処暑とはいつのこと? 変わる季節を惜しみつつ食べるものはナニ??

夏の終わりに処暑と呼ばれる期間があります。夏と言えば始まりは、梅雨明けを待ちきれずとにかく前に行くイメージ。四季の中でも意識高い系の季節ですね。

でも暦の上での秋と言われる立秋も過ぎて、8月のお盆休みも終われば、眩しい太陽も暑い空気も次第にフェイドアウトしていきます。終わらない夏休みの宿題が淋しさを倍増させます。

高原ではコスモスが咲き始めます。残暑はまだまだ続いているけれど、この時期の季節にこの名前を付けたセンスに拍手です。

どこかで目にしている漢字だけど、本来の意味はそれだったの? はしゃいだ夏だけど、その終わりには少し立ち止まりたい時があります。その時期とは? 処暑でこの夏を振り返る?!

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処暑とは? 読み方と意味を知りましょう!

処暑とは…この文字を見て読み方は、何となく想像つきますよね。処暑の「処」は、小学6年生で習う漢検5級レベルの漢字ですから、特にハイスペックな漢字ではありません。では処暑とは?

この時期スタート! 秋刀魚漁♪

処暑:「しょしょ」と読みます。
意味:「暑さが落ち着く頃」二十四節気の1つ
期間:8月23日から9月7日までの16日間。

立夏や立秋のように処暑という日はありません。上記の16日間すべてが処暑に該当します。

8月1日の日の入りは18時45分頃ですが、8月23日の日の入りは18時20分。18時半には陽が沈みます。こんなところにも夏の終わりを感じます。

「処」には処理・処方・処刑など、裁いて取り決める、厳しめの意味があります。他には「処(ところ)」と読めば、お休み処・蕎麦処とホンワカとした言葉にも使われます。

厳しい暑さが続くと「夏を終わらせて落ち着きたい」という気持ちも高まります。処暑の「処」にはそんな思いも込められているようですね。

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処暑に行う行事はあるの?

8月23日~9月7日までの処暑、この期間にすることと言えば、まずは夏休みの宿題を終わらせる。そして新学期の準備が思い浮かびます。処暑にすることはそれだけではありません。

8月23・24日は地蔵盆の日。

少し前に京都へ行ったと時、タクシーの運転手さんに、私が地蔵盆を知らないことに驚かれました。その時の季節は8月とは反対の冬。

全く違う季節でも常に心の中にある地蔵盆は、京都では重要な行事です。以前は旧暦の7月24日に行うこともありました。

  • 地蔵盆とは?
  • 関西地方、主に京都を中心として8月23日と24日に行います。お地蔵様を信仰したことから始まった伝統ある行事です。

地域のお地蔵様をきれいにして、お供え物や灯篭を祀ります。お地蔵さまは子供たちを守ってくれるので、地蔵盆は子供が中心の祭事として行います。

お菓子をもらう・福引などを楽しむ地域もあるので、夏休みのお楽しみの1つにもなっているのでしょうね。

京都市内では約8割の地域で地蔵盆が行われています。京都のタクシーの運転手さんが、知らない私に驚くのも納得の結果です。

処暑の行事♪関東では?

地蔵盆が行われるのは主に関西地方、ではこの処暑の時期に関東地方で行われる行事はあるのかな? と思って調べてみました。8月の終わりにはこんなお祭りがありました。

◆浅草サンバカーニバル:毎年8月第4土曜日
8月の第4土曜日なので処暑の期間に行われます。サンバの総本家、ブラジルのリオのカーニバルは2月。南半球なので夏が終わる時期ですね。(日本と気温の差はありますが…)

浅草のサンバカーニバルも、夏休みだからではなく、夏の終わりという季節を意識して日にちを決めたのでしょうね。

私は派手な衣装や飾りをつけて、賑やかにお躍るサンバは真夏のお祭りと思い込んでいました。(我が家の近所に毎年7月、サンバ隊が来るお祭りがあるせいかも…)

歴史をたどればカトリック教徒の儀式も考慮して、ブラジルでは2月に行うようになったようです。

夏の余韻を惜しみつつ、もう少しはしゃいでいたいこの時期に、サンバはハマりますね。

次への備え♪そのために食べるものは?

夏を惜しんではいるけれど、秋の足音がかすかに聞こえてくる時期、やはり食べるものが気になります。食欲の秋に乗り遅れないためにも、この時期の旬を確認しましょう。

◆さんま
8月の終わりごろに、北海道の港にさんまが水揚げされたニュースが毎年流れます。北海道からスタートして徐々に南下。次の漁場は東北の太平洋側三陸沖に移ります。

本格的な旬は9月~10月、脂がのったさんまは年間でもこの時期にしか食べられません。

漁獲量で値段も変わりますが、漢字で書けば秋刀魚。秋の名が冠された魚は処暑を代表する味覚です。

◆シャインマスカット
スーパーでも見かけるようになりました。今までのマスカットとの違いは皮ごと食べられること。糖度・ジューシー度も高いのが特長です。

8月の終わりから9月にかけて露地栽培が出回るので、価格も手ごろになります。処暑のニューフェイスで癒されましょう。

◆きゃべつ
意表をついて野菜はきゃべつにしました。でも理由はあります。きゃべつの旬は「春・夏・冬」の年3回。この時期長野や群馬などで採れる高原きゃべつは、夏の旬です。

旬を意識することなく食べるきゃべつですが、1日の気温差が大きい高原で育ったきゃべつには甘味が生まれます。

ビタミンなどの栄養素はもちろん、消化を助けるジアスターゼも豊富。暑さで疲れた胃腸をサポートする野菜ですね。

輝きからトーンを落とした季節へのはざまにある「処暑」。名ばかりの秋の立秋とは違い、意識することは少ないかもしれません。

立秋を過ぎたら挨拶は「残暑見舞い」になりますが、8月23日を過ぎれば「処暑の候」にシフトすると、ていねいな日常が感じられます。

新学期の始まりと合わせて慌しい時期ですが、夏から秋への空気や味覚も楽しめる処暑。季節の変わり目を乗り切るパワーをしっかりとサプライしておきましょう。

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