ココナッツシュガーで糖質制限? 低GIがダイエットをサポートしてくれる⁈

ココナッツシュガーってもちろんお砂糖ですよね、シュガーですから。でもそれと糖質制限がどうやって結びつくのかが疑問です。糖質制限という言葉は良く目にします。耳からも入ってきます。

ココナッツは色々な食品になる木の実です。オイルやジュースもありますね。自然でそのままのココナッツを見ることはめったにないのですが、身近な存在です。

糖には無縁のような牛乳も乳糖という糖質が含まれています。食材を見ただけではどのような糖質が含まれているか判断できません。

イメージはカロリー意外と高めに思えるのですが。オイルも採れる位だから脂分だって多いよね。糖質制限とココナッツシュガーの関係を調べてみました。真実は…甘くない?

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ココナッツシュガーで糖質制限? 街の噂はホント??

ココナッツシュガー。シュガーというからにはお砂糖です。ココナッツシュガーで糖質制限? 糖質の糖は砂糖の糖と漢字は同じ。ココナッツシュガーの摂取には注意が必要なはずですよね。

甘味に使う食材を比較しました。

比較項目 ココナッツシュガー 白砂糖 はちみつ
カロリー/100g 383kcal 384kcal 293kcal
GI値 35 99 38

甘くて美味しい3つを比較してみました。カロリーはそれぞれやや高めの数値ですが、ココナッツシュガーのGI値に注目しましょう。GI値35はキウイやみかんとほぼ同じ。

GI値ってなんだっけ? という方のために説明をします。

GI値とは?
摂取をした後に血糖値を上げる数字を、ブドウ糖を100として 数値化したもの。血糖値を上げやすい食品の数字が大きくなります。

空腹時にGI値が高いモノを食べると、血糖値の急激な上昇が起こります。

血液中のブドウ糖が分解できずに、脂肪となって体内に溜ることがあります。

GI値が低い食品は食物繊維を含んでいるモノが多いので、消化に時間が掛かり、お腹の持ちがよく次の空腹までの時間を長くすることが可能。

GI値の低い食品は生活習慣病の予防やダイエットに効果があると言われています。

参考までに牛乳のGI値は25とかなり低め、アスパラガスと同じです。ココナッツシュガーはお砂糖の仲間だけれど、GI値の低さで注目されました。

ココナッツシュガーと糖質制限の関係をもう少し詳しく調べてみたいと思います。

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ココナッツシュガーは栄養があるの?

先ほど表にした白砂糖は炭水化物を含んでいますが、その他の栄養素はほとんどありません。はちみつはビタミンやミネラルを含んでいますが、食物繊維は0です。

ではココナッツシュガーの栄養成分を確認してみます。

◆ココナッツシュガー100gの栄養成分は?
・たんぱく質:1.2g
・カルシウム:225mg
・カリウム:939mg
・マグネシウム:31mg
その他亜鉛・鉄分・食物繊維を含んでいます。

栄養がほとんど無い白砂糖と比較すると、甘味として使うだけでたんぱく質やミネラルが摂れます。

そしてココナッツシュガーには食物繊維が含まれています。この成分に迫ります。

ココナッツシュガーの食物繊維の働きは?

ココナッツシュガーはココナッツの花のつぼみにある蜜が原料。(ココナッツオイルは実を使う)ここには食物繊維も含まれています。ココナッツシュガーの食物繊維は水溶性食物繊維の1つイヌリンです。

※イヌリンは天然の植物からしかできない糖の1種。栄養成分としては食物繊維に分類されます。

    イヌリンの特長は?

  • 腸以外で分解吸収は出来ない食物繊維。
  • 腸に入るとその他の糖の吸収を抑えるゼリー状の物質になる。
  • 腸に入って初めて分解が始まる。

    腸で分解されると、善玉菌の好物フラクトオリゴ糖になる。

    善玉菌が増えて腸内環境が整う。

    便などを腸内に留めることなくスムーズに排泄させる。

お砂糖でありながら、その他の糖の吸収を抑える働きがあります。

ココナッツシュガーに切り替えることで、糖質の摂取を制限することにつながりますね。

ココナッツシュガーの注意点は?

タンパク質やビタミンにお役立ちの食物繊維も含むココナッツシュガー、でも摂取に際しての注意点があります。必ず知っておいて下さい。

◆過剰摂取するとこんなことが…
身体に良い成分はありますが、やはりお砂糖です。取り入れる時は今使っているお砂糖と置き換えをしましょう。

ココナッツシュガーの糖分は果糖。果物などにも含まれる、果糖は肝臓で分解されるので、沢山食べ過ぎると肝臓に負担がかかります。

◆アレルギーに注意
ココナッツはアレルゲンとなるニッケルを含んでいます。アレルギー症状(湿疹・喉の違和感など)を感じた時は使用を中止しましょう。症状が治まらない時は病院に行きましょう。

糖質制限をしている時にも使えるお砂糖ココナッツシュガー。でもこれだけで疾患が良くなる、ダイエットが成功することはありません。

日々の食生活の改善をしたいと思ったら、ココナッツシュガーを思い出して下さい。スイーツを楽しむゆとりで美味しくキレイな暮らしを実現させましょう。

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