キンキという魚の旬はいつ? 高級もドライも網羅?? 呼び声は高いけれど名前は違う?!
キンキ、カタカナで表記するキンキは魚の名前です。聞き覚えがある、などという声も聞こえてきそうです。イメージとしては大きくて解体をする必要のない、ほど良いサイズの魚と想像します。
魚の名前は地域で違っていたり似通った名前もあるのでついつい思い違いをしている場合もあります。キンキもその1つという予想もできます。似たような名前の魚もいますね。
ビジュアルからもあの魚とは同じ仲間だからやっぱり味もお墨付きと期待もするでしょう。
知っているようで知られていない海の生き物であるのは確かです。それならば旬はいつなのでしょうか? キンキという魚は意外と隠し事が多いタイプかも、謎を解きたいと思います。
キンキは魚の名前なの? それならば旬はいつ??
キンキは魚です、耳にした記憶があるのですが旬はいつなのでしょうか。キンキは常に魚介類コーナーにいる魚とは違うようにも思えます。
豪快に丸ごと煮魚にしましょう
それは季節も関係しているのでしょうか。キンキの旬に対しての答えはコレになります。
冬の初めから旬が始まる
月でいえば11月を過ぎて気温が下がる12月から始まりその後3月ごろまでが旬となるようです。
個人的にはキンキは冬が似合う魚と記憶していたのですが旬の時期からも間違っていなかったようです。
けれどそれ以外にキンキをよくわかっていないのは確かです。このあとはキンキの持つプロフィールをご紹介します。
ホントはそうだったの? でも大切なところはそのまま??
季節が冷たい空気に変わるころに旬を迎えるキンキ、寒い地域の魚という印象も持っています。キンキのプロフィールを確認しましょう。
-
◆キンキ
- フサカサゴ科キチジ属キチジ
- 別名が複数ある
- 北の海の深海に生息
キンキという呼び方が浸透していますが魚類としては「キチジ」という公的な名前がありました。
北海道では主に「キンキ」と呼ばれています。
同じ北海道でも「メンメ」と呼ぶ地域があるのですが東北では「メイセン」レシピなどでは共通名の「キチジ」で載っているのです。
オホーツク沿岸や北海道の太平洋側で水揚げがあります。産卵期は2月から5月ですが産卵に備えて栄養を蓄えるので脂がのって美味しいキンキがとれるといわれています。
先ほどご紹介した旬は同時に美味しい時期でもあるのが証明されましたね。
漁獲量の多い北海道ではブランド化もされている公的名キチジ、地域の愛称キンキの栄養を数値で見たいと思います。
限定ではもったいない? しっかりと含んでいる??
とれる地域や美味しい時期に食べたいと思うと思っているより期間限定のキンキ、セレブな魚にカテゴライズされる機会も増えています。そして栄養はどうなのでしょうか。数値をチェックします。
比較相手には1尾を煮るレシピが共通するメバルと似ていると噂のあるキンメダイを選びました。
★★★ | キチジ 生/100g |
メバル 生/100g |
キンメダイ 生/100g |
カロリー | 238kcal | 100kcal | 147kcal |
---|---|---|---|
たんぱく質 | 13.6g | 18.1g | 17.8g | 脂質 | 21.7mg | 3.5mg | 9.0mg |
ビタミンD | 4.0μg | 1.0μg | 2.0μg |
※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/
公的な栄養のデータでは魚の名前も公的な名前「キチジ」で掲載があります、表はキチジですが今回はキンキがキーワードなのでこのあともキンキでお話を続けます。
キンキとは色と目のあたりが似ているけど別のグループの金目鯛♪ 鯛と名乗っているけれどその真実はこちらをチェック!
キンキ1尾約200gの可食部は約80g、メバル1尾役300gの可食部は約135g、キンメダイは切り身1枚約80gを参考にしてください。
キンキ・メバル・キンメダイですがどれも白身魚の仲間です。
その中でもキンキはカロリーが高めでした。
表からもわかるように脂質の含有量はキンメダイの倍以上ですがそれはメリットにもなります。
白身ですが加熱してもパサつかずしっとりと食べられるのです。
魚から摂取をするのがベターな脂溶性ビタミンのビタミンDも3つの中でトップです。カルシウムの吸収をサポートするビタミンは意識しないと摂取量が増やせません。
美味しいと摂りたいビタミンを持つキンキ、選んで食べたい魚の1つになるでしょう。
フツーに並んでる? やっぱり特別なの??
味はもちろん栄養的にもメリットがあるキンキ、購入するときはどうするとイイのでしょうか。漁獲量が多い時期にはランク高めのスーパーの魚介類コーナーに並ぶようです。
日常で行くスーパーでも魚介類コーナーが充実していると扱っているケースもあるのでチェックしてみてください。
他には現地北海道からお取り寄せも可能ですが天候に左右される場合もあるので待つ時間も必要のようです。
フレッシュなキンキもいいのですが実は干物でいただくのもおススメです。
栄養成分の表にもあったように脂を多く含んでいるのでドライになっても身はふっくらしています。
干物なら季節に関係なく流通しているので手軽に味わえるでしょう。
季節の到来やとれる地域の空気を伝えてくれるキンキ、しっとりとした身をゆっくり味わいたいですね。季節を乗り切るパワーをそっと授けてくれるはずです。
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