七宝模様の意味は? 漢字を見ただけでいい予感! 丸いけれどあなたの暮らしをコーチング?!

七宝(しっぽう)という名前の模様があります。7つも宝があると聞くとすでにナニか良いことが起こりそうな予感がします。同時に今の自分が持っている宝物の数を数えてみたくなりますね。

着るものだったり持ち歩くグッズだったり、使われている模様に意味があるとチョイスしたものをより愛おしく感じることもあるでしょう。長く使えるアイテムになります。

このような意味があるから私の手元にあるの、などと話題にすればこれまで以上のつながりもできそうです。

使われている漢字を見てまずテンションが上がります。どのような意味があるの? 七宝模様。バイブス感じて集めてみるのもイイかもしれません。ラッキーセブンの正体を探ってみます。

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七宝模様の意味はナニ? お宝はどこに??

七宝模様の意味。七と宝がコラボした模様の意味にはナニがあるのでしょうか。七宝模様の意味を予想するだけで気持ちが上がってきます。七宝模様の意味はコレです。

刺し子で七宝模様♪2色にしたところが可愛い

人とのスムーズなつながりを表現し、そのつながりが長く続くことを意味しています。

七宝模様そのものに具体的なお宝は描かれていません。模様に使われているのは曲線だけです。丸い形をつなげていくと七宝模様が出来上がります。描き方を独自解説してみます。

  • 七宝模様の描き方
  • 正方形に収まるイメージで、同じサイズの正円を4つ描く。雪だるまのカップルが寄り添うように円周をくっつける。

    円周が接している4つのポイントを通るように真ん中に同じ大きさの正円を描く。

    3つの円周が重なった個所から(雪だるまの首部分)左右に同じ大きさの正円を描く。

    花びら状の楕円に囲まれた曲線の菱形が真ん中に表れる。

    このまま正円を上下左右につなげていくと七宝模様が広がっていく。

でもどうして丸をつなげただけで七宝になったのでしょう。丸の中に宝物が隠されているのでしょうか、秘密を調べてみました。

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聞き間違い? そうではありませんセンスです!?

七宝を名乗っているのに模様を構成するのは丸だけ。七も宝も出てきません。それでもこの模様が七宝模様と呼ばれるのはどうしてでしょうか。それにはこのような理由があります。

七宝模様の一部分をだけを見ると4つの円で構成されている箇所があります。その模様は古来よりこう呼ばれます。

四方襷(しほうだすき)

4つの円のつながりがすべての方向に伸びていく様子を当時のセンスで表現したのでしょう。そして「しほう」は誰ともなくいつの間にかこう呼ばれるようになります。

四方(しほう)が進展して七宝(しっぽう)と名付けられました。

勘違いや空耳といわれるかもしれませんが「4より7」ラッキーナンバーで宝をつなげたのです。実は七宝をリアルな宝物として示す仏教の教えがあります。次はこの7つの宝をご紹介します。

価値は今も変わらない? 7つの輝きが!

センスと願望が詰まった七宝模様。7つの宝はそのルーツに関わることはなかったけれど、愛される模様として続くために指名をされたのです。

仏に選ばれた宝はこの7つです。

  • 7つの宝
  • 1.
    2.銀
    3.瑠璃(るり)
    4.玻璃(はり)
    5.珊瑚(さんご)
    6.瑪瑙(めのう)
    7.硨磲(しゃこ)

7つの宝は今でも価値があるものばかりです。金・ゴールドは資産として蓄えることがあります。銀・シルバーを使ったアクセサリーを身に着けるとハッピーな気分になりますね。

宝をまとめてデザイン化! すべてが縁起の良い模様♪宝尽くしのお話はこちらで! 七宝模様も参戦

青いガラスの瑠璃と透明ガラスの玻璃。ガラスに精巧な模様を彫る薩摩切子や江戸切子を使うとリッチな気分になれます。

珊瑚は今では自由に採ることができない海の宝物。瑪瑙は鉱物ですが形を変えたり色を付けたりして自分だけの宝石を作ることができます。

硨磲は同じ海の生き物の蝦蛄とは違います。こちらは貝の一種です。分厚い貝殻を球体にして数珠を作ることができます。現代では身につけると金運にご利益があるようです。

7つを手に入れればハッピーは間違いありません。でもこのような超リッチなお宝が絶対欲しいという願望は幸せを遠ざけるようです。

今手の中にある宝に感謝をすることで次の宝がやってくるかもしれない、宝の前では謙虚であることが大事ということを忘れないでくださいね。

七宝模様にはその教えが込められています。

七宝模様の変化は止まらない!?

丸でつながっている七宝模様。7つの宝は後付けとはいえ模様は縁起の良いお祝いにも相応しい模様です。

幸せを願う模様は正円だけではなく楕円を組み合わせる、花びら状の部分を目立たせるなど様々に印象を変えて使われています。

円に囲まれた真ん中にデザイン化した花をあしらった七宝つなぎ。雪の結晶を花のように描いた雪花七宝。つながった七宝模様をセンス良くカットしてランダムに配置した破れ七宝。

シンプルな模様は応用が効きます。身に着けるものだけではなくお皿に使えばどのようなレシピも受け止めてくれそうですね。つながる円は心も丸くしてくれます。

一緒に7つの宝物のストーリーも忘れずに語ってください。周囲との関係性も豊かになるでしょう。

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