テフロン加工のフライパンの使い方は? 押さえるべきポイント5点で長いお付き合い!!

テフロン加工のフライパン、一家に1つ2つ必ずありますよね。ある意味必需品かもしれません。やっぱり便利です。朝食メニューもお弁当も夕飯だってフライパンを使います。

少なめの油でもくっつかないのでヘルシーなメニューも作れます。テフロン加工の状態が良い場合は、自分の料理レベルが上がったと思えると同時に、自己満足度も上げてモチベーションを維持。

料理の腕前がフライパンのテフロン加工で左右される…やはりあまり料理が得意ではない証拠なのかも。

キッチン用品の売り場に行くとあまりの数の多さに圧倒されました。それ位みんな頼りにしてますよね。正しい使い方は? テフロン加工のフライパンと長く付き合いたいけれどどうするとイイの?

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テフロン加工のフライパンの使い方♪エッ今さら?

テフロン加工のフライパンの使い方です。今さら…と言わず、キッチンのマストアイテム、テフロン加工のフライパンとのお付き合いをより良いモノにしたいと思います。

製造工程を知ると大切にしたい気持ちが高まります♪

テフロン加工のフライパンの使い方5つのポイント
1.火加減は中火で
2.作った料理をそのままにしない
3.金属製のフライ返しなどを使わない
4.急な温度変化は禁止
5.洗う時はスポンジ。水気はしっかり取る。

簡単なようで実は出来ていないのかもしれない5つのポイントを挙げてみました。食事の準備をしている時は「手早く済ませる」が優先されます。

朝のお弁当の準備などは特に時短が命。テフロン加工のフライパンがそのスピード感に巻き込まれていませんか。

テフロン加工の寿命は使い方が長持ちと短命の分かれ道。

5つのポイントの詳細を確認してテフロン加工のフライパンを長寿に導きましょう。

中火の火加減♪判定方法は?

テフロン加工は強火で使わないで「中火でご使用ください」と購入した時の取説に書いてあります。中火と聞いてどの程度の火加減を想像しますか。

炎の先がフライパンの底に付くのが中火。温度は160~180度。

フライパンのフッ素加工の耐熱温度は250~270度。これ以上になるとフッ素加工部分の性能に支障が出ます。

予熱のためにフライパンを温める時は特に注意が必要です。食材が入っていな時は温度が上がりやすくなっています。高温での空焚きは厳禁。

予熱と空焚きは違います。加熱は2分以内。水を落とすと水滴が玉状になり蒸発するのが目安です。

ノンオイルがセールスポイントのフライパンもありますが、油は食材に熱を伝える役目も持っています。少量の油を使うことでテフロン加工の保護にもなります。

180度と聞くと温度低くない? っとツッコミたくなりますか? 鉄でできた中華鍋は300度に温めて使うのが美味しさのコツという説があります。

これはあくまで鉄とプロのための火加減とテクニックがあるからこその温度です。テフロン加工には適用されません。

優しく炒めて♪盛り付けましょう

取説に必ず載っている項目をキチンと守ることはとても重要です。まずここではフライ返しやトングの素材を確認します。

金属製もしくは角が尖っている形状になっているものは、テフロン加工に傷をつけてしまいます。シリコン・樹脂・木などで表面への負担を減らしましょう。

フライパンに料理を入れたままにするのも、絶対避けて欲しい行為です。大げさ! と思わないで下さい。理由があります。

テフロン加工の表面には目に見えない無数の穴(ピンホール)が開いています。料理を入れたままにすると穴に汁や油が染み込みます。

染み込んだ水分や油分がテフロン加工を剥がす原因を作ります。

出来上がったハンバーグをフライパンに入れたままにして、フライパンの上で包丁を使ってカットするというのは絶対に禁止です。包丁はテフロン加工には大きなダメージ。

面倒と思わないでお皿に移す、まな板やボードの上でカットすることはテフロン加工長持ちの重要ポイントです。

キレイ好きだけど洗う時はゆっくりと

調理が終わったら使った道具も順次片付けて、料理が出来上がった時はシンクもピカピカ…を目指していますか。出来る人として認定されるかもしれませんが、テフロン加工には注意が必要です。

テフロン加工は温度変化に弱い性質を持っています。調理が終わってまだ熱いままのフライパンに水をかけることは、テフロン加工を劣化させる原因。

洗う時はフライパンがしっかりと冷めてから、中性洗剤とスポンジを使って優しく円を描く様に洗います。

汚れをそのままにすると食材のこびりつきの原因にも。研磨剤の入ったクレンザーを使うと傷になるので使用は禁止です。洗ったあとは水気をしっかりと拭き取って下さい。

戸棚にしまう時はテフロン加工の上に他のお鍋などを置くのは避けて下さい。傷の原因となります。

テフロン加工は危険なの?

テフロン加工は商品名です。アメリカのデュポン社が1938年に発見開発されました。一般的な名称は「フッ素樹脂加工」。

フッ素加工に使う原料の化学物質(PFOA)に発がん性があるという問題が起こりました。現在はPFOAをほぼ含んでいない製品もあります。

他にはテフロン加工が有毒ガスを発生するので危険という説です。テフロン加工に使われる樹脂が350度を超えると有毒ガスに変ります。

通常の使い方であればフライパンが350度以上になることはまずありません。その前にそのような危険な使い方は火事や事故になり兼ねません。

テフロン加工を長持ちさせる使い方をしていれば有毒なガスが発生する温度には達しませんね。

万が一テフロン加工が剥がれて、知らない間に食べてしまっても消化できずにそのまま排泄されます。マウスを使った実験で実証されています。

「安全なテフロン加工=長持ちする使い方」という式が成り立ちます。

フライパンだけではなく、たこ焼きのプレートやケーキ型にもテフロン加工は使われています。後片付けを考慮するとやはり助かる存在。

お気に入りのフライパンとの長いお付き合いができることを願っています。

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