雨水の意味は? 雨と水が呼ぶ季節は幸せも運ぶ!? お雛様を飾る日ってホント??

雨水。雨と水についての環境対策の話…、雨水なら新しい機能が付いた傘のお話…、残念ながらどちらも違います。それならば雨水はなんて読むの? それも後ほどのお楽しみにしたいと思います。

雨水という文字からはもしかしても雨が降る季節のお話と思う方もいるかもしれません。雨の多い日本の風土に似合う漢字が2つ並んでいますよね。

日々の暮らしの中では、雨と水の2つの文字を目にする機会は度々あります。2つの漢字が重なる単語はメンタルも潤わせてくれそう。

季節の移り変わりをいつも細かく見て感じているから出来た季節なのでしょう。簡単な2つの漢字だけれど、意味は? 雨水の正しい読み方は? この日にするとイイことがあることはナンでしょう。

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雨水の意味は? 読み方は? 季節に関係あるの??

雨水の意味。漢字だけでは判断できない雨水。雨水の意味を知ると、季節の移り変わりを大切にする丁寧な暮らしが実現可能です。雨水の意味と読みはコレ。

春は名のみの~♪思わず口ずさみます

◆雨水(うすい)とは?
2月19日頃の季節の名前です。(2019年は2月19日) 雨水は降る雪が雨に変り、積もった雪が水になる季節。

雨も水も訓読みではなく音読みを2つ重ね「雨水(うすい)」と読みます。

閏年の調整などで日にちは一定ではありません。2020年は2月19日。2021年は2月18日。2022~2024年は2月19日。

2月3日の節分が終わると新しい年が始まる日、立春が来ます。その日から15日間も立春と呼びます。

立春の期間が終わった2月19日から雨水が始まります。この後の15日間が雨水の期間。

雨水の日は国立天文台が太陽黄経(地球から見た太陽の通り道)で決めています。330度の日が雨水、その後の春分で太陽黄経は基準点の0度に戻ります。

前日にナニかを食べるイベントもありません。名前だけの春の立春を約半月過ぎた「雨水」の認知度は低いかも。でも知っているととてもイイことがあります。この後はそのお話です。

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日々の営みにも重要な季節の名前!

2月も中旬を過ぎ19日頃になると春を感じられる日が増えてきます。2月は光の春とも呼ばれますね。

降る雪が雨に変り積もった雪が水になる季節は、凍り付いた大地の作業がしやすくなる時期。

農業を営む人々が、本格的な農作業の準備に取り掛かる目安にもなっています。

現実的には関東地方などで、立春以降に大雪が降ることも多々あります。春一番は立春から春分の間に吹く強い南風。当日は気温が上がりますが、次からはまた冬に戻る気温差の大きい日が続きます。

季節の変わり目の雨水は天気の予報も難しく、色々に注意することが多い時期でもあるのですね。

それでも季節の移り変わりを見逃さない人たちが言い伝えてきた雨水には、もうすぐ来る春への期待が込められています。雨水の日を待ちかねている方も大勢いますよね。

雨水の日に飾ると○○になれるの?!

雨水が始まるのは2月19日辺り。それから15日間が雨水ですがその間にとても大切な行事の日あります。

いつもよりバタバタと終わりがちな2月ですが、3月に入ってからすぐに桃の節句・雛祭りがありますね。

雨水に入った日に雛人形を飾ると、良いご縁に恵まれるという説があります。

「やっと来たー! 雨水だからお雛様出せる~」「雨水! お雛様飾らなきゃ」といったつぶやきが飛び交ったのを確認しましたよ。

スーパーに行ったら雛あられの売り場に「今日は雨水」とポップが張り出されたのも目にしました。その日はまだ春には程遠い気温でしたが、心の温度は上がりました。

良縁アイテムは食べ物にも! はまぐりは外せない??

「雨水の日に雛人形を飾ると良縁と巡り会える」、この説は日本の神話から生まれました。

日本書紀に出てくる水の神「罔象女神(みつはのめのかみ)」を崇拝したことが始まりです。罔象女神の誕生ヒストリーから。

  • 水神誕生秘話
  • 伊弉諾尊(いざなぎのみこと):日本国を作ったと言われる神

    2人の子供を残して命を終える。

    2人の子供は土と水の神なる

    水の神:罔象女(みつはひめ)
    土の神:埴山姫(はにやまひめ)

    罔象女は罔象女神(みつはのめのかみ)として崇められ今でも各地で水神として祀られている

大安がイイと聞いたけど…雛人形を飾る時期♪ホントはいつ?

水は生命の根源に欠かせないアイテム。水が無ければ全ての生物は生きて行かれません。そのことから水は命を生み出す源(母)と考えられています。

雪が水に変り凍った大地から水が流れる様子は、新しい命を生み出すように感じられます。子孫繁栄にも結び付く良い出会いに恵まれる予感がします。

女子の健やかな成長を願うと共にその先の幸せも願う雛祭り。お雛様を飾るのに相応しい日の1つに雨水が挙げられます。

雨水に食べるとイイものは何があるの?

季節の変わり目の雨水、冬の感染症もまだまだ油断が出来ない時ですが、この時期に旬を迎える食材を確認してみましょう。

◆芹(せり)
七草がゆでも食べますが、本来の旬は2月~4月。鍋の食材としてもおススメです。ビタミンCが豊富な緑黄色野菜。独特の香りはオイゲノール、気持ちを穏やかにする効果を持っています。

◆蛤(はまぐり)
雛祭りの食卓を飾る蛤は2月~4月に旬を迎えます。鉄分を多く含む二枚貝。血液を作る時に必要なビタミンB12も含んでいるので、女子には欠かせない食材です。

◆国産キウイ
ニュージーランドだけではなく、国内でもキウイは栽培されています。国内産キウイの旬は12月~4月。栄養価は輸入品と同じ、ビタミンCやミネラルを豊富に含んでいます。

愛媛・和歌山・福岡などが主な産地。安定した甘味がある国産キウイぜひ食べてみて下さい。

3つとも感染症や日々の身体のメンテナンスに必要な栄養素を持っています。

雨水が終わって3月も中旬を迎えると、行事や新年度に向けた準備で忙しくなる時期が来ます。雨水はその前のエネルギー補給と、心の潤いの水分補給が出来る時になりそうです。

寒さが残るこの時期、透明な水が流れるイメージでスムーズに乗り切りましょう。

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