日向夏の白い部分には栄養があるの? 面倒だからではありません!! そのままなのは理由が??

日向夏、近頃ではすっかり名前が知られた柑橘類ですね。個人的にもリアルに食べた経験があります。見た目は思ったより地味といわれてしまうかもしれません。

日向夏の特徴でもある綿のような部分もしっかりとついてきます。もう少しそこを取らないと食べづらいのではと心配になったのは事実です。

柑橘類はビタミン摂取という目的があるのも確かですがやはり味わいたいのはそのジューシーさです。

新顔から定番へ果物コーナーの面積も広がっています。それならば栄養は? 白い部分を食べるのがセオリーの日向夏。トレンドに乗り遅れないように知っておきましょう。

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日向夏の白い部分ってナニ? 栄養はあるの??

日向夏の白い部分は分かりますか、そしてあわせて栄養はどうでしょうか。けれど日向夏の白い部分の栄養の前に知っておきたいことがありますね。それは「日向夏」そのものについてではないでしょうか。

クルクルとむくのがポイントです

ここではまず日向夏のプロフィールを確認しましょう。

    ◆日向夏

  • ミカン科ミカン属ヒュウガナツ
  • 地域で呼び名が変わる
  • 1月~4月に出回る

日向夏は柑橘類の中のミカン科に属しています。

表皮の色はみかん色ではありませんが食べて美味しいグループの仲間にカテゴライズ。

似たようなビジュアルで違う名前の爽やかイエローの雑柑がありますが栽培の地域で名前が変わります。

日向夏は「ひゅうがなつ」と読みますが日向(ひゅうが)の国の宮崎で発見された経緯から名前がつきました。

高知では「小夏(こなつ)」その他の地域では「ニューサマーオレンジ」と呼ばれています。

ハウス栽培でとれたものが1月ごろから出回り始めます。その後出荷量が増えピークは2月・3月、露地物も出荷が始まり4・5月ごろまで出回ります。

温州みかんから次の柑橘類に移行する時期に日向夏も知名度を上げています。この後は日向夏の「白い部分」のお話に移りましょう。

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手間が減らせる? ナニかがあるの??

日向の国と名乗っているので栽培地は限定的と予想したのですが思ったより広い地域で栽培している日向夏。日向夏の特徴でもあり他とは違うポイントでもある「白い部分」に迫ります。

日向夏の「白い部分」にはカタカナの名前があります。

それは「アルベド」です。

神的キャラクターの名前と思われがちですが柑橘類の外側の皮と果肉の間にある白い綿状の部分の呼び名です。

無意識に作業しがちですが外果皮をむいて果肉の砂じょうを食べるのですがアルベドにはあまり目はいきません。参考までにみかんの白い袋は「じょうのう」です。

アルベドには苦みがあるのでマーマレードにする場合はこの部分を取り除くという手間も生じます。

でも日向夏は白い部分「アルベド」を食べないのはもったいないという情報があるのです。次はその栄養を数値で確認しましょう。

公認されてるの? 絶対におススメなの??

呼び名から収穫時期にあわせてフラベド(外側の皮)に包まれたその中にあるアルベドたちと情報満載の日向夏。

お待たせしました命題の「白い部分・アルベド」の栄養のお話を始めます。比較相手には柑橘類代表のみかんとどうしても比べたくなるレモンを選びました。

★★★ 日向夏
じょうのう・アルベド/100g
日向夏
砂じょう/100g
みかん・早生
じょうのう/100g
レモン
果汁/100g
カロリー 46kcal 35kcal 49kcal 24kcal
ビタミンC 26mg 21mg 35mg 50mg
β-カロテン 1μg 0μg 89μg 0μg
食物繊維 2.1mg 0.7mg 0.7mg Tr

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

大きいだけではありません♪ 意外な食べ方でデザートの時間が変わる柑橘類なの? 文旦のお話はこちらをチェック

日向夏は1個が約200g可食部は約140g、みかんは中サイズ1個が約100g可食部は約80g、レモンは2個を絞ると果汁が約100gとれるのを参考にしてください。

カロリーを載せましたが日向夏はやや高めですが、半分を食べるならデザートでも心配ないカロリーです。そして「白い部分・アルベド」の栄養をチェックしましょう。

アルベドにはビタミンCと食物繊維が含まれています。

柑橘類は果肉や果汁に栄養成分が含まれているイメージがありますが日向夏の白い部分にも栄養成分がありました。袋に包まれた果実「砂じょう」と比べてもそれが分かります。

袋部分のじょうのうを含む「アルベド」に対する公的な数値があるのは取り除かないで食べてほしいのを強く訴えているのでしょう。

寒さに向かって出荷が始まるみかんにはビタミンAとなるβ-カロテンが含まれています。

みかんからバトンタッチをされるように日向夏のピークが来ます。ビタミン補給をまだまだ続けたい季節を請け負える存在です。

レモンのビタミンCには劣るかもしれませんが果汁を飲むよりも食物繊維が摂取できゆっくり味わえる日向夏には勝てないと思います。

でもやっぱり心配? 実食レポートあるの??

ここまで何度も載せましたが日向夏の「白い部分」ホントに食べられるのかやはり心配になっていませんか。ここまでについては明確な答えは載せていません。最後はその答えで締めましょう。味に対しての答えはコレです。

白い部分はそのまま食べてもまったく支障がありません。

日向夏タルトを食べた経験があるのですが白い部分をしっかり残した日向夏がのっていました。

珍しいなと思いつつそのままパクパク食べたのですが苦みやモソモソした食感もなくすんなりといただけました。

ビタミンや食物繊維があるのが分かったのでこれからもためらうことなく賞味したいと思います。

時代ある名前で少し地味な存在に見えていた日向夏、実は日向夏にしかないメリットを持っている柑橘類。

摂りたいビタミンは数値が教えてくれました。

ぜひリアルに食べて発信してください。イイことがたくさんあるのは間違いありません。

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