お盆とお彼岸の違いは? 日にちや由来は違っても大切にしたいのは今の自分?!

お盆とお彼岸、カレンダーで考えるとお盆は夏休み、お彼岸は祝日だけど、本来はどちらも仏教に関する大切な行事です。お彼岸は3月の祝日と上手くすれば9月に連休というのは、本来は二の次。

お盆もお彼岸も、仏教の教えに由来をしているのですが、確実な違いを説明しようとすると、回答を出すまでに時間が必要です。どちらの言葉もその季節になればニュースなどでも耳にするのですけど。

気になる違いは食べるものかもしれません。それも確かに必要です。もしかしたら違いなんて関係なく、毎年どちらともしっかりと実践している方も、もちろんいますよね。

仏教行事の違いを知ることは、故人へのご供養にもなります。違いがあります、お盆とお彼岸。でも難しく考えることはありません。時計の進み具合を少しゆっくりにして、お付き合い下さい。

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お盆とお彼岸の違いは? ポイントはあるの??

お盆とお彼岸の違い。ザックリとした違いは季節と回数です。今回はそれにポイントをプラスして、お盆とお彼岸の違いを表にしてみました。違いはあるけれど2つとも大事にしたい季節の行事です。

写真に撮ってもカワイイ一口サイズ♪味の違いも楽しめます!

チエック項目 お盆 お彼岸
期間 7月13日~16日
8月13日~16日
春分の日を間にして前後3日間
秋分の日を間にして前後3日間
決め方 7月・8月は地域やお寺で変わる 春分・秋分は国立天文台が決める
ポイント 先祖の霊が家に戻る 先祖の霊を祀り敬う
他国では 中国では中元説 日本独自
お供え物 季節の果物・団子 ぼた餅・おはぎ
ほおずき 菊・りんどう

ここではまず、重要なポイントだけでも押さえておきましょう。

お盆はお家に戻ってきた祖先の霊をもてなします。お盆期間中は家族と同じように1日3食お供えをします。3時のおやつをお供えする例もあります。

お彼岸は先祖の霊が戻ることはありませんが、好物をお供えするなど、故人を思い出す日ですね。

どちらも共通して行うのはお墓参り。お盆は先祖の霊を13日に迎えに行く、15日もしくは16日に送っていく時にお墓に行きます。

お彼岸のお墓参りは祝日を利用して行う場合が多いですね。その他お彼岸の期間中であればいつ行っても構いません。

もしお彼岸の期間に行かれなくても、お墓参りは行きたい時に行っても大丈夫。日々の暮らしを送るあなたの姿を、故人も見守っているはずです。

この後は期間の違いやそれぞれにお供えするグッズ、そしてお盆とお彼岸の由来をご紹介していきます。

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お盆はどうして7月と8月?

お盆の期間は日にちが同じでも7月・8月という大きな違いがあります。これには旧暦から新暦への変更が関係しています。

明治5年にそれまで月の動きを基準にしていた太陰太陽暦(旧暦)太陽暦(新暦)に変更しました。旧暦・7月で行っていたお盆を新暦の7月に変更することになりました。

今のように情報がすぐ伝わる時代ではなかったので、そのまま旧暦の7月にお盆をする、旧の7月を新暦の7月に変更するなど地域やお寺でバラつきがありました。

都市と地方で違うという分け方もありますが、同じ市内でも7月と8月に分かれる地域もあります。お寺によって対応が違うとしか言いようがない気がします。

ちなみに、7月と8月両方行う必要はありません。

中国の旧暦7月15日は、亡き人の魂がさまよう日なので、お供え物などをして慰霊をする日があります。

お盆のお供えは故人が好きだったものでもいいのですが、夏の果物、西瓜・ぶどう・桃などをお供えします。ご先祖の霊を迎えるための「お迎え団子」送る時の「送り団子」もありますよ。

お盆にほおずきは欠かせません。漢字では鬼灯、提灯に見立てて飾ります。出荷のピークは8月なので、お盆はどちらかというと、8月13日~16日で行うケースが多いのかもしれません。

お彼岸は法律で決めている?!

春と秋にあるお彼岸、「国民の祝日に関する法律」に則って決められます。春は「春分日」秋は「秋分日」が正式名称。それぞれの日にちを決めるのは国立天文台です。

食べ物にお墓参りに意外と疑問点の多いお彼岸はこちらで詳細を解説!

太陽黄経0度が春分日・180度が秋分日です。春は3月20日もしくは21日、秋は9月23日もしくは24日が目安です。

秋のお彼岸の頃はりんどうの出荷量が増えます。秋を代表する花ですね。和花の菊とりんどうはベストマッチ。2つとも花粉が散りにくい花なので、お墓参りに行く時の、持ち歩きも安心です。

秋のお彼岸の時期に咲く彼岸花は、球根に毒がある・持ち帰ると良くないことが起こるなど、縁起の良い花ではありませんでした。でも最近は、手入れされた群生が映える花として人気上昇中です。

お盆とお彼岸の由来は?

お盆とお彼岸にはそれぞれ由来があります。仏教のお話は少しややこしく、少しファンタジーなのが魅力。こんなお話が2つの行事を作ってきました。

お盆の由来は?

お盆の元になった言葉に「盂蘭盆経(うらぼんきょう)」があります。中国で作られたお経の1つですが、内容は釈迦の弟子の目連が亡母を救うという感動話です。

亡くなった母の食物を摂取できない餓鬼の苦しみが、7月15日に盛大に食べ物を供え供養すれば救われると、仏に言われた目連は法会(盂蘭盆会)を決行しました。

仏の教えの通り亡母は救われました。この後の幸福と父母の長寿のために毎年7月15日に供養をするようにと仏がお告げを出しました。

この盂蘭盆経と元々日本の風習で、7月に祖先の魂が訪れるという民間信仰がコラボして、今の「お盆」になったというのが由来のようです。

お彼岸の由来は?

日本でしか行われないお彼岸ですが、彼岸は仏教用語に載っている言葉を使ったもの。サンスクリットでは「パーラーミター」を漢字に変えると「波羅蜜多」。

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波羅蜜多は彼岸に到達するを意味します。本来は仏の世界である向こう岸(彼岸)に行くための徳を積む日です。秋と春に限らず行われていました。

仏教の教えと、農耕の重要な季節の変わり目としての春分と秋分が程よくブレンドされたのが、お彼岸。日本だけで行われています。

仏教に関わることはどうしても義務になりがち。でもこうして違いや由来を知ることで、感謝の気持ちを形にしてきた歴史を見ることもできます。

季節の移り変わりと共に供養をすることで、あなたの心に安らぎと今を生きる力が与えられます。

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