夏に湿度を下げる! 快適な数値って!? 部屋の空気を爽快にする方法は??

夏の湿度が下がったら、夏は1番快適な季節になるかもしれません。暑くもなく寒くもない季節代表といえば、春と秋ですね。でも春は最近花粉が飛ぶ季節として好感度は下がり気味。

秋こそ気持ちの良い季節のはずなのに、最近は大きな台風や雨による災害の季節に認定されつつあります。気温が高いだけではなく湿度の高い日本の夏、そのままでは快適とは言えません。

温度はともかく、じっとりした重みのある空気をカラッとした空気に変えれば日本の夏がカリフォルニアのような夏になるかも…

まとわりつくような空気をカラリとした空気に変える方法はあるのでしょうか? 湿度を下げることができれば夏のお部屋も快適に過ごせるようになるはずです。対策はナニがあるの?

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夏の湿度を下げる方法はあるの? まずは身の回りから?!

夏の湿度を下げる。湿度を下げれば快適な空間が得られるはずですね。の湿度を下げるために、エアコンを活用するのはもちろんです。

除湿機の目的は洗濯物の乾燥です♪

でも機器に頼ることなく湿度を下げる対策は節電にもなりますね。夏の湿度を下げる時は、まずは部屋の中の、身近な所から湿度の発生原因をチェックします。

◆湿度発生源はコレ!
・お風呂の残り湯
・洗濯物の室内干し
・キッチンの湯気
・観葉植物

浴室の水蒸気とバスタブに残ったお湯は湿度を上げる大きな原因です。まずはお風呂場の窓を開ける、換気扇を回して湿った空気を入れ替えましょう。

湿度の高い時はバスタブのお湯は抜くことをおススメします。洗濯ものの室内干しも、蒸発する水分で部屋の湿度を上げてしまいます。

キッチンの調理は沢山の湯気が上がります。こちらも換気扇を使って排気を心がけましょう。

ビジュアル的には涼し気な緑の葉。でも呼吸をしている植物は水分を放出しています。水やりのあとの土も水分が蒸発して、空気を湿らせます。

空気をキレイにするなどのメリットもありますが、湿度が高い時期は、観葉植物はデメリットになってしまいます。

様々な対策をする前に、まず部屋の中にある原因を減らすことから始めて見て下さい。

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夏の快適湿度♪数値を確認!!

湿度を下げるといっても、やみくもに下げれば良い訳ではありません。夏の室内快適湿度の数値を確認しましょう。

室温を26~28°に設定をした時の湿度→55~65%(外との温度差6°前後)

室温が28°の時に湿度が70%以上になると、熱中症になる可能性があります。高湿度の室内は身体にツライ状態です。

高湿度は熱中症の原因に!

汗が蒸発しない→体内に熱がこもる→体温調節に支障が出る→自律神経が乱れる→血行不良が起きる→頭痛やめまいの症状が出る。

熱中症は高温時に大量の発汗で塩分や水分が不足することを心配しますね。でも湿度にも注意が必要です。

エアコンの設定温度の目安として28°という数値があります。この温度で設定をして心地よく過ごせればいいのですが、建物の構造や室内の人数によって、エアコンの効き具合は変化します。

温度計や湿度計は設置場所の数値を表しています。室内でも場所が変われば変化します。数値だけで判断しないで、室内の湿度で不快を体感した時は、下げる対策が必要です。

湿度を下げることは可能? アナログな方法?!

夏の湿度を下げるためには、アナログな方法から試して行きましょう。まずはコレ!

雨の日以外は窓を開けて換気をする。風の入口出口を作るように2か所窓を開ける。

    風を通して空気を入れ替えて湿度を下げます。窓の開け方にポイントがあります。
    ◆窓の開け方ポイント

  • 南北や東西など反対側の窓を開けて空気を換える。
  • 風が入る方は細め、出る方を広めにして流れを促す。
  • 高い位置の窓を開けると上部に溜る熱を逃せる。

まず風の通り道を確保します。構造上できない場合は、扇風機やサーキュレーターで風の流れを作ります。

細い所を通ると風の力が強まります。パワーを上げた風が広く開けた窓に流れて行きます。

温かい空気は上に上がります。低いところから高い所へ風が通ることで、上に溜った空気が抜けていくので室温を下げることも可能です。

1回につき5分程度、時間帯は湿度が低い午後12~16時が適しています。窓を開ける時間が朝と夜しかない場合もありますね。

気温が低いという利点もあるので、生活時間帯に合わせて換気をしても大丈夫です。時間帯に関わらず防犯には注意して窓を開けて下さい。

除湿グッズは効果があるの?

湿気を吸収して湿度を下げてくれるグッズたち。湿度を下げる効果はホントにあるのでしょうか?

◆除湿剤
ドラッグストアで入手できる除湿剤。手軽に使えるのが人気ですね。除湿剤は空気の流れが少ない、クロゼットなどの閉鎖空間で使うことで効果があります。

生活をしている居住空間での除湿には効き目がありません。大量に購入して、積み上げても効果は期待できません。

◆炭を置く
目には見えない穴が湿気を吸う働きが炭は持っています。床下全体に敷き詰めると、除湿の効果が得られるようです。インテリアも兼ねて置いた炭の分量では室内の除湿は期待できません。

◆水を入れて凍らせたペットボトルを置く
表面に水滴がつく時に周囲の水分を吸湿することを利用して、除湿をします。効果は限定的なので部屋の除湿は期待できません。

扇風機で風を送って空気を動かせば、涼しい風を感じることは可能かもしれません。

機器で湿度は下がる?

残念ながらグッズで快適な湿度にまで下げるのは難しそうです。では「除湿」機能を持つ機器はどうでしょう?

◆除湿機
湿度だけを下げてくれる機器があればと思い家電量販店に行ってみました。棚の一画に除湿機が数台置いてあります。清潔感溢れるホワイト家電です。

でも最近の除湿機は「衣類乾燥除湿機」と名称を変えています。除湿機を稼働させると、内部装置からの放熱で室温が2~5°上がります。

湿度は下がっても温度が上がるので、エアコンの代わりにはなりません。(お値段は3~4万円します)

夏季の高温多湿対策であれば、エアコンをおススメしますと、店員さんも教えてくれました。除湿機の購入を考えている時は、機能や使用目的を確認してみてください。

◆エアコンの除湿機能
エアコンの除湿機能には2つのタイプがあります。
・再熱除湿:除湿をした空気を最適な温度に変えて、送風する。
・弱冷房除湿:冷えた空気から水分を除いてそのまま送風をする。

再熱除湿は冷えた空気を温めて適温にするので、電気代がかかるというデメリットがあります。弱冷房除湿は送風される空気を冷たく感じます。

お使いのエアコンの除湿機能を確認してみてください。電気代を考慮するなら除湿だけよりも、適温に設定した冷房がお部屋の快適度が保てます。

次にエアコンを選ぶときは「除湿」に着目して選ぶのも買い濃い選択かもしれません。最新の除湿機能の進化速度は見逃せません。

高温多湿の日本の夏。夏が苦手というより湿度が苦手な私ですが、有効な方法を実行しつつ、少しでも湿度を下げたいと思います。

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