彼岸花の花言葉は色別なの?? 反対とカワイイ系!! 背中を押してくれるってホント?!

彼岸花、秋を代表する花です。同じ秋の花にはコスモスがありますが、こちらは嫋やかさ(たおやかさ)が好まれるポイント。それと比べると彼岸花は自立した花ともいえます。

以前は公園などで育てて咲く花のイメージがありませんでした。でも最近は彼岸花が咲くと大勢の人が集まる名所があちらこちらに登場、映える花の1つとして認知されています。

見た目だけで判断すると自己主張の強さがうかがえます。様々な呼び名を持つところも気になりますね。

想像通り、それとも予想外。花が炎に例えられることもあるけれどそんなに強い思いがあるのでしょうか。色別で彼岸花の花言葉を調べてみました。今年も開花が待ち遠しいですね。

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彼岸花の花言葉♪色別の前に基本情報から!

彼岸花の花言葉を色別に紹介をしようと思ったのですが、彼岸花の色別ではなく、彼岸花そのものが持つ花言葉もあります。彼岸花のイメージそのままの基本の花言葉から始めたいと思います。

貴重映像♪彼岸花が開きます…

◆彼岸花の花言葉
・情熱
・妖艶
恐怖

代表的な赤い彼岸花はそのビジュアルからも熱のこもった思いが伝わってきます。それは少し温度が高すぎるのかもしれません。それが次の言葉につながるのでしょうか。

「妖」が加えられた姿は見ているだけなら綺麗と思えますが、一度巻き込まれてしまうと絡めとられてしまう感覚に陥ります。

そして最終的にはより強い不安を感じさせるのが彼岸花なのでしょうか。結果、ネガティブな花言葉となってしまいました。

でもポジティブにジャッジをすれば真似のできない美しさを持つ花ともいえますね。

この後は色別の花言葉をご紹介します。

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彼岸花には白とピンクに黄色も? 花言葉は??

代表的な燃えるような赤だけではない彼岸花。正反対の白から間を取り持つピンク。そして違う意味で目立つ、黄色い彼岸花もあります。それぞれの花言葉を調べました。

  • 白い彼岸花
  • ・再び会う
    あなただけを思う

    白い彼岸花の主な生息地は九州地方でした。今では球根の販売があるので育てて咲かせることも可能です。

  • ピンクの彼岸花
  • ・楽しさ
    ・心地よさ

    ピンクの花を咲かせる彼岸花に「さつま美人」という品種があります。彼岸花のイメージが覆るような可愛さは心がウキウキしてきます。

  • 黄色い彼岸花
  • 元気
    ・思いやり

    ショウキズイセンと呼ばれるヒガンバナ属の花です。赤が黄色に変わることで花に軽やかさと爽やかさが出ます。色がアピールする明るさが花言葉になっているのでしょう。

毒…でもそれが役に立つこともあります。そこに咲く意味がある彼岸花のお話はこちら

色が変わるだけで花言葉もガラッと変わる彼岸花。色々な種類が1か所で見られる名所もあります。

開花時期も少しずつ違うので長く楽しむこともできますね。

花と葉の関係から生まれた花言葉?

開花した彼岸花を見るとの上に花がのっているように見えます。これはまず花が咲いて緑の葉はその後に生えてくるからです。お彼岸に花が咲いて葉が出るのは10月頃になります。

この様子を見てつけられた花言葉があります。

良いことがありそうな予感

「葉と出会うことなく花が終わる」様子は永遠の別れと古くから言い伝えられていました。でもその逆の捉え方から生まれた前向きな花言葉です。

花が終わっても新しい緑の葉が生えてくる。これはむしろこれからが始まりと感じることができますね。

これとは別になりますが、彼岸花の別名で特に有名な「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」があります。これは仏教のお話の中に出てくる花の名前。

もし出会えたら「気が付けば悪いことと距離を置くことができる」という幸運の花です。本来は白い花のはずがいつの間にか赤い彼岸花にこの別名が冠されました。

誰がこの別名をつけたのかは不明です。でも植物の特徴と分かっている現代でも、彼岸花の魅力と畏怖は続いているのでしょう。

彼岸花の別名と仲間たち

彼岸花の別名、先程は「曼珠沙華」を紹介しました。そしてこれ以外にも彼岸花には数え切れないほどの別名(1000以上がく)があります。

子供の頃「キツネノマンジュウ」と呼んでいた記憶があるのですが、キツネと曼珠沙華をごちゃまぜにして覚えていたのかもしれません。他には「キツネバナ」という別名もあります。

彼岸花は英語では「レッドスパイダーリリー」。花びらがクモの足のように見えるのでしょうか。言われてみればそんな気がします。

そしてややこしいのが彼岸花の学名は「リコリス ラディアータ」。でもこの「リコリス」と花屋さんで売られている「リコリス」の花とは別物です。

植物の大きなグループに「ヒガンバナ科」があります。その下に「属」という小さなグループがあり「ヒガンバナ属」「リコリス属」に分かれています。仲間であることは確かなようですね。

中国から日本へそして縁起の良くない花と陰口を叩かれることが多かった彼岸花。でもかつて言われていたことは迷信と認定して大丈夫でしょう。

寄りかからずスッと立つ姿には負けないパワーも感じ取れます。秋を彩る彼岸花の「赤・白・ピンク・黄色」はあなたへのエールになってくれるかもしれませんね。

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