うぐいす豆の旬はいつ? 鳴き声が聞こえる季節とかぶるの?? 思ったより甘口?!

うぐいす豆、鳥の名前がついた豆には他にはひよこ豆やうずら豆があります。豆と鳥の名前は相性が良いともいえるでしょう。中でも鳴き声がベストパフォーマンスの呼び声高いうぐいす。

デビューの鳴き声は「ケキョケキョ」と危なげですが季節が進むと「ホーホケキョ」と唯一無二の声を聞かせてくれます。朝の静かな時間にこの声を聞くとナニか良いことが起こりそうな予感がします。

すっかり鳴き声の話になってしまいましたが今回は鳥ではなく食材の名前にあるうぐいすのお話しです。

どこかで目にしたり食べたりしていますか。ちょっとレトロな雰囲気もある食材かも。そして旬はあるの? うぐいす豆を再活用するためにも調べてみました。

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うぐいす豆に旬はあるの? 予想は早春だけど??

うぐいす豆の。うぐいす豆に旬はあるのでしょうか。名前からはもちろん美声が聞こえる時期をイメージします。うぐいす豆がピークを迎える季節はいつなのか。

うぐいす豆の旬についての回答はコレです。

うぐいす豆をストレートに味わえるハード系のパン♪オシャレです

うぐいす豆には明確な旬はありません。

春の訪れを告げるうぐいすとの関係を期待したのですが、見事に裏切られました。残念ですがうぐいす豆にはピークに該当する季節がありません。

でも捉え方によっては、季節に関係なくいつでも美味しいうぐいす豆を食べられるともいえるでしょう。

旬とは縁が無いうぐいす豆がいったいどんな豆なのか、次は意外と知られていないうぐいす豆のプロフィールをご紹介します。

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鳥の名前の豆には驚きの真実が! エッそれだったの?

うぐいすは鳴き声と早春を思わせる早緑で認知度の高さを誇ります。その名前をそのまま引き継いだうぐいす豆。そして季節と絡むことは無いうぐいす豆はこのような種類の豆です。

  • ◆うぐいす豆
  • えんどう豆を収穫

    サヤから出した豆を乾燥させる

    戻して甘く煮るとうぐいす豆と呼ばれる

えんどう豆と目にしてまず思い浮かぶのは「さやえんどう」でしょう。これは豆ではなく主に「サヤ」を食べる種類です。最近勢力図を塗り替えているスナップエンドウもその1つ。

うぐいす豆になるえんどう豆はサヤは硬くて食べられません。豆をサヤから出して調理や加工をするタイプ。そして豆の色は「緑」限定です。

収穫時にグリーンピースと呼ばれた豆がうぐいす豆の原料になります。

グリーンピースはベーコンと炒めたり、キッシュに使ったりすることが多い豆。フレッシュな豆も存分に味わいます。このグリーンピースを乾燥させて「青えんどう豆」という名前で流通。

乾燥した青えんどう豆を甘く煮たものが「うぐいす豆」になって食卓に上ります。

収穫をした豆を一旦乾燥させるので特に旬はなく年間を通して安定したうぐいす豆が食べられるのですね。

乾燥した豆からの変化は? あの和スイーツとも比較!

うぐいす豆は食材でもありレシピでもあるようですね。青えんどう豆をドライにして保存、戻して甘く煮たうぐいす豆は保存食の原点。和スイーツにもなっています。

豆をつぶして餡にしたうぐいすパンはどこか懐かしい風味とビジュアル、豆をまぶした鹿の子は定番の上級和菓子です。

甘さや癒しが優先されるうぐいす豆ですが、ここでは栄養成分をチェックしたいと思います。比較相手には茹でた青えんどう豆と小豆の粒あんを選びました。

★★★ うぐいす豆
100g
青えんどう豆
ゆで/100g
小豆粒あん
100g
カロリー 228kcal 129kcal 239kcal
たんぱく質 5.6g 9.2g 5.6g
カルシウム 18mg 28mg 19mg
食物繊維 5.3g 7.7g 5.7g

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

青えんどう豆1粒は約0.8g、うぐいす豆は1粒0.8g前後、小豆粒あんは大さじ1が約20g、あんパンには約25gのあんが入っています。参考までにうぐいすパン1個のカロリーは約303kcal、あんパン1個のカロリーは約310kcal。

うぐいす豆も粒あんも砂糖などの甘味を加えるのでカロリーは高めになります。その甘みはお腹も心も満たしてくれます。

3つの豆は畑のお肉ともいわれる大豆と比較するとたんぱく質(100g中14.8g)もカルシウム(79mg)も含有量は高くありません。

それでもスイーツにもなる豆でありながら表に載せたカルシウム以外のカリウムや鉄などのミネラル成分も含まれています。

可愛い系が使われる豆の名前♪色も形も似ている? ひよこ豆が隠し持つパワーのお話はこちらをチェック

ショートケーキ1個の食物繊維、含有量は約0.6gです。豆を使ったスイーツなら1日に摂りたい食物繊維18gに十分貢献してくれるでしょう。

お弁当箱のすきまを埋めてくれる、緑系で彩が添えられる、甘味でホッとできるうぐいす豆、ぜひ見直してみてくださいね。

スイートな味以外のレシピに使える? 常備はできるの??

古くから愛されているうぐいす豆はあくまで味は甘い系です。でもルーツを知ったのならそれ以外のレシピにも使わないのはもったいないですね。

乾燥した青えんどう豆を戻せば、豆ごはんやシンプルな塩味で食べるのもおススメです。

乾燥した豆といえばまず大豆を思い出しますが、豆らしさを味わえるのは青えんどう豆でしょう。

ドライな状態なので湿気に気を付ければ保存期間は約1年なので常備しておくとレシピも広がります。

世界中で食べられているえんどう豆をうぐいす豆のように色を活かしてキレイ系で食べているのは日本だけかもしれません。レシピを途切れさせることなく受け継いでいきたいと思います。

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