クラシックコンサートにドレスコードはある? 気をつけたい2つのコト!!

クラシックコンサートに出かける予定はありますか? 私は純粋なクラシックコンサートは未体験。ポップスとクラシック両方が聞けるコンサートに出かけたことがあります。

場所は上野の東京文化会館、コンサートホールの中でも老舗中の老舗。PAを通さない音が新鮮で感動しました。そういえばポップスと両方だったので、気楽なスタイルで出かけちゃいました。

オーケストラ

でも後になって気がついたのですが、これが純粋なクラシックコンサートだったらファッションチェックがあったのかしらと…

指揮者や演奏者はタキシードや燕尾服で正装しているけど、聞く方にドレスコードはあるの? クラシックコンサートに出かけるのはやはり緊張します。マナーを知っておしゃれに出かけましょう♪

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クラシックコンサートにドレスコードはあるの?

クラシックコンサートにドレスコードはある? クラシックコンサートの日は待ち遠しいけれど「ナニ着て行く? 」と思うと少し気が重くなったりします。ドレスコードはあるのでしょうか?

一般的にクラシックコンサートにドレスコードはありません。

この曲♪とても好きですが眠くなるのがチョット心配…

フォーマル感100%なクラシックコンサートですが、来場者の服装は自由です。Gパンやワンピ、もちろんビジネススーツも大丈夫。

ホント? と疑う方はクラシックコンサートの中継を見るのも参考になります。平日の夜のコンサートであればネクタイ姿も多く見られます。ネクタイなしの方ももちろんいます。

女性はスーツからカジュアルなシャツ姿とこちらも様々。曜日や時間帯にもよりますが、服装の規定は見受けられませんでした。

堅苦しい窮屈な服装では音楽が楽しめないのでは? と主催者側は心配しています。サイズの合わないズボンや靴が気になって、せっかくの演奏に集中できないのも、もったいない話。

リラックスしてコンサートが楽しめる服装がベストですね。でもドレスコードが無い・決まりが無いと聞くと余計にナニを着てイイか分からないのが本音ですね。

実はこれだけは守って欲しいコトがあります。「基本の基」を確認してから決めることにしましょう。

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コンサートに行く時守って欲しい2つのコト!

服装は自由と言われてクローゼットを開けても結局決まらない…そんな時には「守って欲しい2つのコト」をぜひ参考にしてみて下さい。

1.音がする素材はNG
少し動くとカサっと音がする素材は選ばないで下さい。音を楽しむ場所に騒音を持ち込むのはマナー違反。あまりジャラジャラしたアクセサリーも禁止です。

合わせて足元にも注意して下さい。カランコロンと音のする下駄は粋ですがクラシックには相応しくありません。女性のミュールにも注意が必要。

足の甲だけで支えるタイプは、かかとが浮いてしまうので、カンカンと音が鳴ります。コンサート会場は階段を上り下りする場面が多いので、特に気になります。

ナニを着るかを決める前に、履いていく靴などを決めるのが先ですね。クローゼットを開ける前に、下駄箱チェックをしましょう。

2.肌の露出が多いものはNG
コンサートホールの雰囲気からも保守的な品の良さが似合います。スカート丈も含めて、あまり肌を露出したスタイルはNGです。現実問題として、ホール内の温度対策も必要。

コンサートホール内の温度の設定は意外と低め。演奏側からの要請で楽器に適した温度と湿度を求められることもあります。もし露出の多い服装を選ぶと、寒さで途中退席なんてコトもあり得ます。

寒さ対策を考慮したスタイルにプラスして、ストールやカーディガンを持っていくと安心です。

スタイルが決まったら知ってほしい2つのマナー♪

お出かけの服装が決まったら、出かける前に知っておいてほしいマナー2つも必ずチエックして下さい。

バイオリン

1.演奏を邪魔する香りはNG
コンサートホールのアンケート困ったことランキング、常に上位にランクインするのが「香水」です。

「隣の人の香水が気になって演奏に集中できなかった」という声が寄せられてます。ホール側もマナーとして香水は控えて下さいと、HPなどに明記しています。

オシャレをしたので香水もと思う気持ちは分かりますが、閉鎖空間での香水はマナー違反になることを覚えておいて下さい。

2.コートやカバンを持ち込むのはNG
コートを着て行った場合、クロークがあれば預けるのがスマートですね。できればホール内にコートを持ち込んでほしくない理由にはこんなこともあります。

コートの生地が音を吸い込んでしまうので、音響に影響が出る。

残響時間はそれぞれのホールに合わせて設計されています。持ち込まれるコートの量が増えてしまうと、音の響きが変わる可能性があるようです。

少し大き目なカバンも預けるもしくはコインロッカーを使う方がベスト。音を出す原因となると同時に、足元のスペースが狭いホールもあります。

他の方が通る時、通路に大きな荷物があるのはやはり迷惑です。

ガラってなに? ガラコンサートは特別なの?!

ここまでクラシックコンサートにドレスコードは無い! と言ってきましたが、ドレスコード遵守のコンサートも存在します。「ガラコンサート」と名前が付く演奏会です。

  • ガラコンサート(gala concert) とは?
  • ガラ:galaはフランス語。お祝い・オフィシャルなパーティーを意味します。ガラコンサートを日本的に訳すと「祝賀記念特別演奏会」年末年始やホールの周年記念などで行われます。

    ドレスコードは「正装」と指定があるガラコンサートもあります。

    正装でしかも夜に開催される時は男子:タキシード・女子:イブニングドレスの着用が必要です。特別な1日を飾る服装ですからこれ位気合が入ったドレスコードが設定されます。

すべてのガラコンサートが「正装」と指定がある訳ではありませんが、やはり「ガラ」が冠されていれば、共にお祝いをする気持ちが表現できる服装で、お出かけ下さい。

日本人だからお着物でクラシック!

せっかくのクラシックだから着物が候補に挙がることもありますね。ガラコンサートの正装となると黒留袖・本振り袖・紋付羽織はかまとなるのですが、一般的なコンサートならオシャレが楽しめます。

ドレスコードがないコンサートなら紬・小紋・付け下げが楽しめます。気をつけたいのは

背もたれにもたれ掛かることを予想して、帯はかさ張らない御太鼓で。

羽織は室内でも着用OKなのでそのままでも大丈夫。道行はマナーとしては室内では脱ぐことになっていますが、ホールが寒いようであればそのままで、防寒対策を優先して下さい。

もしクラシックを粋に浴衣でと思った時は一旦思いとどまって下さい。浴衣はくつろいだ時間に着る着物ですが、足元は下駄になるので、音がする点からはNGですね。

浴衣を着て行きたい時は「半襟・名古屋帯・足袋・草履」を用意して、着物感覚で着こなすことがポイント。ハードル上がりますが、結果が出せれば、観客席の主役になれるかも…。

コンサートのドレスコード、最後に絶対守って欲しいマナーを最後に1つ。

携帯・スマホは必ず電源を切って下さい。

うっかり設定したアラームがコンサート中に鳴り響くなんて惨劇は避けたいですね。バイブの音も響きます。着信の点滅も意外ときになります。

コンサートの様子が分からなくて緊張! なんてこともありますが、そんな時は早めに会場に行きましょう。コートを預ける・お手洗いに行くなど時間的な余裕で気持ちも落ち着きます。

オシャレなあなたとコンサートホールでお目にかかれるのを楽しみにしています。いってらっしゃい♪

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