麦茶は肌に効果があるの? 水分と一緒に摂れる成分はナニ?? 香りもご一緒に!?

麦茶は香りも楽しめるお茶と思うのですがいかがでしょうか。麦茶の入っている袋を開けたときに感じる香ばしさは夏がイメージできますね。麦茶には夏の太陽が似合います。

夏の麦茶の役割はやはり水分補給です。夏のお出かけに麦茶を持って行く確率は高めですね。そして長く飲み続けられている麦茶にはまだ期待できることがあるようです。

汗を流す時期の麦茶にナニが期待できるのか。ゴクゴクと飲んで喉を潤してくれるだけでも十分な気もするのですが…。

そこまで求めてもイイの? 夏の季語にもなっている日本を代表する飲み物です。肌への効果が麦茶にあるって本当なのでしょうか。 麦茶を飲みながら調べてみました。

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麦茶は肌に効果があるの? どんな成分があるの??

麦茶を飲むとに効果がある。汗をかいた時に飲む麦茶が肌に効果があるってなんか想像ができないのですが。麦茶の肌への効果を調べるために成分を見てみましょう。

海外でも愛飲されています♪

同じお茶系飲み物のせん茶と比較をしてみました。どちらも滲出した液・100gの数値です。

★★★ 麦茶 せん茶
カロリー 1kcal 2kcal
ビタミンC (0) 6mg
亜鉛 0.1mg Tr
カリウム 6mg 27mg

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

100g=100mlなのでコップ1杯程度の分量が目安になります。まずはカロリーから見ていきましょう。スイーツと一緒に飲んでも安心できる低カロリーですね。

次はビタミンCを見てみましょう。肌の代謝に必要なビタミンCを麦茶は含んでいません。だったら麦茶よりせん茶を飲んだ方が肌に効果が期待できるのでは? と思ってしまいますね。

でもそれ以外の栄養素を見て欲しいのです。麦茶には亜鉛が含まれています。せん茶はごく微量を意味する「Tr」です。

亜鉛はミネラルの一種ですが亜鉛と肌にはナニか関係があるのでしょうか。この後はその関係を紐解きます。

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亜鉛ってそんなに大事なの? 肌との関係は??

亜鉛はミネラルに分類される栄養素です。身体の中の全身に存在しているのですが分量は約2gというビックリするくらいのわずかなもの。

でもこの亜鉛は人間にとってとても重要な働きをしています。代表的な働きはコレです。

細胞が新しくなる時、スムーズに行われることをサポートする。

もちろん肌細胞の生まれ変わりにも亜鉛はマストアイテムです。亜鉛が足りていれば肌の新陳代謝も滞りなく行われます。肌の状態が良くない原因の1つに亜鉛不足があるかもしれません。

体内に存在している亜鉛ですが食べ物から摂取をする必要があります。成人の女子なら1日の摂取量の目安は約8mgです。

亜鉛を多く含む食品には抹茶(100g/6.3mg)や牡蠣(100g/13.2mg)があります。といっても毎日食べるのはムリな食材です。

亜鉛は食材によって体内への吸収率が変わります。どれか1品で摂取するより幅広い食材から摂取することで目安となる亜鉛を補給することが可能になるのです。

麦茶の亜鉛もその食材の候補になります。手軽に飲める麦茶で亜鉛を摂れば肌への効果が期待できますね。

麦茶の麦はどんな麦なの?

麦はとても身近な穀物です。小麦粉を使ったパンやスイーツ、そして麺類と口にしない日は無いといっても過言ではありません。

でも麦茶の麦は小麦ではなく「大麦」という麦の仲間でも別の種類。我が家にある麦茶は六条麦茶を使っていると書いてあります。これは大麦の品種の1つです。

食べる麦にも効果があります! エッそれも大麦だったの?

大麦を使っているので大麦独自のポリフェノール(Pクマル酸)を麦茶から摂取することもできます。抗酸化作用を期待することができるので、肌のシミの予防にもなりますね。

麦茶を飲む価値は間違いなくありそうです。

麦茶は夏だけじゃもったいない?

初めに麦茶の香りに夏を感じると書きましたがこの香りにも名前があります。「アルキルピラジン」という何だか原人っぽいネーミングの香り成分。

夏しかも夏休みを連想させる香りには癒し効果があることが分かったようです。プラス血液サラサラ効果もあるという優れものの香りでした。

麦茶は夏を代表する飲み物ですが、我が家は最近麦茶を夏以外でも使うことが増えました。1番の理由はノンカフェインだからです。年齢に関係なく飲めるのは助かりますね。

そこで気になったのが麦茶は身体を冷やすという点でした。カリウムを含んでいるので体外に水分を排出する作用を持っています。

でも初めの表にあったようにカリウムはせん茶と比較すると少なめです。利尿作用は少な目ともいえるのです。

ホットや常温、そしてがぶ飲みをしなければ夏以外の水分補給にも麦茶は有効ですね。

幅広くフレキシブルに活用できる麦茶ですが注意点もあります。大麦にはグルテンが含まれていないので小麦アレルギーでも大丈夫といわれています。

でも残念ながら絶対ではありません。小麦アレルギーがある方が飲む時は注意が必要です。

お家で淹れるティーバッグから粉タイプそしてペットボトルと麦茶は色々なスタイルで日常に根付いています。水分補給と肌対策のダブル効果は見逃し禁止ですね。

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