四角豆の時期はいつ? 丸くない不思議な名前で花が咲く!? 炒め物にも使えるの??

四角豆、「シカクマメ」とシンプルにそのまま読んで大丈夫です。大豆やグリーンピースにひよこ豆、お豆の形は「丸」をイメージする場合が多いでしょう。

「豆」がつく植物は食材になるものが多くあります。ストレートに名前に「四角」を使った豆はまずフォルムだってイメージできません。サヤを食べる豆もありますね。

けれどスナップエンドウやインゲン豆は四角とは形容できないでしょう。ますます謎が深まりますね。

形や豆という言葉に気を取られているのはもったいないかもしれません。ますは時期からチェックします、四角豆。賞賛できる別名もある存在を調べてみました。

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四角豆の時期はいつなの? 本当にその形なの??

四角豆の時期。四角豆が美味しく食べられる時期はいつなのでしょうか。本当なら丸い形が多いはずの豆ですが四角と名乗っている四角豆。

たんぱく質でバランス良く♪ 参考になります

四角豆の美味しい時期についてはこのような答えになります。

四角豆の時期は主に「9月~10月」です。

四角豆の収穫が始まるのは早いところでは7月頃、その後11月辺りまで続きます。

収穫量が増えるのは秋に入る9月なので店頭に出回る量も多くなります。

地方野菜や伝統野菜を多く扱うお店でパックに入った四角豆が並んでいるのをしっかりと目にしました。

決してメジャーではないけれどキュートなフォルムにくぎ付けです。この後はあまり知られていない四角豆に迫りたいと思います。

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どのグループに属している? どこかに仲間はいるの??

四角豆が出回るのは主に夏が終わった頃からでした。まだ暑さが残っているけれど日の入りの時間が徐々に早くなる時期とほぼ同じです。

あまり耳慣れない名前の四角豆、どのようなグループの仲間なのでしょうか。四角豆を植物的に見てみましょう。

    ◆四角豆

  • マメ科シカクマメ属シカクマメ種
  • やや気温が高い気候を好む
  • 食べるのはサヤ

マメ科という巨大なグループには大豆やいんげん豆も属しています。それぞれまたカテゴリーが分かれますが、四角豆はその中でも独立した種です。

仲間はなく「シカクマメ」だけが単独で属しているのです。

故郷は東南アジアのインドネシアなどの亜熱帯より気温が高めの地域です。霜が降りる低温の地域は栽培には向かないようです。

四角豆とありますが食べる部分は豆ではありません。

ツルにできたサヤを収穫して食用にします。

中に実った豆が四角いのではなくサヤを輪切りにした断面が四角に見えることから名前がついたようです。

カットしたらヒッソリと鎮座した豆よりもそれを包む四角の印象が強かったと想像します。

ナニか期待はできるの? やっぱり比べてみる??

豆の仲間だけれど四角豆はサヤを食べる豆です。しかも豆なのにカットすると「□」に見えてしまう不思議ちゃんな一面も持ち合わせています。

豆ではなく主にサヤを食べる豆はほかにもあります。メジャーな仲間と栄養を比べてみたいと思います。

比較相手には地味だけれど今も欠かせないさやえんどうと今や主役級グリーンを担当するスナップエンドウを選びました。

★★★ 四角豆
生/100g
さやえんどう
生/100g
スナップエンドウ
生/100g
カロリー 19kcal 38kcal 47kcal
β-カロテン 430μg 560μg 400μg
ビタミンC 16mg 60mg 43mg
カルシウム 80mg 35mg 32mg

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

サヤを食べるたけじゃない♪ 差し色にも貢献しているさやえんどうは今も健在なの? こちらを今すぐチェック

四角豆は1個が訳10g・さやえんどうは1個が約g・スナップエンドウは1個が約5gです。参考にしてください。

豆ではなく外側のサヤを食べる場合は栄養的には野菜に分類されます。3つの中でシンプルに「豆」を名乗っていますが四角豆も野菜になるのです。

サヤを食べる3つの豆のうちで四角豆のカロリーは低めです。

表にあるのは100gのカロリーなので四角豆を10個食べても19kcal、これはキャベツ100g・23kcalよりも低カロリー。

カロリーに気を付けている時でも安心してレシピに取り入れられますね。

β-カロテンは緑黄色野菜の基準である100gあたり600μgを下回っているのでカテゴリーとしては淡色野菜になります。

残念ながら3つの中ではビタミンCの含有量は最下位でした。

単品ではなく色々な野菜と組み合わせて食べるレシピをおススメします。

栄養成分の中でも想像以上の含有量があるのがカルシウムです。

骨を健やかに保つ効果は乳製品や小魚だけではなく野菜に含まれているカルシウムにも期待できます。

四角豆は茶色いおかずの差し色やサラダを彩りよく仕上げるだけではなく、不足しがちなミネラルの補給にも貢献してくれるでしょう。

違う風景が浮かぶ? もう一つのなまえと役割は??

夏と秋の狭間を埋めてくれる四角豆。低めのカロリーなので天ぷらやかき揚げにも安心して使えます。ハムなどのたんぱく質とのコラボで炒めればお弁当のおかずにもなりますね。

メジャーではない四角豆ですが別の名前を持っています。四角豆は「うりずん豆」とも呼ばれます。

うりずんは現在の暦では2月終わり頃から4月までの時期に付けられた沖縄で使われる季節の名前です。

うりずんの時期に四角豆の栽培をスタートするので四角豆をうりずん豆とも呼ぶのです。

そしてマメ科の植物ですからツルが伸びて育ちます。

グリーンカーテンにもなってくれるのです。7月下旬にはまるでスイトピーのようなペールトーンの青紫の花が見られます。

食べるだけではなく旅気分も味わえる四角豆。グリーンカーテンにすればもちろん収穫も可能です。新しいエコなグリーン食材、ぜひ手にしてみてくださいね。

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