シャンプーのシリコンはデメリットだけ? 真実を知って欲しい♪エッ! シリコーンなの??

シャンプー成分の1つシリコン問題、すっかり定着しましたね。「成分にシリコンが入っているシャンプーは良くない」という説は秒で広がりました。シリコンはすっかり悪者扱いです。

シリコンが良くないという理由も色々挙げられました。でももしかしたらよく分からないうちにシリコンは良くないから使っていないなんてことはありませんか?

そしてシャンプーの成分表示を見てもシリコンの文字はありません。シリコン…いったい本当の姿はナニなのでしょうか。

使っている人ももう使っていない人ももう一度確認してみましょう。シリコンが入っているシャンプーのデメリット。美髪のための真実を調べたいと思います。

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シャンプーのシリコンのナニがデメリット?

シャンプーに使われているシリコンのデメリット。シャンプーのシリコンはデメリットばかりが注目されています。まずはシャンプーのシリコンのデメリットを再確認です。

毎日でもお願いしたい…プロの手によるシャンプー♪

◆シャンプーの「シリコン」デメリット
・パーマをかける時に薬液が染み込みにくい。
・カラーリングの液剤が染み込みにくい。
・油性成分なので髪の毛にべたつき感がでる。
・油性成分が地肌に刺激を与えることがある。

シリコンのデメリット確かにあります。シリコンが良くないという説が出た時に最初に挙がったデメリットは、「パーマやカラーの液が浸透しにくい」でした。

髪の毛がコーティングされるということから、「毛穴が詰まる」というデメリットも出ましたがこれは派生で出た意見だったようです。実際に毛穴が詰まるという検証結果は存在しません。

シリコンは絶対に焼きたくない人のUVケア用品にも使われている、認められた化粧品成分。でもシリコン…実は色々誤解をされています。この後はシリコンの真実のお話です。

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シリコン…ホントはシリコーン? ナニが違うの??

シャンプーの成分シリコン、実は正式な名前は「シリコーン」です。呼び方の違いだけではありません。シリコンとシリコーンは全く違います。

◆シリコン
自然界に存在する物質のケイ素。半導体の原料。元素記号はSi。

◆シリコーン
化学的に作られた化合物。潤滑油やコーティング剤など使用範囲は多岐にわたる。

シャンプーの成分として注目が集まったのは本当はシリコーン。シャンプーや化粧品の成分として使われる時は「アモジメチコン」「ジメチコン」と表記されていることがほとんどです。

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正式名称シリコーン・成分名ジメチコンは水も油もはじくことができる超優れもの。髪の毛に使えば膜を作って指通りを良くします。

膜が出来ることで髪の毛の表面を守り保護する効果も期待できます。

シリコン(正しくはシリコーンですが便宜上シリコンで進行)はデメリットばかりではありません。直接肌に塗る化粧品にも使われます。シャンプーのシリコンにはメリットだってあるのです。

ノンシリコンシャンプーにはデメリットが無いの?

シリコンはデメリットしかない訳ではありません。でもいつの間にかドラッグストアでは「ノンシリコン」と表記されたシャンプーが棚を占拠。ノンシリコン以外を見つけるのが難しい位です。

でもノンシリコンシャンプーにもデメリットがあります。今お使いのノンシリコンシャンプーでこんなことを感じていませんか?

◆ノンシリコンシャンプーのデメリット
キシキシ感がある。
・髪の毛のパサつきが気になる。
・成分によっては地肌にトラブルが出る。
・膜が出来ないのでキューティクルが剥がれる心配がある。
・膜が無いのでドライヤーの熱から保護できない。

指通りの良さを作っていたシリコンを含まないのでキシキシ感が残ります。髪の毛の表面の膜でしっとりしていた髪にふんわり感が出ます。髪質によってはパサついているように感じることも。

シリコン(ジメチコン)の代わりの成分(ラウレス硫酸Na)は強い洗浄力があります。場合によってはかゆみなどが出ることがあります。シリコンが作ってくれていた膜には髪を守る役目もあったのですね。

シリコンとノンシリコン選ぶときはどうするとイイの?

もう一度シリコンが悪者になってしまった時のお話に戻ります。髪の毛のプロ、美容師さんの嘆きはコレでした。

『パーマやカラーの前にシリコンの入ったトリートメントを使うと薬剤が染み込みにくいから使わないで!』

シャンプーの文字は出てきません。悪者はシャンプーの後に使うトリートメントだったのです。手触りを良くする効果を出すために今でもトリートメントにはシリコンが使われています。

ノンシリコンシャンプーを使ってもどこかでシリコンを使っているのが現状。そしてすっかり慣れた指通りの感触が無いとどころか物足りないのは否めません。

キシキシ感の無いノンシリコンシャンプーは美容院などで買えるサロン系の製品に多いようです。私も一度サンプルをもらって使いました。

シリコンの代わりにアミノ酸系成分(ココイルグルタミン酸TEA)を使っていました。新生児の全身シャンプーにも使える優しい成分はきしみも軽減してくれます。

お値段が高いのが難点ですがノンシリコンシャンプーはシャンプー選びも大切なポイント。

最後にノンシリコンシャンプーを使い続けるメリットをご紹介します。

シリコンの膜が無くなることで本来の髪質が徐々に戻ります。時間はかかりますが今まで知らなかった自分の本当の髪の毛との出会いが待っている…そうです。

お気に入りのノンシリコンシャンプーでぜひ挑戦して、風になびく髪を実現させてくださいね。

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