虎杖に花言葉があるの? 読めない漢字が持っているホントの役割ってナニ??

虎杖。植物の名前です。近頃はメディアでも目にする機会が増えたので読み方を知っている確率は上がっているでしょう。正しい読み方はこの後で発表するのでとりあえず胸に秘めておいてください。

漢字のイメージとしてはとても頑強そうなものにこの名前をつけたと思いたくなりますね。そして虎ですから色的にも想像したりします。どこかにシマシマがあるのかと妄想が膨らみます。

虎杖というワードはキャラクターの名前以前には地名でもあることを知っているのは自慢になるかもしれません。

私がこの名前を知ったきっかけは近所のお店の屋号でしたが植物とはまったく無関係のお店でした。けれど花言葉で選んだの? 虎杖を。隠された真実を調べてみました。

スポンサード リンク

虎杖の花言葉はナニ? 読み方は記憶に残る??

虎杖にはどのような花言葉があるのでしょうか。道を歩いていても出会うチャンスがある虎杖。そして花言葉の前に読み方をご紹介したいと思います。

食べられる山野草♪ 虎杖の調理方法です

虎杖の読み仮名は「いたどり」です。

虎と杖から「いたどり」という読み方を紐解くのは想像を大きく外れているかもしれませんね。

最近は様々な場面で目にする漢字になっている虎杖は至って読み方は素朴な雰囲気もあります。

ここまで「虎杖・いたどり」を連呼したので記憶にも残ったことを願っています。この後は花言葉のお話に移りたいと思います。

スポンサードリンク

意外な一面が? 役に立つの??

ふりがなを脳内にしっかりととどめておきたい虎杖。くどいようですが「いたどり」と読みます。そして野原や道端でも生育する虎杖にはこのような花言葉があります。それはコレです。

回復

うっかりすると雑なグループにまとめられてしまう可能性もある虎杖ですが、薬の原料という役割も持っています。

虎杖は止血と沈痛の効果が期待できます。

けがをした時などは虎杖の葉を薬にした時代がありました。傷が癒えて活動再開となればこの花言葉を口にするでしょう。

あまり知られていない一面を花言葉で表していました。

片隅に生えていても雑草ではない虎杖は薬草という役割も持っているのが伝わってきますね。

素直に表現? またもや不意打ちなの??

虎杖で回復そして復活へとつながればメンタルも上がってきます。虎杖は奈良時代から平安時代の書物などに記述がみられます。

虎杖の花言葉次はコレをご紹介。

見かけによらない

これに関しては虎杖を植物的なプロフィールから理由を探ります。

    ◆虎杖

  • タデ科ソバカズラ属イタドリ種
  • 東アジア原産
  • 7月~10月に開花

主に山野に生育がみられるタデ科に属しています。属名はあまり聞きなれない名前ですがその中で虎杖は1つの主として存在しているのです。

難読漢字の植物は文様になりました♪ 木賊が意味するものは? 読み方もこちらで

育つ勢いがいいので外来種と思ったのですが日本の歴史とともにある植物です。

白い小さな花を夏から秋に咲かせますが花にはこのような特徴があります。

別々の株で雄花と雌花が咲く

雄花・雌花が別に育つ植物にはイチョウがあります。野山に自然に咲く多年草の虎杖も同じような性質を持っていました。

一見するとこんな特徴があるとは分からないのが由来になったのが先ほどご紹介した花言葉です。

虎杖を雑な草の仲間にはしないで少し変わった育ち方をする花であるのを注視した結果の花言葉ですね。

キーワードは変更? 別のサイトで活躍しているの??

花言葉を沢山持つ花や木もありますが虎杖はここまでご紹介した2つしかありません。

主にアジアが原産なので神話の中で神様と絡んだストーリーはありません。そして親族間の係争に絡んだ逸話もありません。花言葉が2つしかない稀有な存在であるともいえるでしょう。

けれど虎杖には薬草や花言葉以外に「山菜」という役目があります。

収穫時期は4月~5月。

新しく出た茎がポンと音を立てるくらいの柔らかさの虎杖が山菜、春の食材になるのです。

中が空洞の茎が折れる音からついた別名は「スカンポ

虎杖という強めの名前は新芽の時期にはユーモラスな呼び名に変わります。

虎杖・レシピで検索すれば多種多様な食べ方が出てきます。きんぴらやお肉を使った炒めものにジャムなどの保存食まで花言葉はたった2つだけれどレシピは豊富な虎杖。

虎杖は暮らしに馴染んだ山野で取れる野菜です。

雌花の虎杖には秋になると実をつけますが酸味が強いので食べるのには向かないようです。食材として活躍するのは芽吹きの春限定です。

アジアが故郷の虎杖は言葉少ない植物ですが、人の手で持ち込まれた結果イギリスでは駆除が必要な外来種になっています。

植物界の困りものの存在があるのは各国共通かもしれませんが、日本では親近感がある虎杖が邪魔者になっているのは残念です。

北の大地では虎杖が生育していたことが由来となって「虎杖浜(こじょうはま)」という地名にもなっています。

春本番を告げる食材に白い花は夏の季語にもなり、小ぶりで密に咲いた花は茶花として珍重されます。和の虎杖との長い御付き合いを程よい距離感で続けていきたいですね。

スポンサード リンク



このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

Comments links could be nofollow free.

サブコンテンツ

このページの先頭へ