ロタウイルスの潜伏期間は? 大人の感染がわかるまで!

冬の感染症が話題になるのは一歩ずつ寒さに向かう時期ですね。薄手のコートから厚手のものへ。着る物だけではなく体の中も冬仕様になって行く気がします。

冬に流行する病気が多いせいでしょうか?少し背筋を伸ばさないと冬に負けてしまいそう。

落ち葉

風邪・インフルエンザやノロウイルスなどのニュースを耳にする回数も増えます。もう一つ忘れてはいけない冬に多いロタウイルス。罹ってしまうとママや赤ちゃんが大変。パパはどうなのかな?

ロタウイルスの潜伏期間は?大人の感染が分かるまで!お教えします。

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ロタウイルスの潜伏期間は?

ロタウイルスは24時間~72時間が潜伏期間です。だいたい1~3日間ですね。ロタウイルスを電子顕微鏡で見ると車輪のような形をしています。ラテン語で車輪はロタと言います。ここから名前が付いたようです。

流行のピークは2月~4月。お正月明け頃からそろそろ始まり、桜の開花予報までこの時期に流行る感染症です。

世界の子供達が笑顔でありますように。

罹患者の便1g中に10~100億個のウイルスが排出されます。何だか想像のつかない数字ですが、このウイルスが10個弱いるだけで感染が起こります。体から出たウイルスは安定しています。

消毒をしないでいると、数週間から数か月間も感染力を保ち続けています。
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地球規模で見ると一年間でロタウイルスに感染するのは1億1400万人。入院する子供は230万人。死亡するのは53万人。死亡の90%以上が発展途上国での犠牲となります。感染力の強さを示す数字ですね。

大人と子供で違いがある?

ロタウイルスに感染して発症をする最も多い年齢層は、生後6ヶ月~2歳の乳幼児。次いで6ヶ月未満の乳児です。大人も罹ります。

ただ感染はしても発症はしない、もしくは発熱をしても胃腸症状は軽く終わる事もあるようです。数日で治ることがほとんどです。注意したいのは妊娠中の方。下痢からくる脱水症状に気をつけましょう。

症状が軽くても体には負担になります。脱水になると血液がドロドロになり胎盤に影響が出る事もあります。こまめな水分補給に努めましょう。

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ロタウイルスの症状は? 潜伏期間中は?

ロタウイルスの特徴的な症状は、激しい嘔吐・激しい下痢が起こることです。ウイルスの影響で便に色を付ける胆汁がうまく分泌されず、白っぽい米のとぎ汁のような水様便が大量に一日何度も出ます。

この症状から白色便性下痢・小児仮性コレラ・白痢などの別名を持ちます。乳幼児が主な感染者ですから大変です。言葉で何か言ってくれる事もなく突然症状が始まります。

さっきまで元気だったのに、いきなりの嘔吐はビックリです。この後発熱下痢と続きます。特徴である白い便を見たママが真っ青になるのも無理はありません。

「嘔吐は1~2日間」「発熱は半日~1日」「下痢は5~7日間」でほとんどが治まります。激しい下痢でお尻のただれも心配です。お尻拭きでゴシゴシこするのは厳禁です。
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ママとベビー

ぬるま湯で洗い流せればいいのですが、下痢の回数が多いとこれも大変ですね。今時の使い捨てのお尻拭きは優れもの。これに少しぬるま湯を含ませて拭きます。

その後にワセリンなどおむつかぶれ用の軟膏を、肛門周囲を中心に広く塗っておきましょう。下痢便が直接肌に当らず、ただれを予防して軽減もできます。

あらゆる菌に効果を発揮する次世代型除菌消臭剤です。
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潜伏期間中の症状はあるの?

ロタウイルスの感染初期に37度~38度の微熱が出る傾向があります。この微熱は長く続きません。感染を判断できる症状ではありません。潜伏期間が短く体内で抗体を形成することも困難です。

残念ながら再感染を繰り返すウイルスです。二次感染予防にはアルコールやエタノールは、効き目がありません。85度で1分以上の加熱や塩素系漂白剤で作る消毒剤、これが効果的な消毒です。ノロウイルスと同じですね。

より詳しい消毒方法はコチラの記事でチエックできます。
◆ロタウイルスの消毒方法は?これで万全! 

脱水症状に気を付けて!

吐き気が強い時は何も与えず胃を空っぽにします。嘔吐は体力を消耗します。何も与えないのは、1時間〜最長一晩これ以上は脱水症状につながります。乳幼児は脱水になりやすいので病院に行くのは早目の方がいいですね。

症状が重い時は点滴治療が必要になる場合もあります。吐き気が治まったら水分補給をしましょう。「少量づつ数回に分ける」がポイント。まずは白湯から試して下さい。水分が摂れれば母乳をあげるのも可能です。

ベビー籠

ミルクは当初は半分に薄めて便の様子を見ながら徐々に戻します。離乳食は一旦お休みです。回復すればまた元気に食べてくれますよ。
 
ウイルスが原因なので特効薬はありません。下痢め薬は通常は使いません。潜伏期間もほとんどなくいきなりの発症は、ホントに大変ですが的確な判断で必ず乗り切ることができます。

ロタウイルスにはワクチン?

嘔吐下痢と赤ちゃんには心配な症状のロタウイルス。家族全員がグッタリしちゃいますね。特効薬がなく40人に1人は重症化をします。WHOはロタウイルスのワクチンを推奨しています。

アメリカオーストラリアなど世界12か国では乳児の定期予防接種です。日本ではまだ任意の接種。費用も当然個人負担です。

2回接種のロタリックスを受ければ重症の下痢に対して、70%~92%の効果があります。費用1回につき1万円前後。

生後2・4か月での接種になります。この時期は定期予防接種も次々と開始。生ワクチンのロタウイルスを受けると、中27日は間を空けなければいけません。ロタウイルスワクチン接種期間チエックというサイトがあります。

費用の点も含めてロタウイルスの接種を迷っている方はこのようなサイトを活用して早めに、スケジュールを確認する事をお勧めします。

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