ヤーコンにはどのような栄養が? 見た目で判断は禁物?? あのお芋とは違うの?!

ヤーコン。耳にしたことはありますか、目にした記憶はありますか。何となく知っているような気もするのですが、ヤーコン、あまりメジャーな存在でないことは確かなようです。

注目されるのが決して重要であるわけではないでしょう。けれど地域や期間が限られていても知ってほしいヤーコン。ネットにはレシピがあがっています。食材の本にも載っています。

ナニかきっかけがあればいつもは手を出さない食材にも手が伸びると予想するのですがどうでしょう。

海外から入って来た食材は色々定着をしているようです。そして知りたいこともあるでしょう。それならば栄養は? ヤーコン。これまでと違う印象を受けるかもしれません。

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ヤーコンの栄養は? 入手の前に知りたいのは??

ヤーコンの栄養。ヤーコンにはどのような栄養があるのでしょうか。ヤーコンの栄養を知ることも大切ですが、まずはヤーコンがどのような植物なのかを知りたいと思います。

ヤーコンのおススメレシピ♪ 色どりもポイントです

ヤーコンのプロフィールをご紹介しましょう。

    ◆ヤーコン

  • キク科スマランス属
  • 故郷はアンデス高地
  • 秋ごろに開花

菊の花をトップとする一大グループにヤーコンは属しています。同じキク科の野菜はレタスや春菊がありますが、根菜代表のごぼうもキク科です。

様々な野菜の原産地となっている南米のアンデスをルーツとしています。じゃがいもやとうもろこしと故郷が一緒です。

花は直径4cmほどの小さな明るいイエロー、同じキク科のマーガレットやヒマワリの縮小版の可憐な花が咲きます。

日本に入ってきたのは50年ほど前ですが次第に栽培をする地域が増えて名前も知られるようになりました。

ヤーコンのプロフィールを確認した後は栄養をチェックしたいと思います。

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立ち位置はどこなの? 意外な数値に驚き??

ヤーコンの植物的カテゴリーや故郷、そして10月以降に花を咲かせるというプロフィールを知ったあとは栄養のお話に移ります。

比較相手には同じように土の中で育ついも類仲間の、じゃがいもとさつまいもを選びました。

★★★ ヤーコン
水煮/100g
じゃがいも
水煮/100g
さつまいも
蒸し/100g
カロリー 42kcal 71kcal 131kcal
炭水化物 9.9g 16.9g 31.9g
ビタミンC 2mg 18mg 29mg
食物繊維 1.2g 1.6g 2.3g

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

緑の葉とのつながりはあるの? 同じグループの植物ってホント? 春菊の美味しい時期のお話はこちらをチェック!

ヤーコンは1個が400g前後、じゃがいもは1個訳50g、さつまいもは1本約250g、ちなみに焼き芋1本もほぼ同じ重さです。参考にしてください。

ここではカロリーをまず見てみます。

ヤーコンのカロリーは他のお芋類と比較するとかなり低いといえるでしょう。

見た目はお芋っぽく栄養成分のカテゴリーも「でんぷん類・いも類」ですがカロリーを気にしている時も安心して食べられそうです。

炭水化物の含有量も少なめなので芋類ではなく野菜にカテゴライズされても不思議ではありません。

おせちなどに使うゆでた金時にんじん100gの炭水化物含有量は9.6gなので数値からもほとんど野菜といっても大げさではないようです。

ナニか効果は期待できるの? 思ったより少ないけれど??

栄養成分はじゃがいもやさつまいもと同じグループですがカロリーは低めなヤーコン。同時に炭水化物の含有量も根菜レベルであるのもわかりました。

そしてそのほかの栄養成分ですが特にナニか多く含まれているものはほぼありません。

野菜系に分類されるならビタミンCを期待したりしますがほぼ含まれていないような数値です。

ヤーコンの特徴といわれている食物繊維も決して多くはありません。ただヤーコンにはオリゴ糖を含んでいるといわれています。

整腸作用が期待できるでしょう。ヨーグルトではないけれどオリゴ糖を含んでいる根菜です。

おいしく食べられる時期は? 入手はどうする??

いも類だけれどお芋とみなしてしまうのはもったいないヤーコン。旬の時期はあるのでしょうか。ヤーコンは秋本番の10月ごろから冬に入った12月ごろ収穫をします。

収穫をしたあとに約1か月保存するとヤーコンの甘みが増します。

美味しいヤーコンが出回るのは11月から1月辺りを目安にしてください。

厳しい寒さや極度な高温は苦手なヤーコンですが気候や環境が合った地域での栽培が増えています。旬の時期には茨城や香川の名産品として売り出している町などがネットで販売しています。

ヤーコンは生でも食べられますが、じゃがいものようにフライドポテトにするのもおススメです。カロリーは低めなので罪悪感をおぼえずにサクサク食べられるでしょう。

大根や蕪に立ち位置を奪われがちですがヤーコンは冬のレシピに取り入れられる根菜の1つです。平凡なレシピからの脱出をサポートしてくれるのは間違いありません。

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