八十八夜に意味はあるの? ラッキーデーはあの日から数えて88?!

八十八夜、アラビア数字に置き換えると88夜。末広がりの八が2つ重なるので、縁起の良い人気のある数字ですね。ラッキーナンバーにしている人も多いのでは?

漢数字の八十八もアラビア数字の88も、ビジュアルの縁起良さだけではなく、それぞれ意味を持っています。四国の霊場は八十八か所。無限大∞を縦にして2つ並べた88。

茶摘み

1日のスタートが、8時8分発の電車や88号系統のバスなら、その日の運勢は予想の斜め上を行く気がします。

1年の中でたった1日、とてもラッキーな数字が付いた日があります。残念ながら季節の合間に埋もれて、少し地味な存在かも。でも知りたい意味はナニ? 八十八夜は大切な日です!

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八十八夜の意味は? あの日からカウントダウン?!

八十八夜の意味。八十八夜という言葉を耳にするのは、連休が続く週の間だったりしませんか? 八十八夜の計算は難しくありません。八十八夜はあの日から数えて決まります。

茶摘みには2番もあります♪作業お疲れ様

立春当日から数えて88日目が八十八夜。
2018年の立春は2月4日、この日を含めて88日目は5月2日。
2019年も同じです。2020年は閏年なので八十八夜は5月1日になります。

太陽の動きを基準にする二十四節気の中に、日本の気候に合うようにより細かい節目「雑節(ざつせつ)」を江戸時代初めに設定しました。八十八夜は雑節の1つです。

雑の字が決め方テキトーと思わせる雑節ですが、節分もその1つ。二百十日も二百二十日も雑節。日本の気候にとっては、ポイントとなる区切りです。

二十四節気の穀雨(こくう) 穀物が育つための雨が降る、農作業にとっては大切な季節に八十八夜はあります。七十二候では「牡丹華さく(ぼたんはなさく)」に当たります。

雨が作物を育て、艶やかな大輪の花が咲くと聞けば、季節が確実に進んでいることが分かりますね。

穀物の中心にいる稲作の本格的な準備を始める、畑に種をまくのに適切な季節のスタートの日が八十八夜です。

この後は八十八夜は88日目、節分からのカウントダウンの謎に迫ります。

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八十八夜の88に計算式はあるの?

季節の区切り、農作業開始を知るのに大切な八十八夜。8は縁起の良い数字と昔から言われているけれど、ラッキー7ではなく8が選ばれた理由、計算式を考えてみました。

現在のカレンダーが使われる前の暦は太陽太陰暦、旧暦と呼ばれる暦。太陽の動きと月の巡りを良いとこ取りしています。

特に月は形を変えるので日にちの推移を教えてくれる天体。旧暦は月の周期を1ヶ月としています。節分からのカウントダウンは月の満ち欠けで計算式を立てます。

  • 節分から88日の計算式
  • 月がほぼ見えない新月から満月への周期は29.3~29.8日と一定ではありません。
    ◆月の周期の平均を29.55日とします。
    88÷29.55=2.9780033…
    これを約3とみなして、月の周期を3回カウントした日が八十八夜と計算できます。

3月には太陽の動きを元にした春分があり、日ごとに陽が伸び、気温が上がることも実感できます。このような要素も追加して、節分からの88日目が季節の節目として設定されたのでしょう。

88日目ではなく八十八夜「夜」のには定説がありません。寒暖差の大きい時期なので「夜の低温に注意」「やの方がキレがいい!」などなど…諸説色々あります。

八十八夜の注意報♪油断は禁物?!

八十八夜がつくことわざ、思いつくのは天気に関することですよね。このようなことわざが言い伝えられています。

八十八夜の別れ霜(はちじゅうはちやのわかれじも)

茶畑

八十八夜が過ぎれば霜が降りることがないので、農作物への被害の心配もなくなります。ただこの時期は気温が急に下がることもあります。

八十八夜が来てもまだ霜には注意が必要! という注意喚起の意味も込められていますよ。

霜が降りる条件の1つ、気温4度以下があります。これは高さ1.5mで計測された気温。霜が降りる地面の気温はこれより低め。

気象庁が霜に対して出す注意報には「早霜・遅霜」の2種類があります。八十八夜に降りる霜は遅霜ですね。

  • 遅霜注意報基準
  • 東京都千代田区の遅霜注意報を出す基準を例に挙げます。

    4月10日~5月15日の間で最低気温が2度以下になる日。

    全国各地域の気候に合わせて霜注意報が出されます。注意報の目的はコレです。

    植物の生育の被害を防ぐ

    花や作物が育つときに霜に当たると、植物の中の水分が凍結することで、生育に障害が出ます。この被害を防ぐために、2種類の霜注意報を用意。

八十八夜のことわざには科学的な根拠があることも判明しました。

八十八夜の主役は茶摘み?!

八十八夜と聞いて思いつくのは茶摘みですね。1912年に文部省唱歌としてリリースされた「茶摘み」八十八夜当日を歌っています。残念ながら作詞・作曲とも作者は不明。

八十八夜と茶摘みが密接につながったのは、この唱歌の影響もあるようです。地域の茶葉の生育状況に合わせて、茶摘みは4月半ばから5月半ばに行われます。

新しく育った葉を最初に摘んだ一番茶は、ファーストフラッシュとして別格のお茶です。

新茶もしくは一番茶には味と成分に特長があります。
・茶葉の香りに爽やかさがある
・苦み成分のカフェインが少なめ
・テアニン(アミノ酸の1種)が多いので旨味が濃い

八十八が付いた日に摘んだ初物、縁起が良く寿命も延びる一目置かれるお茶。もしかしたら茶摘みは、販売促進の歌だったのかもしれないですね。

ペットボトルでも新茶を味わうことができるのは助かります。でもせっかくのファースト茶葉、急須で淹れるのもいいですよね。想像しただけで、早緑の葉と若い香りが浮かんできます。

5月2日は緑茶の日。ぜひ新茶で過ごす時間を作って、次の日からの連休を楽しむエネルギーをチャージしてください。

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