風邪を引いたらネギを首に巻く♪効果はホントにあるの?

風邪を引いた時にネギを首に巻く。風邪の引きはじめに「これをするとイイよ!」と、アドバイスされる治療法、ベスト3に入っていますよね。

古くから言われているからには、何か科学的な根拠があるはずですね。ネギの一番美味しい季節は冬。

ネギ

風邪が流行るのも、やはり空気が乾燥しがちな冬。この辺りに秘密が隠されているかもしれません。

風邪を引いたらネギを首に巻く♪効果はホントにあるの? お教えします。

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風邪にネギは意味がある? カギを握るのは匂い!!

風邪を引いたらネギを首に巻く。想像してみるといかがですか? 白ネギはそのまま巻くと邪魔。九条ネギは一本をグルリと巻くとチョーカーになりそう。ビジュアルはともかく「匂い」が気になりませんか?

ネギの白い部分は努力の賜物です。

ネギが持つ独特の匂い。苦手な人はここがNGポイントだったりしますが、「匂い」には名前があります。イオウ化合物の一種で「硫化アリル」。

香りの強い野菜に含まれています。らっきょうやニンニクにも有ります。とても良い仕事をします。

◆硫化アリル(辛味成分)
・殺菌・抗菌作用がある。
催眠作用がある。
・アドレナリンを分泌して、発汗を促す。

風邪の初期対策に、必要な項目が並びました。ネギの白い部分に多く含まれます。10㎝位に切ったネギを首に巻けば、湿り気を感じて乾燥対策にもなります。硫化アリルが、風邪を退治してくれると期待大ですね。

風邪でネギを首に巻く♪生? 焼く?? 煮る???

それぞれの根拠を主張したいのは理解しますが、個人的な、好みもあるかもしれません。風邪で体調が落ち気味の時に、頭上の議論は辛いので検証してみます。

  • イオウ化合物の一種アリシンはネギをカットすると合成されます。強力な抗菌作用を持ちますが、弱点は加熱で壊れてしまう事。

    「生」ならアリシンの効果をストレートに受け止められます。

  • 焼く
  • まだ温かい内に、ガーゼなどに包んで首に巻く。コレが正統派「風邪 ネギ 首に巻く」の方法ですね。

    弱火でフライパンには油を引かず焼くのが流儀。温かいネギで温湿布効果もあります。

  • 煮る
  • すき焼きの鍋から、取り出さないで下さいね。お鍋で茹でる、レンジでチンもありです。温める事で匂いも優しくなります。

    首にある太い血管を温める事で、風邪の初期症状を抑え込めればいいですね。

ガーゼを使って首に巻くのですが、子供と就寝時には使用をしない方がいいですね。子供の動きは予測不能。首の巻物は危険です。就寝時は布団がネギっぽくなりそう。

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風邪にネギは意味がある?専門家の意見は?

風邪症状の専門家。お医者様がTV番組でポロリと、言った一言「ネギは食べて下さい」。匂いや温湿布に効果アリなんて期待をさせましたが、硫化アリルが、鼻や喉を刺激して終了です。

それよりも、専門家の意見は巻くより食べてね!です。こういった民間療法は、都市伝説のように日常に忍び込んでいます。

子供の頃これをしてもらって「なんとなく安心できた」、この記憶が治療効果をもたらすのかもしれません。

東のトレンド? 風邪 ネギ 首に巻く!!

私の出身地では、基本的には青ネギを食べていました。白い部分が多いネギは、関東地方に来てから知りました。首に巻くのはやはり白ネギですね。

マフラー

TV番組で取り上げられるので、昔から知っているつもりでしたが、たぶん大人になって、この民間療法を知ったと思います。

南関東出身のパートナーに聞いてみました。「生のネギを手ぬぐいで首に巻いた」経験があるそうです。

効果としては匂いで鼻への刺激になる。おでこには巻かないと言われました。鉢巻きにするなら「風邪退散」と書けば、効果倍増ですね。

痰が絡む咳はやはり心配です。こちらの記事をチエック! お大事に。
風邪の症状♪咳に痰がからむ時注意したいのはココ!!

残念ながら同居してからは未体験です。でも「食べる」はしっかり実行しています。専門家の言う通りやはり食べて、風邪予防にネギを美味しく活用したいですね。

風邪にネギは意味があります! 効果のある成分は?

ネギは巻くより食べよう。この根拠を調べてみましょう。

◆白ネギ有効成分

  • ネギオール
  • 殺菌・抗菌・抗ウイルス作用がある優れもの成分がネギオール。風邪のウイルスも退けてくれると期待して献立に取りいれましょう。

  • アリシン
  • ネギをカットすると匂いがより感じられます。これがアリシン。強い殺菌作用があります。身体の中の細菌の撃退に効果があります。

    豚肉や納豆に含まれるビタミンB1の吸収を良くし、B1の働きの活性化にも効果があります。

    ビタミンB1は脳が働くためにも必要な栄養素。風邪予防と同時に集中力のUPにもつながります。

    アリシンは熱に弱いので、生食がいいのですが、加熱した場合はスープも一緒に摂ることを心掛けましょう。鍋の締めはそのためにあるかも。 

忘れないでほしいネギのグリーンな部分。青ネギには、ビタミンAがたっぷり含まれています。粘膜の健康を保ち、体内に入れば免疫力UPにも力を発揮します。巻くことは絶対NGではありません。

でもこんなに様々な、風邪予防の成分を持っているなら、食べなければ損ですね。野菜売場のセンターを見れば風邪が流行る時期に、満を持してネギがいます。エコバックから見えるネギは、身体への思いやりですね。 

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