サルトリイバラとは? ボタニカルな暮らしに貢献?? シーズンごとに活用できるの!?

サルトリイバラ。片仮名ですが「イバラ」というワードが植物名であるのを連想させます。名前は知っているしもうフォルムもイメージできているケースもあるでしょう。

サルトリイバラの文字を見ただけでは野山に生育しているからあまり身近には感じられないなどと思っていませんか。ホントは目にしているはずなのに誤認識をしている可能性もあります。

植物なら野原や山ではなく街にあるお花屋さんでの出会いも期待してしまいます。

成長していく姿から季節を迎えてからのビジュアルも想像以上の展開を見せてくれそうなボタニカルとは? サルトリイバラ、期間限定ではないお付き合いを調べてみました。

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サルトリイバラとはどんな植物? 文字は関係あるの??

サルトリイバラとはナニなのか、その答えに対してはますは植物の名前です。そしてサルトリイバラにある最後の3文字は茨(イバラ)ですがこれはナニかを示しているのでしょうか。

柏餅にも使われます♪ 暮らしに溶け込む植物です

サルトリイバラはこのような植物です。

ツルが伸びて育つ樹木

枝が伸びるのではなくツルを伸ばして生育する木本なので木の仲間になります。

イバラはバラの原種にもあたる野に咲くバラですがバラにはツルで花を咲かせる「ツルバラ」もあります。

サルトリイバラはつる性植物の仲間ですがバラとの関係も気になりますね。次はサルトリイバラのプロフィールにもう少し詳しく迫りたいと思います。

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天然系で育つの? 他に仲間はいるの??

ツルを伸ばす植物というとグリーンカーテンになる朝顔や風船カズラがありますがこれは草本、草の仲間になるのです。木であるけれどツルで育つサルトリイバラ、図鑑的にご紹介をします。

    ◆サルトリイバラ

  • サルトリイバラ科シオデ属サルトリイバラ種
  • 国内広く山野に生育
  • ツルにトゲがある

サルトリイバラは単独のグループを作るツル性植物でした。

イバラとありますがバラとは全く違うカテゴリーです。

うっかりすると道端にも生えている可能性があるサルトリイバラはツルですが思ったより庶民的で身近な落葉木です。

ツルにはトゲがあるのでそれがバラのトゲのようにも見えます。

漢字表記は「猿捕茨」と予想を裏切らない文字が並びました。

ツルに生えたトゲでさすがのお猿さんも身動きがままならないのでしょう。猿にはな植物ですね。

そのような名前もあるの? 役割が多めなの??

3mほどまでに伸びるツルはお猿さんをも絡めとるというネガティブ情報もあるサルトリイバラには別名があります。

サルトリイバラの別名は山帰来(サンキライ)です。

どこかで目にしたという記憶があるかもしれませんが山帰来は漢方薬の原料です。「サルトリイバラ=山帰来」になります。根っこを乾燥して皮膚の炎症などに使われたようです。

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サルトリイバラのもう1つの使用方法には「お餅」を包むがあります。

柏餅を包む柏の葉の代わりにサルトリイバラの葉が使われる地域があります。

新しく出た直径10cm越えの丸い葉はお餅を包むのにはぴったりのサイズとフォルム、コロンとしたビジュアルでいくつでも食べてしまいそうです。

サルトリイバラは想像以上に暮らしの中に根付いているのでしょう。

半歩下がってもう一度? それならば切り花はあるの??

ツルが伸びるけれどバラとは無縁、そして薬に和スイーツなどお役度レベルも高めのサルトリイバラ、分布は日本全国に広がります。植物的な観点が少し分かりにくくなってしまったのでここで復習をしましょう。

サルトリイバラは先ほども載せましたが落葉するので毎年新しい芽が育ち、葉も毎年新しくなります。そして4~5月に花が咲き受粉をした雌花に直径1cm強の丸い実がなります。

実の色ははじめは緑ですがやがて11月ごろには直径赤く色づくのです。花が咲き実がなるツル性植物のサルトリイバラ切り花も流通があります。

まず実が緑色でツルには葉がついた状態で切り花として販売があります。時期は5月以降10月あたりが目安になります。

葉の色にもこだわるなら購入に適した時期は夏がメインです。ネットで購入が可能なのでチェックをしてみてください。

もう1つ切り花として購入したいのは「赤い実」がついたサルトリイバラでしょう。

葉が落ちても実の赤が褪せないというメリットがサルトリイバラにはあります。

ツルなのでリースにするのも手軽にできます。ただしトゲがあるので注意は必要です。

クリスマスの準備に向けて販売が開始されますが、リースだけではなくスワッグにも使えるのでアレンジの幅がひろがります。

ドライになっても実が落ちにくいという長所もあるので長く楽しめるシーズナリーが叶うでしょう。

名前から判断してデコレーションには不向きと思われがちなサルトリイバラ、フレッシュなグリーンに祝意を感じるレッドも飾るという場面でもお役立ち度は高めでした。

自然の中ではぐくんだ魅力を受け取ってお部屋に迎え入れてくださいね。

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