七味と一味の辛さは? 数字はレベル?? 7と1どっちが辛い!?

七味と一味、コンビ名でも早口言葉でもありません。お蕎麦屋さんのテーブルで見かけたりしませんか。2つ並んでいると、どちらにするのかで迷ったりもします。

テーブルに2つある時は、注文の品が出来上がる間にそれぞれを見て待つのもいい時間です。どちらを選ぶかで通なのかフツーなのかが分かるかもしれません。

七味と一味、こだわりのお蕎麦屋さんでなくても、スーパーの香辛料売り場にも並んでいますね。

7と1この数字の差にはナニがあるのでしょうか。見た目だけで判断するのは危険かも。辛さが強いのは? 七味と一味の違いを知って、日常にピリッとした刺激を与えたいと思います。

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七味と一味で辛さが強いのは? 数字はレベルなの??

七味と一味の辛さは? 数字が大きい方が辛い? と思ったりしますね。でも歴史ある七味と一味、違いは数字だけでは無いようです。七味と一味、辛さで選ぶならどっち?

七味はカスタマイズできます♪

七味と一味で辛さレベルが強いのは一味です。

数字の大きさは辛さのレベルではありませんでした。辛さがあるのは数字の小さい一味。

一味の原料は唐辛子だけ。唐辛子の辛味をダイレクトに味わえます。

七味にももちろん唐辛子が使われています。七味には唐辛子以外に様々な原料をプラスしています。唐辛子に決まった6つの原料を足して七味になっている訳ではありません。

七味はメーカーごとに足す原料が違います。コレが七味という決まりはありません。次は七味を構成する原料を確認してみましょう。

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七味に入っている原料はナニがあるの?

七味は唐辛子の他に原料を混ぜることで、辛さだけではない風味や香りをプラスしています。七味唐辛子には身体に良い原料が使われていますよ。

  • 代表的な七味の原料
  • 1.唐辛子
    カプサイシンが代謝を促し脂肪を燃焼します。

    2.陳皮(ちんぴ)
    みかんの皮を乾燥させたもの。香りに含まれるリモネンには癒し効果があります。

    3.山椒(さんしょ)
    辛味成分は消化器の働きを促します。

    4.胡麻(ごま)
    辛味を柔らかくする役目があります。カルシウムも含みます。

    5.芥子(けし)
    ビタミンB系を含んでいます。

    6.麻の実
    タンパク質と良質の脂を含んでいます。加熱で発芽できないモノを使います。

    7.青のり
    唯一の海の幸。香りにも貢献します。

老舗の七味唐辛子は普通の唐辛子と香ばしく焼いた唐辛子2種類を使っているモノもあります。

ごまは白と黒を使ってそれぞれの風味を活かしているのは、京都の七味唐辛子。紫蘇は青じそを使っているので色も赤ではなくみどり系の自然派七味唐辛子です。

信州の老舗は生姜を入れています。老舗の七味唐辛子は唐辛子以外に共通して使っているのは陳皮と山椒。7つの原料を好みの分量で調合してくれるお店もあります。

お気に入りの七味唐辛子見つけてみてください。

使い分けて味わう七味と一味

香りと風味が足された七味唐辛子。ダイレクトでシンプルな辛さの一味唐辛子。せっかくの特徴を活かして刺激を楽しみたいですね。

◆辛さより香りを楽しむ七味
料理そのものの味を変えることが無いのでお味噌汁などの汁物にも合います。香りと唐辛子のカプサイシンをプラスすれば身体も温まります。

◆カレーの辛さ調整に一味
一見ミスマッチに思えますが、カレーに辛さを足したい時は、シンプルな辛味の一味をおススメします。実際にカレー専門店で使っているのを見たことがあります。

カレールーに直接かけるだけで辛さをUPできます。家族で辛さの好みが違う時は一味を使えば簡単に迫力ある辛さにできます。

適量であれば胃腸を守る働きがある唐辛子のカプサイシン。唐辛子にはその他ビタミンEも含まれています。食べ過ぎなければ身体に良い食材の1つ。

程よい刺激を感じる分量が摂取できるのが七味と一味です。この後は唐辛子がメリットになる利用法をご紹介。

マイナスしたらプラスで美味しく!?

料理の塩分を減らして減塩対策でヘルシーに…。毎日目にして耳にするスローガン。でも実践となると意外と難しいですね。そんな時は七味と一味を思い出して下さい。

七味と一味の塩分含有量はほぼ0g

料理に七味と一味とかけても、お醤油のように塩分が増えてしまうことがありません。

塩分を減らした料理に七味や一味を足すことで味の物足りなさをカバーすることができます。

先ほども載せましたが、唐辛子を使っている七味と一味の食べ過ぎには注意が必要です。

唐辛子だけを使っている一味なら1度の食事で小さじに軽く1杯(目安は小さじ4分の3)くらいが適量。

辛さの耐性レベルには個人差があるので、適量では物足りない人もいますよね。でもその時は大丈夫でも摂り続けることで、胃腸障害が起こる可能性もあります。

七味と一味は長く美味しく食べるための日常の香辛料。毎日のレシピに良い刺激を与えてくれることは間違いありません。

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