伊勢神宮の外宮と内宮の違いってナニ? 順番はどちらから??

今年は20年に1度、社殿を造り替える式年遷宮で盛り上がっている、伊勢神宮。江戸時代から日本人の聖地として神社№1の地位は絶対的。

広い伊勢神宮には外宮と内宮があります。そういえば、外宮や内宮という言葉は聞いたことがあるけれど、一体どこが外宮でどこが内宮なのか…。

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お参りする順番って決まっているの? 必ず守らないと神様に怒られちゃうのかしら。そんなあなたに、伊勢神宮の疑問をわかりやすくご紹介します。

伊勢神宮の外宮と内宮 の違い。そして外せない順番はどちらからなのか、調査致しました。

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伊勢神宮の外宮とは?

伊勢神宮には、皇大神宮が鎮座する「内宮」と、豊受大神宮が鎮座する「外宮」があります。

ここではまず外宮(げくう)について、ご紹介します。伊勢神宮を、参拝されたことがある方の中でも外宮を訪れたことがない方は多いようです。

式年遷宮 YouTubeでどうぞ♪

外宮には、豊受大御神(とようけおおみかみ)がお祀りされています。建物やお祭りは内宮とほぼ同じです。豊受大御神は、食物・穀物を司る神です。

お米をはじめ、衣食住の恵みを与える産業の守護神として、あがめられています。

外宮の御饌(みけ)殿では、毎日朝夕の2回天照大御神に、神饌(神への供物)をたてまつる祭りが1,500年前の鎮座から1日も絶えることなく続けられています。

神宮で、1年間に行われるお祭りで供物として使用するお米は、五十鈴川の水を使って育てられています。3万平方メートルにも及ぶ水田で、古来から伝わる稲作が行われているのです。

外宮は内宮に比べると、参拝客が少ないので広大な自然の中を、のんびりと散策することができます。まだ、外宮を訪れたことがない方、ぜひ次は外宮も参拝してみてくださいね♪

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内宮とは?

伊勢神宮を参拝したことはあるけれど、内宮だけを参拝した、という方は多いのではないでしょうか?

宇治橋や、五十鈴川の御手洗場(みたらし)はこの内宮(ないくう)にあります。今年は、式年遷宮もあり内宮は大勢の参拝客で賑わいました。

内宮には、皇室の御祖神であり、わたしたちの総氏神天照大御神(あまてらすおおみのかみ)が、祀られています。天照大御神は、日本で最も貴く国家の最高神とされています。

日本人の心のふるさとと称される伊勢神宮。内宮の気に癒されてついあれこれお願いしたくなりますが、内宮では日頃の感謝を伝えましょう。

清流「五十鈴川」にかかる宇治橋を渡ると、参道は深い森に包まれ、静かで神々しい空気を感じます。宇治橋は日常の世界から、神聖な世界へのかけ橋といわれています。

お伊勢参りの第一目標、五十鈴川と内宮の参拝で身体の中も外もすっかり浄めることができましたね。

この宇治橋も20年に1度かけ替えが行われています。今年は、62回目の式年遷宮が行われ、大きな話題になりました。20年ごとに神殿を建て替える、式年遷宮は1,300年前から続けられています。

外宮を参拝後、内宮を訪れると、人の多さに驚かれる方が多いようです。そこで内宮をゆっくり参拝したい方に、おススメの参拝方法があります。

それは「朔日詣」(ついたちもうで)。毎月一日の早朝に参拝する方法です。明治以降に定着した風習だそうです。伊勢神宮の、早朝の厳かな雰囲気に圧倒されます。

さらに、早起きは三文の徳!頑張って早起きした人にはうれしいおまけも♪ 毎月一日は、内宮門前のおかげ横丁で、早朝から特製のお粥が振る舞われたり、参拝者への特別なおもてなしが用意されています。

静かな早朝の内宮参拝はおススメですよ。

お参りの順番はどちらから?

それでは伊勢神宮を参拝する場合、外宮と内宮どちらから参拝するのがよいのでしょう? 伊勢神宮参拝の経路は多くの場合、まず外宮からというのが古来からのならわしです。

どうして外宮が先なのか? 諸説あるようですが1つはこんなお話。内宮の天照大御神が豊受大神宮(外宮)から先に祭事をするようにと指示をだした。

古い文献からこのような理由付けがされたようですが、はっきりとコレという理由は存在しないというのが正解のようです。

鎮座から2000年の歴史ある皇大神宮(内宮)。深い理由はいらないのでしょう。2000年の伝統が今でも続いているということが敬意の対象として存在します。

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そしてお参りの作法は「二拝二拍手一拝」です。外宮の参拝にかかる所要時間は約1時間、内宮の参拝にかかる所要時間は約1時間30分です。

外宮と内宮は車で15分ほどの距離になります。ただし、神宮内(特に内宮)の敷地は広大です。外宮内宮のほかにも、別宮といわれる御祭神が10ヵ所に祀られています。

見逃せないパワスポ情報はこちらで♪
伊勢神宮のパワースポットは内宮に? それだけではないパワーも感じよう!!

効率よく参拝するなら、ガイドブックなどで参拝のルートを決めておくことをおススメします。

キレイな画像と丁寧な説明の伊勢神宮のHPもお見逃しなく。年間行事のお知らせもああります。花火大会やお月見の会のお知らせもあって、見ごたえある内容が満載です。

外宮と内宮のアクセスは?

広大な伊勢神宮をスムーズに参拝するために、アクセスと所要時間をチェックしておきましょう。

外宮へのアクセス
JR参宮線または近鉄山田線 伊勢市駅より徒歩5分
(名古屋駅から約1時間30分、難波駅から約1時間55分)

お車なら、伊勢自動車道 伊勢西インターより約5分。

外宮~内宮間は約5.5Kmあります。移動には、本数が多い路線バスが便利です。外宮から内宮へはバスで約15分。

内宮へのアクセス
近鉄山田線 宇治山田駅よりバスで15分

お車なら、伊勢自動車道 伊勢インターまたは伊勢西インターより約5分。

外宮、内宮とも、広大な敷地内のほとんどは玉砂利敷きです。歩きやすくて疲れにくい靴で参拝されることをおススメします。

20年ぶりの式年遷宮で、新しくなった神殿を見にあなたも「お伊勢さん」にお参りしてみませんか?

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