰める

    不純物を取り除いてメープルシロップの出来上がり

樹齢30年を経たカエデの木から樹液を採ります。時期はそろそろ雪が解け始め遠くにの足音が聞こえる頃です。

季節を経て木の中に溜め込んだ樹液は木に穴を開けると待っていたように流れ出します。これを丁寧にバケツで受け止めるのです。

タンクでじっくり液を煮詰めることで糖度は採取したときの約20倍になります。

カナダでは主にサトウカエデからメープルシロップを採取します。日本に植えられているイタヤカエデも同じようにメープルシロップを作ることが可能。日本のカエデの甘さも味わってみたいですね。

メープルシロップの選び方と保存方法は?

効能があるメープルシロップ、選ぶ時にチェックしたいのは原料です。メープルシロップ以外にも甘みを加えてあるものもあります。メープルシロップが減る分効能も減ってしまいますね。

効能を得るためには原料にメープルシロップだけを使ったものを選んでください。

メープルシロップとはちみつなどを使ったシロップなら200gで200円辺り、メープルシロップ100%は150g・500円辺りですが、差額を払っても価値がある甘さです。

メープルシロップだけならはちみつのボツリヌス菌を心配する必要はありません。純粋なメープルシロップは10か月を過ぎた赤ちゃんなら食べることができます。

離乳食や幼児食には甘みが強すぎるので加減をしながらあげてください。

常温保存が可能なメープルシロップですが開封後は雑菌などでカビが生える心配があるので冷蔵庫で保管しましょう。

メープルシロップは冷凍をしても固まらないので冷凍で保管することもできます。

冷凍保存対応のガラス容器で保管、室温に置いておくとそのまま使えます。

最後に選び方をもう1点。メープルシロップを選ぶ時にで迷っていませんか。濃い色の方が美味しいのかどうなのか迷いますね。

パンケーキに使うならやや淡い琥珀色のメープルシロップがおススメです。新鮮な香りと甘さが味わえます。ダークなブラウン系は調味料として使える甘さ。コクを堪能しましょう。

メープルシロップが作り出す天然な甘い世界はこれからもゆったりとあなたを癒やし続けるでしょう。

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