日焼け止めのSPF50は肌に悪い! トラブル回避はできるの?

日焼け止めの箱に書いてあるSPF50。10や20もあるからやっぱりこれは年齢よね。50代には50で。30代には30よね。60代は50と10を足せば60で計算はあっているよね。

でも見た目が20代なら20でOK…? 美活のアンテナが感度良好なら、もちろんこれが大きな勘違いというのはお分かりですね。勘違いを超越してカオスに突入です。

日焼け止め

でもうわさではSPF50はどうも評判が良くないらしいのです。原因はナニがあるのでしょうか。重い? 重い荷物や性格は面倒な存在になりがち。だからといって放り出すわけにもいかないし…

がっちりと防ぐために高い数値を選んだけれどそれはリスクなの。肌に悪い理由はあるの? SPF50を日焼け止めに使う時の注意点も知っておきましょう。メリットだってきっとあるはず。

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日焼け止めのSPF50は肌に悪いの? 50ってナニ?

日焼け止めSPF50が肌に悪い。本当は肌を守るはずの日焼け止めSPF50が肌に悪いなんて、こんなに悪モノ扱いされるなんて何か理由があってのことですよね。

太陽の光はお役立ち♪

その前にSPF50の意味を知っていますか? 悪モノと決めつける前にSPF50のプロフィールを確認しておきましょう。

◆SPF50って何者?
紫外線UVBから肌をガードします。数字はスッピン状態から日焼けが始まるまでの時間をどれぐらい延ばせるかの時間を数字で提示。

UVBに当たって20分後に日焼けが始まるを基準として計算をします。「50倍日に焼けない時間を延ばせる」を表す数字が50です。

20分×50=1000分 16時間40分日焼けが始まるのを遅らせるコトが可能と計算できます。

日に焼けてしまうのを1000分も延長してくれる働き者がどうして肌には悪いと判定されてしまったのでしょうか。そのためにはSPF50の実態に踏み込んでいきましょう。

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理由があるの? SPF50が肌に悪いのは

日焼けから肌を守る、しかも皮膚がんなどの危険性もある紫外線UVBから肌を防御なら、日焼け止めを塗ってから少しでも防ぐ時間が長い方を選びたいですよね。

でもSPF50は持続性が長いために、肌への影響にも注意が必要です。日焼け止めの成分紫外線吸収剤と紫外線散乱剤を確認します。

  • 紫外線吸収剤(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル・オキシベンゾン-3など)
  • 長所:紫外線を防ぐ力が強い。白く浮くことがなく、透明で塗る時の感触も良好。

    短所:紫外線のエネルギーを吸収し、化学変化で肌を紫外線から守る。紫外線からのダメージは防げますが、化学変化が肌荒れやアレルギーの原因となることも。

  • 紫外線散乱剤(二酸化チタン・酸化亜鉛)
  • 長所:肌を散乱剤で覆って紫外線を反射して皮膚に紫外線を入り込むことを防ぐので肌への刺激や負担が少ない。UVA・UVBどちらも防ぐコトができる。

    短所:紫外線を防御率は強くない。白く残る・伸びが悪い。肌が乾きがち。成分である二酸化チタンや酸化亜鉛は光が当たると化学反応を起こすので肌への刺激が0ではない。

SPF50で紫外線から肌は防御することが肌荒れ・乾燥・アレルギーの原因を作ることになってしまします。

このことから【日焼け止め SPF50 肌に悪い】という噂が拡散されました。確かに肌へのデメリットは沢山ありますが、適材適所でメリットに変える事もできますよ。

SPF50メリットになるのはどんな時?

湿度の高い夏でもエアコンで肌は乾燥しがち。そこに日焼け止めで増々乾燥肌を進行させないためにも、使う時と場所が決まってから日焼け止めを用意しましょう。

SPF50を使う時→屋外での長時間作業やスポーツ(スキーも含む)・レジャーをする時

日焼け止め2

紫外線に当たる時間が長く、塗り直すことがなかなかできない時も、SPF50のウォータープルーフタイプを使って肌を守るのもメリットの1つ。

SPF50で肌荒れが起きない、紫外線を防ぐコトが優先できるのなら、SPF50の日焼け止めはメリットになりますね。

そして洗い流すまでが肌を守る行動。1日の終わりには日焼け止めを正しく洗い流します。

注意事項を確認して、専用のクレンジングがあればそれを使って優しく丁寧に洗い、保湿をして肌を保護しましょう。

SPF20+SPF30でSPF50になるの?

完璧な日焼け対策のためまずSPF20の日焼け止めを塗り、その上にSPF30を重ね塗りをするとSPF50になる? という期待しますよね。これはSPF50にはなりません。

どちらか大きい数字の方の効果はありますが、肌への負担と刺激がやはり心配です。重ね塗りをするより、2〜3時間おきに塗り直す方が効果は確実。

メイクの時は順番に気をつけましょう。

洗顔→化粧水などの保湿→1〜2分後に日焼け止め→化粧下地→ファンデーションの順。先に保湿がポイント。スプレータイプの日焼け止めはお化粧が済んでから使います。

BBクリーム・CCクリームは日焼け止めの成分がふくまれているので基本はそれだけで大丈夫。心配な時は日焼け止めをよく混ぜて塗ることはOKです。

SPF50最新情報♪手に取ってみる?

肌が真っ赤になる痛々しい日焼けから肌をガードするSPF50。含まれている成分は紫外線から肌をガードしても、肌そのものにはトラブルの原因となることが分かりました。

決して悪モノではありません。ドラッグストアの日焼け止めコーナーには沢山の種類が並んでいます。この中から自分に合うものをチョイスすることが重要です。

日焼け止めコーナー開設記念♪最新情報を現地リポート!

現場主義のライターとしては、やはりどんな日焼け止めが売られているかを見に行かずにはいられません。行ってきました、近所のドラッグストアに。調度ポイント5倍の日。

売場の90%がSPF50・PA++++の商品で埋められています。保湿ができる成分が入ったモノも沢山あります。ベビーにも使える安心成分で作られているとうたうSPF50も目につきます。

売場担当者の方にお話を聞いてみました。SPF50は紫外線吸収剤を使っているので刺激が0ではありません。肌がデリケートな方はやはり紫外線吸収剤を含まない製品をおすすめしますと言われました。以上現場からでした。

そして家に戻ってから気になったメーカーの公式サイトを見てみました。高いレベルのSPF・PAの製品も低刺激で作られていると掲載があります。

化粧品メーカーの努力で選択肢が増えているのは間違いありません。SPF50が悪モノの汚名を返上する時が、近づきつつあるようです。

もちろん様々な商品があるので、ドラッグストア担当者の方の注意事項は忘れないで下さいね。

アレルギーテスト済は、すべての人にトラブルが起こらないという保証ではないのは、どの化粧品にも共通しています。

使い切る期限は「開封後1年」を守ることで肌への影響を減らせます。より高い効果を求めるニーズに応えた、新しい日焼け止めへの変更もアリですね。

紫外線は肌トラブルの大きな原因の1つ。でもトラブル回避には、食生活や睡眠などの日々の習慣も重要です。紫外線UVBが多い7〜8月は、栄養バランスや睡眠時間が崩れがちな時期と一致。

外からのガード、中から支えるダブルパワーで紫外線トラブルを乗り切って、美肌の映える季節を迎えましょう。

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