枝豆のカロリーが高いのはホント? 食べすぎは危険?? もう1つ要注意!?

枝豆は季節に関係なく見かけることが多いのですが、旬はやっぱり夏。枝に付いたままのダイナミックな枝豆や、産地の方が丁寧に詰めたネットに入った枝豆が店頭に並びます。

話は少しそれますが枝豆は俳句では秋の季語。お月見の時にお供え物にすることからこの季節が選ばれたようです。守備範囲の広さも枝豆の人気の秘密かもしれません。

メニューの先頭に載っているから「とりあえずビール」ついでに「とりあえず枝豆」なんて注文をしてませんか?

食べやすくて美味しくて栄養もあるから食べ過ぎても平気と思い込みがちな食材。でもカロリーが高いという噂のある枝豆。後悔するよりも正しく知ってから食べましょう。

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枝豆のカロリーは? 高い??野菜だよね!?

枝豆のカロリーが高い…らしい。枝豆はカロリーが高いから要注意? 身体にイイと思って食べていたのに気になる噂が耳に入ってきました。枝豆のカロリーの実態を調べてみます。

そこをカットすると枝豆の格が上がります♪

◆さやから出した枝豆のカロリー
100g133kcal前後(枝豆の種類によっても変化します)
※参考までに白米100gは約170kcal(コンビニで見かけるサイズのおにぎりが約100g)。

これだけ見れば決して高カロリーではありません。でも取り出した枝豆100gというのはイメージしにくいですね。こんな数字もあります。

◆1さやの豆部分は約3kcal
133÷3=44.3333… ということで44さやを食べても約133kcal。

ゆでた枝豆がそのまま手軽に食べられるパックタイプもあります。1例ですがさやを含んだ内容量は115g。枝豆は内容量の半分がさやの重さ。

枝豆部分は約58gで約78kcal。参考までに26さや入っていました。このお手軽パック1つなら枝豆のカロリーが高いというのは濡れ衣と言えますね。

でも残念ながら枝豆の「高カロリー説」の可能性は0ではありません。枝豆を高カロリーにしない、そしてやっぱり食べないのはもったいない栄養素の話はまだまだ続きます。

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枝豆のカロリーを上げない対策は?

ズラッと並んだおつまみメニューを見て、枝豆がまず目に入るのは仕方がないかも。野菜だけどたんぱく質も摂れるから頼む人が多めなのも納得です。

でも身体にイイからを過信して食べる量が増えがちな食材。お箸を使わず食べることができるのも落とし穴です。簡単そうでできないこれをまず気を付けましょう。

分量を決めて食べる。

食べ過ぎないためには分量を意識することが重要。先ほども例に出したパックのゆでた枝豆が1回分の目安となりそうです。1回に25さや前後に収めれば食べ過ぎにはなりません。

もう1つ気を付けたい点は味です。塩分が多めの枝豆は飲み物の分量が増えがち。これに注意です。

塩ゆでしてある枝豆に塩をふらない。

枝豆をゆでる時には塩を使います。味はすでについています。ちょうどよい塩加減で枝豆を食べることで飲み過ぎを防ぎ、食べ物の全体量を減らすことにもつなげていきましょう。

エッ! その値も高いのはホント? 要注意!?

食べ過ぎや食べ方に気を付ければ大丈夫な枝豆にチョット安心しました。でも気を抜くと食べ過ぎているのが枝豆。実はもう1つ知っておいて欲しいことがあります。

プリン体の量が決して少なくない。100g中:47.9mg ちなみにフランクフルトソーセージは49.8mg。

野菜だからプリン体は関係ないと思いますが同時に発芽パワーを持つ豆です。野菜といえどもプリン体はしっかりと含まれています。

100g中50mgの食品はプリン体が極めて少ない食材に分類されますが、これも食べ過ぎないことが大前提です。

枝豆に合うビールもお酒の中ではプリン体が多めのアルコール。注文したメニューにアジの干物があればこれだけでプリン体が200mg越え。

参考までにさつま揚げなら100g中プリン体は21.4mg。同じ魚でも工程に水を使うモノはプリン体の量を減らせます。

枝豆の分量に気を付けることは、カロリーだけではなく、プリン体の摂取にも良い結果が出せることを覚えておきましょう。

それでも食べたい枝豆の栄養成分を確認!

夏が旬の枝豆。ネガティブな情報ばかりをお伝えしましたが最後は枝豆が持つ「食べる価値ある栄養成分」をご紹介します。豆類でも乾燥前のフレッシュな緑に含まれている栄養素はコレ!

◆ビタミンC
乾いた状態の大豆にはビタミンCは含まれていません。枝豆なら100gに含まれるビタミンCは15mg。

レモン1個を搾った果汁には22.5mgのビタミンCが含まれています。枝豆とレモンサワーのビタミンC補給は鉄壁かも。

◆オルニチン
しじみが持っている成分として有名ですね。新陳代謝に欠かせない成分は肌細胞にも良い影響を与えるので美肌効果が期待できます。

肝臓にある老廃物を分解する働きがあることから、二日酔いを防止する効果も。お酒と枝豆のコラボにはやはり意味がありました。

◆カリウム
体内の余計な塩分を排出する働きがあります。水分を正常に保つ働きもあるのでむくみを防ぎます。

汗をかく場面が多い夏に体内から失われる成分は「水分・塩分・カリウム」の3つ。

夏が旬の枝豆は夏バテを予防する効果もあります。

枝豆はβカロテンの含有量から緑黄色野菜の仲間。野菜としての有効成分と同時に植物性たんぱく質も含む優秀な食材です。

あまりにも当たり前すぎて枝豆本来の良さを少し見失っているかもしれません。優れた食材も食べ過ぎはせっかくの効果もマイナス点に…。

アルコール飲み放題のお店で枝豆食べ放題に遭遇したことがあります。元を取るつもりで枝豆を食べてしまうのは逆効果。

カロリーやプリン体そして栄養成分を忘れずに「食べ過ぎない枝豆」で夏を乗り切りましょう。

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