岩塩の種類と使い方は? 山の名前とカラー?? BBQにもオブジェにもなるってホント?!

岩塩は日常で行くスーパーでも見かけますね。塩のコーナーに何種類かの岩塩が並んでいるのを見かけます。岩塩という漢字から硬くて近寄りがたいイメージも受けたりするのですが…。

でも岩塩の商品名は地球規模だったり、旅情を誘われたりするものが多いのも特徴。遠い国からはるばる我が家の近所のスーパーに来てくれたことに感謝です。

人間が命をつなぐためには塩は欠かせません。周囲を海に囲まれている日本でも塩を手に入れるための逸話は今でも耳にします。

選ぶための基準はナニかあるのでしょうか。次に訪れたい地名で選ぶのもアリ? と思うほど種類がある岩塩。使い方にも迷います。手にするだけでエキゾチック気分になれる世界を調べました。

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岩塩の種類と使い方は? 多すぎる広すぎるその世界!

岩塩の種類と使い方。岩塩には沢山の種類があります。あわせて使い方に疑問がわきますね。豊富な岩塩の種類と使い方は一言では表せません。

ここではまず調味料としての塩。その中の1つ「岩塩」をご紹介します。岩塩とはこのような塩です。

◆岩塩とは?
太古の昔に(約5億年~200万年前)海だったところが地殻の変動で閉じ込められる。

海水の水分が無くなり塩分が結晶化。

残った塩が層になり掘って取り出したものが「岩塩」。

岩塩は地球の歴史を物語る塩ですね。主な産地は北米・欧州・パキスタン。地球で使う塩の60%は岩塩です。海の塩より大地から採れる塩が一般的という地域もあります。

残念ながら日本で岩塩は採れません。地面を掘って出てくるのは温泉です。

スーパーなどで見る岩塩はすべて輸入品になります。売り場ではコーナーもある岩塩。この後は代表的な種類と使い方をご紹介します。

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アルプスが育んだ白い岩塩は?

海水で作った塩との大きな違いは岩塩には「色」があるという点ですね。まずは塩といえばこのカラー。白い岩塩からご紹介します。産地はドイツ・アルプス地方です。

青空と白い山々が描かれたパッケージの「アルペンザルツ」は塩売り場でよく見かけます。参考価格は250g/470円。

海水からできた塩の食塩相当量は100g中90g前後ですがアルペンザルツは70g台。塩味はまろやか系です。粒は細かくなっているので使い勝手の良い岩塩。

ミルの必要が無いのでまず「岩塩」を使ってみたいというデビューにおススメです。

使い方は普段の塩と同じです。野菜をゆでる・おにぎり・炒め物など塩が必要なレシピすべてに活躍してくれます。

ヒマラヤでピンク色になった岩塩は?

もしかして「岩塩=ピンクの塩」の図式が出来上がっていませんか。岩塩の種類の1つとしてこのピンク色があります。でもどうしてピンクになるのかが不思議ですね。その理由はコレ。

岩塩に含まれている鉄分で塩がピンク色に見えます。

ピンクの岩塩を使うと鉄分が摂れると期待しちゃいます。でも残念ながら体内には吸収されない鉄(酸化鉄)なので鉄分補給にはなりません。

ピンクの岩塩の代表にはパキスタンのヒマラヤ地方で採れたものがありますね。その他南米のボリビアでもピンクの岩塩が採取されています。

種類が多いピンクの岩塩の価格は100g/200円~400円と幅があります。ピンクの岩塩は基本ミルで細かくして使用。ミルに入った岩塩もあるので試してみたい時はこちらがおススメです。

食塩相当量は海水から作る塩と同じ100g中95g前後のものがほとんど。塩味は強めです。岩塩層から掘り出した塩は混ざり物の少ないストレートな「しょっぱい」が特徴です。

焼いただけの赤身の牛肉や野菜が本来持つ味を引き立てます。

繊細な和食よりBBQなどのダイナミックな料理に使えば岩塩のピンクが一段とキレイに見えるでしょう。

調味料以外の使い方はナニかあるの?

塩味のために使う岩塩。基本の調味料ですがそれ以外の使い方もあります。それは入浴剤、「バスソルト」ですね。岩塩のバスソルトの効果は産地で変わります。

ヒマラヤのピンクソルトは肌をしっとりさせてくれる効果があるようです。

一般的に調味料の岩塩をバスソルトに使っても大丈夫といわれていますが注意点もあります。例えば岩塩の色がバスタブに残ってしまう可能性はゼロではありません。

バスソルトに使う時は入浴剤として使う場合の注意点が書かれています。調理用にはバスソルトとしての使い方が載っていません。

安心安全に使うためには「調味料」「入浴用」と目的にかなったものを購入することをおススメします。

濃い目のパープルの岩塩に隠されたものは?

最後にご紹介する岩塩種類は紫です。淡い紫ではなく黒に近い濃く深い紫。この色の岩塩の特徴に匂いがあります。どんな匂いというかとそれは「硫黄」。箱根の温泉卵の匂いですね。

高い温度で焼かれたことでこの匂いがする岩塩が生まれました。マグマの熱いパワーが授けられた希少な岩塩です。主な産地はヒマラヤとインドの山岳地帯です。

100gの食塩相当量は約97g。硫黄の匂いを伴う個性的な塩味です。フツーにゆでた卵に使えば黒たまごに変身します。クセある塩は海老・カニのシーフードに使ってみてください。

硫黄と甲殻類が持つ特有の匂いがケンカすることなくそれぞれを引き立て合います。

今回は「白・ピンク・紫」3種類の岩塩をご紹介しました。そして使い方ですがもう1つ「インテリア」がありました。

地球からのオシャレなギフトがランプやオブジェになります。非日常の世界を見せてくれる岩塩を部屋に飾ると癒されますね。

海からの塩と山からの塩。今では両方とも手軽に手に入る日本は恵まれた地域です。地球規模の感謝の気持ちを忘れずにこれからも沢山の「塩味」を愛したいと思います。

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