コラーゲンは食べ物から吸収できる? 効果は期待できないの?? 上がる食べ方って?!
コラーゲンたっぷりの食べ物でお肌はプルプル。食べた瞬間に頬に手を当てて自慢げに微笑む様子を見ていると、明日は私も! と誰もが思いたくなりますね。
でも最近になってコラーゲンを食べたから直ぐにお肌の調子が右肩上がりになることは無い…。こんな残念な情報が流れてきました。せっかくコラーゲンを食べて気分も上げようとしたのに。
でも肌を作る大切な成分であることは間違いないはずです。だから口から入ればナニかが期待できると思っていました。
美味しいのならそれだけでも十分だけど、やはりナニか効果を望んでしまいます。食べ物から吸収は出来ないの? コラーゲン。意味が無いなんて残念過ぎるけど…真実は?
コラーゲンを食べれば吸収できるの? コラーゲンは何処へ??
コラーゲンを食べれば体内で吸収されて肌対策はこれで万全! と思っていたりしませんか? コラーゲンを食べれば期待通りに吸収はしてくれるのでしょうか…
コラーゲンに大切なものを解説♪
残念ながらコラーゲンを食べてもそのまま吸収はされません。
コラーゲンは手羽先や牛すじそしてフカヒレなどに多く含まれています。これらはたんぱく質に分類される食べ物。
口から食べれば必ず消化されますね。コラーゲンは消化によってアミノ酸に分解されます。体内でたんぱく質を作る重要な原料となるのです。
少し奮発してすっぽん料理を食べた次の日はお肌がプルプルしていた、という経験談を耳にします。これは気持ちの問題かもしれません。
「すっぽん→コラーゲン→肌」への効果はすでに刷り込み現象となりつつあります。みんなで楽しくすっぽん鍋を食べれば湯気で加湿効果も期待できますね。
そして何より大勢で楽しんだというテンションが気持ちも肌の状態も上げてくれるのでしょう。
でもコラーゲンを食べてもすべてがムダという訳では無いようです。次はそのお話を解説します。
コラーゲンは心強い味方? 期待してイイの??
コラーゲンと聞くと肌表面を支える真皮層を作る成分が1番に浮かびます。でもコラーゲンは肌だけに存在する物質ではありません。
骨や軟骨にもコラーゲンがいます。そして血管や内臓にもコラーゲンがいます。体重の17～18%がコラーゲンという調査結果もあるのでご自分のコラーゲンぜひ計算してみてください。
そして食べたコラーゲンは先ほども述べたように消化されてアミノ酸に変わります。消化されることによってできたアミノ酸にはコラーゲンからできる特有の成分が含まれていることが分かりました。
アミノ酸(ヒドロキシブロリン)は体内のコラーゲンの構造を守る。
コラーゲンを新しく作ることに効果は期待できませんが、肌などを体内から守ることにはある一定の効果が期待できるようですね。
この後はコラーゲンの効果的な食べ方をご紹介します。
期待ができるコラーゲンの食べ方は?
コラーゲンが含まれている食材にはうなぎや豚骨ラーメンのスープがあります。カロリーが高くて毎日食べるのはちょっと避けたい食材ですが…
コラーゲンを食べたときはこの栄養成分を一緒に摂取することを意識しましょう。
コラーゲンから出来たアミノ酸はビタミンCと一緒にコラーゲンの構造を守る。
コラーゲンの消化からできたアミノ酸だけでは効果は期待できません。すっぽんを食べるなら柑橘系のドリンクを選ぶ…という組み合わせに気を付ける必要があるのです。
でも肌や内臓はたまに食べるご褒美コラーゲンで守られる訳ではありません。
たんぱく質・ビタミン・炭水化物などバランスよく食べる生活が内臓や肌を元気に導きます。毎日のレシピで程よい量のコラーゲンも摂取できますね。
肌につけるコラーゲンの吸収は?
最後は肌につけるスキンケア用品と吸収について解説をします。コラーゲンを肌に直接塗ることで1番気になる箇所へコラーゲンを毎日注入している…こんな話も耳にします。
肌に塗るコラーゲンは肌の中のコラーゲンには吸収されない。
またもや残念な結果をお教えすることになってしまいました。でもどうしてコラーゲンの成分をスキンケアに使っているのでしょうか?それにはこんな理由があります。
スキンケア用品のコラーゲンは「保湿」を目的としている。
キレイな肌のポイントとなる「潤い」を保つためにコラーゲンが含まれているのです。乾燥した肌より水分がバランスよく保持された肌は柔らかくふっくら感も生まれます。
使い続けることで肌表面を守ることも期待ができるので、コラーゲンを塗る価値はアリと言えますね。
最後に注意点を1つ。コラーゲンの過剰摂取はアレルギーを起こす心配があります。
このことからもコラーゲンはそれだけではなく、様々なレシピから取り入れるのがベスト。身体とお肌のベストコンディションのためにもコラーゲンとの友好関係を続けていきましょう。
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