ムベの実がなる時期はいつ? 刹那ともいえる自然体の稔りはどこにあるの??

ムベ。今回はムベのお話です。ムベと耳にしただけではもしかして古文に関することと思っていませんか。確かに辞書にも参考書にもムベは出てきますがそれではありません。

今回のムベはカテゴリーとしては果物図鑑に載っています。細かいグループ分けはまた後でご紹介します。実の名前は何となく知っていても私も詳細については知りませんでした。

名前と響きは頭の片隅に残る2文字です。メジャーな存在ではないけれど知る価値はもちろんありますね。

出会いのチャンスはあるのでしょうか。架空の果物ではありません。歴史の中で外せない存在のようです。実の時期はいつなの? ムベの正体を探ってみましょう。

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ムベの実の時期はいつ? さわやかに実るの??

ムベの実の時期はいつなのでしょうか。ムベというあまりメジャーではない実がみられるのはどの季節なのでしょうか。ムベの実を手にできる時期はこの季節です。

ムベの実♪たわわに実りました

ムベの実は10月半ばから11月半ばに熟します。

ピークの時期は約1ヶ月の超短期

そして秋真っ盛りにムベの実を手にすることができるのです。

実りの季節といわれる秋にムベは収穫に合わせて食べごろの時期も迎えます。

ところでムベと目にしてフォルムをイメージすることはできますか。合わせて味も気になるところですね。次はムベのプロフィールを確認したいと思います。

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秋に手にできる実? カテゴリーはどれ??

栗にどんぐり、柿にリンゴと次々に実りの情報が届く同じ季節に時期を迎えるムベ。これまでに分かったのは「実」をつける植物であることです。

それではどのようなグループに属する植物なのでしょうか。ムベのプロフィールを確認しましょう。

    ◆ムベ

  • アケビ科ムベ属
  • 南関東から台湾に自生
  • 実は楕円形

ムベはアケビの仲間です。

ツルが伸びて育つ植物なので、グリーンカーテンに使えます。他には実も愛でられる盆栽仕立てにもよく使われます。

アケビは東北地方でも生育しますがムベは寒さに弱いので環境に適さない場合もあります。地域によっては温度管理に気を付ける必要があるようです。

花は4月~5月に白い花を咲かせます。その後実が収穫できるのが先ほども載せましたが10月半ば以降です。

実のサイズは5cm~8cm、表皮はツルんとしていて色は緑から紫に変化。色は違いますがリンゴが楕円形になっているようにも見えます。

アケビの実との違いは弾けないで、楕円の形をそのまま保つところにあります。

明るめ紫のムベの実。次はその実にもっと迫りたいと思います。

おいしく食べられる? 歴史にも出てくるの??

ムベの実の時期や植物的なグループが判明しました。食用として栽培をしている地域もあるムベですが味はどうなのでしょうか。

ムベの味の特徴はほのかな素朴な甘みです。

同じ仲間のアケビには栽培品種がありますがムベは基本改良をしない自生の品種を育てています。

ムベは歴史の中にも登場します。行動力があり守備範囲も広く高い能力を持つ天智天皇は狩りに出かけた先で長寿の夫婦に出会いました。

ヘルシーに暮らす秘訣をたずねると「ムベ」を食べていると返答が返ってきたのです。そしてその場でムベを天皇に差し出したのです。

味も含めてすべてが気に入った天皇へ毎年ムベが献上されるようになりました。

名前を知っている果物には親近感を覚えます♪花梨の収穫っていつなの? 似ているあの実の正体も!?

残念ながらムベの栄養価の公的数値はありませんがムベの可食部分は皮と種の間にあるゼリー状の箇所です。

自然が作り出す得も言われぬ食感とこれまでにはない甘みが政権を司る激務の癒しにもなったと想像します。

似ている実との関係は? どこで手に入る??

ムベはアケビ科に属していますが科の名前になっているアケビの実とはあまり似ていません。アケビは弾けた皮の隙間からすくって食べられます。ムベを食べるならカットをする必要があります。

ムベを輪切りにするとゼリー状の部分が現れます。その時の断面はパッションフルーツによく似ています。パッションフルーツも中身をすくって食べますね。

残念ながらパッションフルーツはトケイソウ科に属しているのでムベとは関係がありません。

ムベはあくまでアケビの仲間です。そしてムベを手に入れたい場合はどうするとイイのでしょうか。

天皇と元気シルバーとの触れ合いが伝わる滋賀県でムベを今も育てている地域があります。ネットで購入可能なので検索してみてください。

天候によって実の時期が変化する場合もあるので早めのリサーチをおススメします。

手をかけて育ったムベの重さは100gを超えるので食べ応えもあるでしょう。1個の値段は200円以上が目安となるようです。

見た目を良くして甘みを増すことが果物栽培の使命となっている現在ですがムベはそれとは無縁、昔からの実を育てています。

背負った歴史そのままのムベをぜひ手にしてください。の深まりをより一層感じることができるでしょう。

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