ハナミズキとヤマボウシに違いはある? 深く知ればもっと好きになる?? 2つの自己PRをご紹介!!

ハナミズキとヤマボウシ、どちらが好きですかの質問にはおそらくハナミズキと答えるケースが多いでしょう。花の名前を耳にしただけでメロディーが浮かび思わず口ずさみますね。

ハナミズと比較すると名前も姿も純朴さがウリのヤマボウシはポップスの歌詞には使いにくいかもしれません。合唱曲のように声を合わせて歌う歌に相応しいと思うのは個人的な見解でしょうか。

花が咲く2つの木ですが認知度も人気も差がついてしまったようにも思えるのは、2つにある関係を知らないからかも。

再認識でランキング上位も狙えるでしょう。でも本当はそんなことは関係なく花を咲かせ役目を果たしています。ハナミズキとヤマボウシの違いはナニ。甲乙つけがたい2つを比べましょう。

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ハナミズキとヤマボウシの違いは? 相違点はどこ??

ハナミズキとヤマボウシの違い。ハナミズキとヤマボウシに違いはあるのでしょうか。ハナミズキとヤマボウシの違いまずは基本的な情報を確認しましょう。

青葉・花・落葉を楽しむためのお手入れ方法♪参考になります

ハナミズキ:ミズキ科ミズキ属ハナミズキ種
ヤマボウシ:ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ種

科の名前になっているミズキは日本各地に生育している木です。こけしに使われることもあります。

ハナミズキとヤマボウシは同じ科と属にいますが「種」で違うカテゴリーに区別

似ているけれど違う木と判断できます。

この後はハナミズキとヤマボウシは種以外にも違いがあります。2つの木の興味ある違いをにしてご紹介します。

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愛おしさが増す違いが!? 観察力を上げよう!!

ハナミズキとヤマボウシは似ているけれど違いがありました。まずは種で区別しましたがそれ以外にも知っておきたい違いが複数あります。2つの違いの表をご覧ください。

★★★ ハナミズキ ヤマボウシ
原産地 アメリカ 日本・アジア
開花時期 4月~5月 6月~7月
食べられない 食べられる
別名 アメリカヤマボウシ 四照花
木の高さ 10m 10m~15m

ハナミズキの故郷はアメリカ、日本に木がやってきたのは1915年です。ヤマボウシは日本に昔から山などに育っている木なのであまり注目を集めることはなかったのでしょう。

花が咲く時期が微妙にずれています。リアルに花を見比べるのがちょっと難しいかも。もしこの2本を植えれば続けて花を楽しむことができるメリットがありますね。

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どちらも実がなりますがハナミズキの実にはがあるので絶対に口にしないでくださいね。

ハナミズキの別名はヤマボウシに似ているのをそのままを別名にしました。沢山の種類があるハナミズキはピンクだけではなく白い苞もあります。

ヤマボウシは印象強い4枚の花びら状の苞(ほう)の美しさを表す別名です。木全体を覆う目にも眩しい白が心に焼き付いたのでしょう。

花が咲く木はそこにあるだけで心を和ませます。街路樹で咲いたハナミズキはいつもと違う風景を見せてくれます。ヤマボウシは枝ぶりが良いので公園や建物の緑地帯で見かけることが多いですね。

この後もそれぞれの木についてお話を続けたいと思います。

託された感謝の気持ちはいつまでも!

アメリカから来たハナミズキ。これはアメリカの首都ワシントンD.C.に贈った桜の返礼品でした。それまで日本にハナミズキは生育していません。

ハナミズキは外来種ともいえるのです。合わせて実に毒があるということから公共の場に植えるケースは以前より減っているように思います。

それでも歌の内容と相まって花が咲けば人たちの話題なることも。ハナミズキの花びらに見える部分はヤマボウシと同じく「苞」です。

透き通るような薄いピンクはどこか儚げで、ハートに見える切れ込みは自然が作ったと思えないカワイイ系です。この国に来てくれたことを感謝したくなるでしょう。

ハナミズキの樹齢は80年ほどのようです。植えられた木を大切に守り続けたいですね。

名前も木も花もこれまで以上に知って欲しい!

日本が原産地でもあるヤマボウシ。先程ご紹介した別名以外に山法師・山帽子と記すこともあります。ラズベリーを球体にしたような実はジャムや果実酒にもなるのです。

別の呼び方が多い、お酒にするというのはその木が暮らしに根づいている証拠ともいえますね。

樹木を専門に研究している方が「ヤマボウシ」をぜひ植えて欲しいと言っていたのを耳にしたことがあります。

私はヤマボウシを意識したことで普段通るビルの緑地に植えられているのに気が付いたのです。周囲にはハナミズキが植えられていたのですが「どうしてここにヤマボウシ…」などと少し不満に思っていたりもしました。

今回違いをより知ることで勝手ながら、ヤマボウシを推す気持ちが高まったのです。

ただし植え込みや公園に見られるヤマボウシは常緑タイプが選ばれることが多いようです。山野に育つヤマボウシは落葉樹。葉が落ちない常緑樹は同じヤマボウシでも別品種になります。

落ちた葉のお掃除等を考慮するとこちらを選ぶのはある意味賢い選択になるのでしょう。

どちらも開花の時期に集まって賑やかにすごす木ではありません。違いやデメリットを知ってもハナミズキの魅力は変わらないのは確かです。

自然に生育する木とは品種が違っても、植え込みで見るヤマボウシの緑と白のコントラストは疲れた目に優しく映ります。

この後も、ハナミズキとヤマボウシが与えられた場所で育ち続けられるのを願っています。

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