風邪が長引いて微熱と咳がある♪必ず原因があります!!
風邪が長引いて微熱が下がらない、そしてプラス咳が出る。風邪の症状がカオスに入りましたね。そろそろ治る…と思いつつ、生活レベルも普段通りに戻れるはずだったのに。
長引いている微熱だけでも心配なのにそこに咳が出るとなると、身体もメンタルも負のスパイラルにどんどんはまり込んで行きます。
ひょっとしてあの病気? まさかコレじゃないよねと想像力もすっかりたくましくなって、長めの休みが必要になったらどうしよう? までも視野に入ってきます。
自己判断で対策を立てるのは症状の悪化と感染を広げるかもしれません。微熱と咳がある長引く風邪。悪い予感が的中しないことを願いたいけれど、原因を調べて的確な治療で回復へつなげましょう。
風邪が長引く微熱と咳もある♪心配です…
風邪が長引いている、下がらない微熱と止まらない咳。心配ですよね。微熱は身体がスッキリしない、咳は周りも迷惑そう…風邪が長引いて微熱と咳。いまの症状をもう一度確認しましょう。
咳エチケットも確認♪
- 微熱に定義はあるの?
- どれくらい続いてる?
平熱+1度:37度~37.9度
平熱を36度台とすると、体温37度以上が微熱。38度を超えると発熱になります。低体温で平熱が35度台なら「35度台+1で計算」を目安にして下さい。
風邪のウイルスで発熱した時、通常であれば3日位で熱は下がって行きます。(4日目でも38度台が続く時はここで病院に行って下さい。)
発熱から3日を経過し、その後4日以上続く微熱は要注意!
微熱は「なんとなく…」という症状があります。なんとなく熱っぽい・なんとなくだるいを感じます。数字だけをみて、そのうち下がるなんて思わないで下さいね。
微熱には必ず原因があります。咳は喉に入り込んだ異物を身体の外に出すために出ます。咳にも原因があります。「微熱+咳」の原因を調べましょう。
単なる風邪で終わらない微熱と咳♪原因は?
長引く微熱と咳…心配ですよね。原因があるから続くのですが、原因も1つではないようです。微熱+咳はこのような時に起こります。
◆急性気管支炎
鼻や口から吸いこんだ空気は「気管→気管支」を通り肺に行きます。風邪ウイルスの炎症が上気道から気管支まで進んだ時に起こる症状です。原因となるのは90%がウイルス。
始めは乾いた「コンコン」という咳が、次第に痰がからんだ「ゲホゲホ」に変化。ウイルスが原因なので特効薬はありません。
咳は20日間程度続くコトがあり、発熱・だるさを伴います。
ウイルスが原因なので飛沫感染をすることが考えられます。気管支炎そのものがうつるわけではなく、風邪症状としてうつる可能性があるので、予防策は必要です。
◆マイコプラズマ
マイコプラズマは細菌でもウイルスでもありません。その間に位置するバクテリア。マイコプラズマに感染して、風邪とほぼ同じような症状が出ます。
高い熱が出る・微熱が続く。熱が出た後に咳が出始める。咳の症状が次第に強くなり痰がからんだ咳になります。感染が肺炎を起こすコトもあります。
感染発症する60%が10歳以下の子供たち。でも大人もかかります。子供からうつる場合もあるので注意が必要です。
マイコプラズマに効く薬を使う必要があるので、診察の時は「咳が続く・微熱がある・身近に感染者がいる」ことを伝えましょう。
重症化を防ぐためには「診察時に伝える必要がある情報」であることを覚えておいて下さい。
風邪に似ているけれど花粉症?
風邪と花粉症は違います! と言われてもかぶる症状が多いので判断は意外と難しいですね。目のかゆみがポイントという説がありますが、実際には目がかゆくなくても花粉症の場合も。
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風邪? 花粉症? このような症状の時も判断に迷います
- 鼻水が止まらない。
- 熱は37度台。微熱だけど1週間位続いている。
- コンコンとした咳が止まらない。
風邪の場合の鼻水は初めは透明でもウイルスとの戦いで次第に色が黄色などに変化します。鼻水の色をチエックして下さい。
アレルゲンが体内に入ると、身体が反応して異物を排出するために熱が出る場合もあります。高い熱になることは少なく微熱が続くコトが特徴。
夏から秋に多いブタクサの花粉は粒子が細かいので咳症状を起こします。
市販の咳止めは対処療法にしかならない場合もあります。自己判断で薬を飲む前に耳鼻科・アレルギー科で診察を受けましょう。
微熱と咳が続く時は早めに病院へ!
風邪かな~そろそろ治るよね~と思っていてもなんだかスッキリしない。周りからもそろそろもう一度病院に行けば? なんてアドバイスもでるころに心配なのはコレですね。
・結核
始まりは微熱と咳なので風邪症状と同じですね。結核菌に感染をしても全員が発症するわけではありません。免疫力の低下が発症の原因となります。
不規則な生活や身体が疲れている時などは注意が必要。微熱と咳が2週間以上続く・息切れがする・体重が減るなどの症状がある時は内科・呼吸器内科をすぐに受診して下さい。
・肺炎
こじらせた風邪が原因で肺炎になることがあります。熱は微熱より高め・激しい咳が特徴です。風邪ぐらい大丈夫と思う油断が招くことも。
疲労で体力が落ち気味・免疫力も低下、このような場合は感染を防ぐコトができずに風邪の炎症が肺にまで広がります。
熱・咳・胸の痛みがある時はすぐに内科・呼吸器内科で診察を受けましょう。回復には的確な治療と薬がマストです。
長引く微熱と咳。私も風邪の後に咳が20日以上止まらなくて病院に行ったことがあります。幸いにも特に病名が付くコトはありませんでした。安心したおかげで次第に咳も治まりました。
微熱と咳には追及が必要な原因が必ずあります。風邪が長引いているだけと思っても、その判断をするのはお医者さん。自分のためにも周りのためにも早めに診察を受けるコトをオススメします。
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