ほおずきに種類があるの? 観るだけじゃもったいない?? もう1つのカテゴリーってナニ?!

ほおずき。漢字で書くと鬼灯や鬼燈になります。お盆に供える植物として欠かせない存在です。「鬼」や「あかり」の文字であらわされるほおずき。怪しさも感じるというのは刷り込み現象でしょうか。

お供えに使うほおずきは基本外も中も赤いものがほとんどですが燃えるような色と形は冥界とのつながりも見えるようです。お供えや供養に選ばれるののはフォルムも理由の1つですね。

ほおずきにはもう1つ漢字表記があります。それは酸漿、鬼も灯も関係ないけれど「酸」が使われます。

いつもお供え用にお花屋さんへ買いに行っていたけれど実はそれだけではないようです。種類があるの? ほおずきに。不思議なフォルムが持っている秘密に迫りましょう。

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ほおずきに種類があるの? 見かけるのは1つだよね??

ほおずきに種類がある。ほおずきがお花屋さんやスーパーの店頭に並ぶのはやはりお盆に合わせてです。お供えのイメージが強いほおずき。

種から育てるほおずき♪ 収穫が楽しみです

種類があってもあまり関係がないようにも思えます。ほおずきの種類についての答えをまずはご紹介します。

ほおずきには種類があります。

お盆の供養やお供えのために購入するケースがほとんどのほおずきにも種類があるのです。

普段は店頭に並ぶほおずきを迷いなく購入していましたが、種類があると耳にするとどのようなほおずきがあるのかを知りたくなりますね。

このあとは種類もあり用途もあるほおずきについてご紹介します。

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和のイメージだけど? 思い込みなの??

ほおずきを購入する季節は主に夏、それもお盆という限定された期間に合わせて購入するイメージがあります。その場合は選ぶ余地なく店頭にあるほおずき一択です。

ほかにはほおずき市で購入するというケースもあり得ます。これは供養でもあり涼を求める意味もあるでしょう。

自然が育んだ実りを味わいましょう♪ 短い貴重な旬はいつ? 桑の実のお話はこちらで

夏には欠かせないほおずきですが代表的な種類をご紹介します。

丹波ほおずき
1mほどに育ち大きな実をつける代表的品種

三寸ほおずき
高さは20cmほどなので鉢植えにむく品種

ほおずき市やお盆の供花になるほおずきは飾る花のカテゴリーは和花ですね。そのためにオリエンタルなイメージを持っていました。

原産は東アジアですがアメリカ大陸からユーラシア大陸でも生育しているワールドワイドな植物です。

思い込んでいただけのようですがアジア限定ではありませんでした。そして灯りや提灯のようなフォルムはカテゴリー不明な雰囲気もありましたがほおずきはこのグループに属しています。

ナス科ホオズキ属

ナスはもちろん夏野菜の茄子です。それに合わせるように観る専門と思っていたほおずきは観賞用だけではなく食用のほおずきもあるのです。

次は食用のほおずきについてご紹介します。

見た目も違うの? かわいい系ってホント??

海外でも生育があり、グループはあの紫の茄子と同じのほおずき。これまでのイメージとは違うイメージを複数持っていたようです。

観る・飾る・供えるだけではないほおずき、食べられるほおずきの種類をご紹介します。

オレンジチェリー
ストロベリートマト

特に名前が可愛い2つの種類を挙げました。実のサイズは2cm前後なので小ぶりなミニトマトといえるでしょう。

ほおずきの特徴でもある実を包む袋状の部分はガクが成長したもの。

ガクが袋状になる植物、他にはハートマークの種が愛らしいふうせんかずらがありますね。

ただし食用のほおずきはこの袋部分がドライな状態になっているので食用にするのは中の実だけです。

この後は食用ほおずきの味と購入方法についてご紹介します。

果物なの野菜なの? 注意点もあるの??

茄子の仲間だけれど見た目はフルーツ系、そして名前も可愛いほおずきですがカテゴリーは野菜です。

けれど味を言葉にすると南国フルーツに近い風味・酸味があると形容されます。ほおずきのもう1つの漢字「酸漿」は味からきているのでしょうか。

実をそのまま食べることも可能ですが、ジャムもおススメです。注意点も挙げておきます。

観賞用のほおずきは口にすると毒になる成分が含まれている心配があるので絶対に食べないでください。

ほおずきを食べる場合は「食用」と明記してあるものを必ず選んでくださいね。唯一の風味と見た目の可愛さで食用のほおずきを栽培している地域が増えています。

食べられるほおずきの販売時期は7月~10月ごろ、その中でピークは8月です。

全国各地で栽培をしているのでネットでも購入可能です。流通する期間は長くないのでこまめにチェックしてください。

残念ながら食用のほおずきの栄養について公的な数値がありませんがβ-カロテンは緑黄色野菜の基準を軽くクリアしているという情報もあります。

ご供養と観賞が目的と思っていたほおずき、食べないのはもったいない存在なのがわかりました。

真夏に参戦するニューフェイス野菜、ぜひ手に入れてくださいね。

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