カラーの切り花の日持ちは? 個性派だからこそ知って欲しい! 秘めたパワーもお洒落です!!

カラーは好きと苦手とに分かれる花かもしれません。自然のまま咲いているようでどこか妖艶さがある独特なフォルム。誘っているようにみえるのは深掘りしすぎでしょうか。

カラーの花は唯一無二の存在ともいえます。細身でありながらマスフラワーとして主役にもなります。和花でも洋花でも使えますね。華やかさもナチュラルも演出可能です。

スタイリッシュ・オシャレ・個性的、盛られた言葉で紹介されるのが逆に苦手につながることもあるのでしょう。

スタイルが決まる以外にもメリットがあるようです。実はどうなの? 切り花のカラーの日持ちは長いのか短いのか。見た目だけでは分からない隠し持つパワーをご紹介します。

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カラーの切り花の日持ちは? 日数はどれくらい??

カラーの切り花の日持ち。カラーの切り花を購入したら日持ちを木にかけるでしょう。カラーの切り花の日持ち、平均的な日持ちの日数はコレです。

カラフルカラー♪イロチでそろえたくなります。

カラーの切り花の日持ちは約10日間。

心ひかれる白いカラーはか細く頼りないようにも見えますが日持ちは決して短くないのです。

キク科のガーベラやピンポンマムの花持ちが約14日と比較すると短いと感じてしまうのは仕方がありません。でもカラーの花の日持ちを長くする方法があります。

次はその方法をご紹介します。

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構ってあげて大丈夫? 手間を惜しまない??

10日間ほどオシャレなフォルムが楽しめるカラー。少し手をかけることで花持ちの日数を延ばすことができます。このような方法でカラーがより長持ちします。

    ◆これでカラーの日持ちを延ばそう

  • 茎がつかる水は少な目
  • 茎が変色する前にカット
  • 水は常にキレイ

カラーは草花ですが茎の形状が違っています。繊維が集まっているというより表面は極小の穴が集まったメラミンスポンジ状です。

そのためにカラーは水を良く吸い上げます。

ただ水の量が多いと茎が傷みやすくなります。茎が5cmほど水に浸かっていれば水は足りています。

アレンジに使ってみませんか? 季節の移り変わりを演出できる「ワレモコウ」♪寂しさだけではない花は要チェックです

水の中にある茎が傷んでくると花にも影響がでます。早めにカットして断面を清潔にしておくことが大切。吸水スポンジでアレンジに使われているカラーも茎をカットすればリフレッシュできます。

花瓶の水は雑菌が増えやすい環境です。こまめな水替えと延命剤などを利用して水のキレイを保ってください。

手間がかかるタイプですがカラーと向き合うことで日持ちを延ばすことができます。

環境にもよりますが平均10日の日持ちを2倍以上に延ばすことも可能なのでぜひチャレンジしてくださいね。

仲間はあの食材? 名前の由来は??

先程載せたようにカラーの茎には特徴があります。水を保っているようにも見える茎は他の植物に似ているようにも思えます。その答えの前にカラーのプロフィールをご紹介します。

◆カラーとは
サトイモ科オランダカイウ属
・原産国は南アフリカ
・球根で育つ多年草

カラーは里芋の仲間でした。似ているように見えたのは里芋の茎「ずいき」です。サトイモ科の花は他には水芭蕉やアンスリウムがあります。意外にも多彩な仲間が属しているのですね。

江戸時代に日本に入ってきましたがブレークしたのは1990年代になってからという遅咲きタイプ。個性的なフォルムを受け入れるのに時間が必要だったようです。

ちなみに花に見える白い部分は苞(ほう)。「仏炎苞(ぶつえんほう)」というスペシャルな名前を持っています。仏様が炎上すると炎の色は白なのでしょうか。悟りのおかげともいえるでしょう。

カラーの由来は襟のように見えるからという説もあるのです。複数の逸話からカラーの注目度の高さがうかがえますね。球根を湿った土地に植えて栽培します。

サトイモ科に属していますが球根にはがあるので絶対に食べないでください。

白くて背の高いカラーが流通するのは主に秋の終わりから初夏にかけてです。でも最近はカラーの花を年間通して手に入れることができるようになりました。次はもう1つのカラーの花のお話です。

カラフルに展開? アレンジも自由自在??

大きなものなら1m近くにまで育つ湿地性のカラー。カラーといえばコレの白い花とグリーンの茎の組合せ。でも最近は思いがけない色のカラーも流通しています。

特に黒に近い紫のカラーは広がらない苞を長所に変える不思議さを持っています。

花びらが多い花には出せない魅力はいつもと違うアレンジに仕上がります。

他にはオレンジや黄色、苞をのぞくと色が見える品種も人気です。カラフルなカラーは湿地ではなく畑のようなフツーの土地で育てられています。色も楽しめるカラーの日持ちは品種によって変わるようです。

ただ湿地性のカラーと同じようにポイントを押さえれば日持ちを延ばすことは可能でしょう。

カラーの花は思いがけないスピードで品種を増やしオシャレな花として人気を不動のものにしました。栽培家の努力にも感謝ですね。

普段とは違う演出をしたいならカラーを選んでください。お気に入りのカラーがお部屋の雰囲気も空気も変えてくれるでしょう。

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