ターメリックってどんな味? 黄色の美味しさにはナニがある?? ウコンとは違うの!?

ターメリックを常備されていますか? 実は我が家に今ターメリックがありません。以前はターメリックを使ってカレーの時に、ターメリックライスなんかも作っていました。

最近は黒米を入れて炊いているせいか、色はこれ以上要らないかなと思ってターメリックをストックするのは中止。カレーそのものもルーを使う派なので、あえて必要を感じていませんでした。

でもやっぱり本格的にカレーを作るお家ならば、ターメリックは色付け以外にも必要な香辛料ですね。

キッチンにあるだけでオシャレ感と本格派モードも出せる気がします。もしかして、これは要らないと言われるのも心配です。味はある? ターメリックを使うメリット、やっぱりあると思います!

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ターメリックに味はある? 香りは??

ターメリックの味、ターメリックライスは食べていたので味は経験しています。ターメリックの味には分量が関係するのかもしれませんが…

ターメリックは最後の方で入れます♪

ターメリックの味を言葉にするとこんな感じ…まずは私の経験からこの答えになりました。

ターメリックに特にコレという味はありません。

お米3合にターメリック大さじ1以下なら、優しく美味しい黄色に仕上がります。この配合なら味もほぼ白米と同じ。分量によっては、土の中で育った植物の素朴な香りを微かに感じるかもしれません。

くせのある味や強い香りはしないので、残ったライスはお握りにもなりますよ。

黄色い色を付けることができる香辛料に「サフラン」があります。これはサフランの花のめしべから作ったもの。ターメリックとは全く別物です。

使うレシピも変わるので使い分けがポイントになりますね。

スパイスからカレーを作る時には必ずターメリックが載っています。色付け以外にも役割があるようですね。見た目だけでは分からない、深い味があるターメリックを調べてみましょう。

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ターメリックはどんな植物なの?

ターメリックはショウガ科の植物。その中で細かく分類されて「ウコン」に属しています。一口にウコンと言っても種類は約50ほど。

英語で「Turmeric(ターメリック)」と呼ばれるのは「秋ウコン」。夏から秋の初めに白い花が咲きます。

良く知られているウコンには春ウコンがありますが、こちらは春の終わりに濃いめピンクの花が咲きます。

春ウコンは医薬品の原料として認可されていませんが、秋ウコンは生薬として認められています。春ウコンは民間療法として使われています。

秋ウコン・ターメリックの成分に「クルクミン」がありますね。春ウコンと秋ウコンの違いはクルクミンの成分量。秋ウコンは春ウコンの約10倍クルクミンを含んでいます。

秋ウコン=ターメリックは間違い?

日本でウコンが栽培されているのは九州から沖縄の国内でも平均気温が高めの地域です。でもウコンのふるさとはインド。インドでは紀元前からウコンの栽培が始まっていました。

秋ウコンはクルクミンを多く含んでいるので、=(イコール)ターメリックというのは決して間違いではありません。でもターメリックの容器には「インド産」と記載があります。

インドの気候と風土の中で育ったウコンがターメリックになるのですね。インドでは日本で見るウコンよりより成長したウコンを見ることができます。

現地インドで使われるターメリックには、香りや味に存在感もパワーもあります。植物の根っこなので土を感じさせる香りが特徴、かすかな苦みもあります。

ターメリックに味はあまり感じられませんと答えましたが、本場インドで使うターメリックにはより深い味があるようです。

インドのラッキーカラーはターメリックの黄色で決まりですね。日本で使うターメリックの主な役割は黄色の色付け、インド産であっても日本向けにマイルドな味に調整をしています。

この後はクルクミンの効果についてのお話です。

クルクミンってナニか効果があるの?

ターメリックの成分クルクミンはポリフェノールの1種です。天然素材の黄色の着色料ですが、その他の役割も持っています。

・抗酸化作用
ポリフェノールが細胞が酸化してサビつくことを防いでくれます。肌にも効果があるので、美肌にもつながる香辛料ですね。

・胆汁の分泌を促す
肝臓で作られた胆汁は脂肪の消化・吸収に働きかけます。胆汁の重要なもう1つの働きは、老廃物の排出があります。胆汁の分泌低下は、コレステロールの蓄積の原因になることも。

・肝臓の働きをサポート
胆汁はアルコールの分解にも関わりがあります。アルコールを摂取すると体内でアセトアルデヒドが生成されます。分解が上手く進めばいいのですが、アセトアルデヒドが溜って二日酔いを起こす原因に。

胆汁はこのアセトアルデヒドの分解を促すので二日酔いを予防できると言われています。

クルクミンは摂取量に注意?

効果があるターメリックの成分クルクミンですが摂りすぎは逆に肝臓に負担をかけてしまうことがあります。目安を知っておきましょう。

クルクミンは1日体重1kgあたり3mg以下に収めてください。

体重50kgなら150mgですね。通常の食事で摂る場合には心配をする必要はありません。ただサプリなどを併用する時は注意が必要です。

あとはアレルギー症状が出る人もいるのでこちらも注意が必要。肝臓に障害がある時に摂取が禁止となることもあります。必ずお医者様に相談をして摂取量を確認してください。

ターメリックの原料が秋ウコンなら色々に効果があると期待しちゃいますよね。でも1番の効果はカレーを美味しくすること。私もまたターメリックをスタンバイさせようと思います。

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