キスという名前の魚の季節を知ろう!! 意外な守備範囲で胃袋を満たせるの??

キス、今回は魚の名前のキスのお話です。料理をする場合はもうこれ一択というほどのレシピがあります。それは天ぷらですね。天ぷらになるために生まれたといっても過言ではありません。

今日のおまかせから選べる魚介類のメニューまでキスは大活躍、キスがいなければガッカリなんてこともあり得そうです。カラッとした衣も目に浮かぶでしょう。

常に見ている気にはなっているけれど自然界に育つのだからやっぱり知っておいたほうが良いと思うのです。

スーパーのお魚コーナーもチェックしましょう。お家なら別の一面も試せます。季節はいつなの? キスは魚の中の人気者。登場回数をより増やすのを目標にしていきます。

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キスは魚だから季節が関係する? ピークに食べたい??

キスは魚、だから季節との関連があるはずです。キスの美味しい季節はいつなのでしょうか。和食のメニューの一端を担うキス。

ワサビ塩で最後まで衣はサクサクですね

キスの季節についての答え、まずはコレになります。

キスの季節は年1回だけではありません。

キスがおいしい季節、旬と呼ばれる時期は限定的ではないようです。これまで耳にした旬の時期は間違いではありません。

キスと季節の関係は思っているよりフレキシブルのようです。

この後はキスのおいしい季節についてのお話に移ります。

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影響があるのはそれなの? やっぱり海の生き物??

美味しいキスが食べられる季節、その時期は超限定的というわけではないようです。キスの時期を順を追ってご紹介します。

キスと呼ばれる魚は日本沿岸では5種類ほど泳いでいるのですが今回はその中でもメジャーなキス「シロギス」の時期になります。まずはこの季節からスタートしましょう。

・春(3~5月)
深い海の生息していたキスが沿岸に戻ってくる時期、早いところでは3月頃からスタート。熊本ではこの時期美味しいキスが釣れた報告があがっています。

・夏(6~8月)
年間を通して釣れるキスですが産卵前に浅い海に戻ってくるので釣り人たちにもハイシーズンです。

江戸前のキスの旬はこの時期ですね。

現在の全国の漁獲量トップは千葉県です。関東ではキスの旬は「夏」という言い伝えが共有されているのはキスが獲れる地域からも伝わってきます。

産卵期を控えたキスはあっさりとしているけれどしっとりとした身が味わえます。キスの旬は獲れる地域で変わるようです。

次はこの後の季節に移りましょう。

イメージとは違う気が? チェックしたい項目もあるの??

春本番を迎える前からキスを食べている地域があります。そして今でも昔から食べている季節のキスを御馳走とする地域もあります。

けれどキスの季節はまだ続くのです。印象が変わるキスの時期はここです。

・秋(9~11月)
水温が下がる前に沿岸あたりを泳いでいるキスを釣ることが可能です。関西では秋もキス釣りは時期といえます。

体長10cmほどの可愛い系のキスが釣れる季節。新鮮なものはお刺身でも食べられます。

・冬(12月~2月)
キスにとっては深めの場所で静かに暮らす季節です。20cmほどのキスが釣れる時期。山陰の海で冬のキスが釣れています。

寒さに備えて餌を食べて脂分を蓄えているので味はお墨付きです。

海水温や生息の地域で美味しいキスが食べられる時期は大きく変わります。

ただ最近キスが減っている地域があります。そのためにこのような申し合わせ事項が出ているのです。

生まれたキスを守るために相模湾では9月~12月は禁漁です。

おいしいキスのためには知っておく必要がありますね。必ず調べてから出かけましょう。

たくさん食べてもイイの? 数値からも判明した??

各地各季節のキス情報を読んだおかげですっかり胃袋がキスを食べるモードになっていませんか。最後はキスの栄養を数値で見てみたいと思います。サッパリが身上のキスですがどのような栄養成分を持っているのでしょう。

比較相手には天ぷらや唐揚げで食べたいワカサギと冬の白身の代表タラを選びました。

★★★ キス
生/100g
ワカサギ
生/100g
タラ
生/100g
カロリー 73kcal 71kcal 72kcal
たんぱく質 18.5g 14.4g 17.6g
脂質 0.2g 1.7g 0.2g
カルシウム 27mg 450mg 32mg

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

個人的には西京焼きがベストです♪ 見た目よりもしっとり柔らかな身にはナニかあるの? さわらのお話はこちらで! 旬の真実も

キスは天ぷら用なら1枚20g前後、参考値ですがキスのてんぷらは1枚42kcal、ちなみに海老天は81kcalなので約半分。ワカサギは1匹が5g前後、タラ1枚は90g前後を参考にしてください。

キスは低カロリーでたんぱく質が摂取できる食材です。

脂質は低いと予想していましたがあの白身で油脂分を全く感じないタラと同じ含有量でした。

骨ごと食べるケースが多いワカサギと比較するとカルシウムの含有量はやはり劣りますが摂取は可能です。

天ぷらを連発してしまいましたがそれ以外にはピカタやソテーもおおススメの食べ方です。

季節も場所もレシピも今よりずっと広く大きいキス。お魚の日を増やすためにもぜひ取り入れてくださいね。

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