スイカの栄養の効能は? 失敗しない夏になるフルーツってホント?? 肌にも!?

夏に会いたい果物はやっぱりスイカ。最近はフライング気味に5月の連休頃から果物コーナーを占拠します。冷蔵庫に入れることを考慮してカットした、スイカの赤は夏が来ることを教えてくれますね。

黄色いスイカも忘れてはいけません。そしてどのスイカも皮が薄くて種も少なめ。スイカの皮をお漬物にする、捨てないエコなレシピもありますが、上品な仕上がりになりそうです。

スイカの皮の黒と緑そして赤の組み合わせは、夏のイラストには欠かせないビジュアル。

歴史ある夏の果物。派手さやセレブ感とは少し違うところで長く存在しています。だからきっとあるはずです。効能がある栄養が。夏の定番スイカを再認識したいと思います。

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スイカの栄養に効能はある? 驚きの事実が!?

スイカの栄養そしてその効能。スイカの栄養に効能はホントにあるのでしょうか? 夏の果物の代名詞、スイカ。まず栄養から調べます。赤いけれど水分多めのスイカの栄養は?

食べやすいスイカのカット方法♪難しくありません!

赤い野菜を代表してトマトと比較してみました。

比較項目 スイカ(100g) トマト(100g)
カロリー 37kcal 19kcal
β-カロテン 830μg 540μg
ビタミンC 10mg 15mg
カリウム 120mg 210mg

100gのスイカはちょっと想像しにくいですね。立方体(1辺約3cm)にカットされたスイカが1つが35g前後。なので3つ食べれば100g以上を食べたことになります。

でもカロリーは40kcal以下なので高カロリーではありません。ちなみにトマトは小さめのサイズなら1個は100g以下。そして栄養成分の中で注目すべき数値があります。

スイカのβ-カロテン含有量は緑黄色野菜の条件をクリアしています。

参考までに緑黄色野菜と呼ばれるにはβ-カロテンが100g中600μg以上の含有量が必要。スーパーなどではフルーツコーナーにいるスイカは緑黄色果物とも呼べるのですね。

比較したトマトも緑黄色野菜の仲間なのですが、沢山食卓に上る・分量を多く食べるなどの条件を満たした上で緑黄色野菜になります。

かぶりつけば果汁たっぷりのスイカ。実は9割が水分でできています。その水分は摂取すればビタミンAに変わるβ-カロテンを含むビューティー果汁でした。

ビタミンAは肌や粘膜を健やかな状態に保つために欠かせない栄養素です。

日差しや汗で夏の肌は疲れがち。季節の肌対策にスイカも候補に挙がります。そしてまだまだあるスイカが持つ効能をご紹介します。

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赤いスイカはただ赤いだけじゃないの?

スイカの赤は夏をイメージさせる色。赤く燃えるような太陽が似合います。ビジュアルのための色と思いがちですが実はこの赤には秘密が隠されていました。

スイカの赤い果肉はリコピンを含んでいます。

先ほどのβ-カロテンに続いてリコピンもあるなんて…スイカすご過ぎですね。リコピンと聞けばトマトの方が多いのでは? と思うのは当然。

でもスイカ100g中のリコピンは3.2mg・同じくトマトは3.0mgと遜色はありません。リコピンの働きを確認しておきましょう。

  • 抗酸化作用で細胞が酸化するのを防ぐ
  • 体内では常に活性酸素が作られ生命を維持しています。でも余分にできた活性酸素は細胞を酸化。酸化は細胞がサビることと同じ。サビた細胞は老化の原因になり、様々な疾患を招くこともあります。

    ◆抗酸化の働きがあるリコピンは余分な活性酸素を取り除きます。そのために起こる身体にイイことは?
    ・コレステロール値を正常に保ち、血流を促す。
    ・新陳代謝を良くして体重増加を防ぐ。
    ・メラニン色素の増加を防ぎ肌細胞を守る。

サプリや健康食品の説明ではありません。スイカに含まれているリコピンが持つ効能のお話です。特に肌には先ほどのβ-カロテンとのダブル効果も期待できますよ。

黄色いスイカの成分は?

ここでスイカの色についての豆知識。黄色いスイカはリコピンを含んでいません。黄色に含まれるのは「キサントフィル」という色素。目の疲れに効く成分です。

赤いスイカの差し色に黄色を選んでオシャレに盛り付けましょう。肌にも目にも効能が期待できるデザートタイムになりますね。

やっぱり夏に食べたいフルーツです!!

約9割が水分のスイカ。もちろん嚙んで食べる果物ですがそのまま水分補給ができる優れものです。

β-カロテン以外にビタミンCやEも含んでいます。他にはカリウムやミネラル成分でもあるマグネシウムも。そして果物ですから糖分もありますね。

このスイカにあと1つを足せば熱中症対策ドリンクとほぼほぼ同じ成分が出来上がります。

スイカにをかけて汗かき対策をしましょう。

汗をかいた時に補給が必要なのは水分だけではありません。塩分を摂る必要があります。スイカに塩をかければ味がUPすると同時に塩分を摂ることができるのです。

スイカに塩…の組み合わせには理由があったのですね。そしてもう1つカリウムも汗と同時に体外に出てしまいます。

筋肉の収縮や神経の働きをサポートするカリウムが体内で低下すると、疲労感や消化器系等の不調の原因となります。夏バテの原因の1つでもあるカリウム不足。

スイカのカリウムで夏バテ予防にも効果が期待できます。食べ続けられているのも納得ですね。

スイカを食べる時の注意点は?

美肌に夏バテ防止に大活躍のスイカ。でも注意点もあります。気をつけて食べることでよりスイカの効果を実りあるものにしたいですね。

スイカのGI値は72、血糖値が上がりやすい食材。でもスイカは9割が水分なので血糖値に影響する炭水化物量は少なめです。糖質に気を付けている時もスイカはおススメです。

1日に200g程度でカロリーも80kcal以内に収めれば食べ過ぎにはなりません。

スイカを食べるとお腹がゆるくなった経験がある人も多いようです。これはスイカの冷やし過ぎが影響していることがほとんど。高温多湿の時期にはキーンと冷やしたいスイカ。

でもスイカが美味しく食べられる温度は8~10度。冷蔵庫で1時間ほど冷やせば十分です。

食べ過ぎない・冷やし過ぎないの2つに気をつければ、夏を快適に過ごすことが目指せます。

忘れていませんか? 夏の主役の殿堂入りしたスイカを。暑さに負けて後悔をする前にぜひスイカの効能を思い出してくださいね。

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