門松の意味は? 松竹梅と形に秘密が!

こんな狂歌があります。門松は冥土の旅の一里塚。かどまつはめいどのたびのいちりづか。お帰りなさいご主人様、と迎えるお話ではありません。

とんちで有名な、一休さんが作った狂歌です。この後に続く言葉がめでたくもありめでたくも無し。お正月の門松は、お目出度いものです。

初日の出

でも門松を飾るたびに年を重ね、年をとっていくことになる。死への旅路の、一里塚を一つづつ進むことになる。違う角度で物事を見ている、一休さんらしい狂歌です。

お正月に死という言葉は、ふさわしくありませんけどね。一対の門松は新年必須アイテム。知りたい事ありますよね?

松竹梅に秘密はあるの? 門松の意味を握る人物は誰なのかが明らかに…

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門松の意味は? 五穀豊穣を♪

門松の始まりは、随分古いようです。秋になって収穫が終わると、神様が山に帰ります。年が明けて1月になると、人々は農耕の準備を開始します。その最初の日に神様をお招きして、五穀豊穣を祈願するのです。

神様が降りてくる目印に、立てた天に伸びる一本の松。これが、門松のルーツと伝えられています。大昔と言っていいほどの、時代のお話です。

お花も喜ぶ変身方法♪

門松は年神様を家に迎え入れる依り代。なんだか難しい表現になりましたが、年神様は年に一度家々に一年の実りと、幸せをもたらすために高い山から降りてくる、神と考えられている新年の神様です。

年神様にここですよ~、我が家に来てね!、という目印が門松です。今年もお待ちしてます年神様。

松竹梅と門松の関係は?

お目出度いのは、松。でもよ~くみると門松の主役は。本来はその名前の通り、松を飾るものでした。

今も関西の旧家などでは、「根引きの松」を飾ります。玄関の両側に根が付いたままの小松を、白い和紙で包み、金赤の水引をかけて飾ります。

氏神様が松で目を突いたので松はNG、飾らないという地方も少なくありません。

松竹梅…。今日はぜいたくに「松」でと言ったりしますが、本来はこの三つに優劣はありません。

松と竹は冬にも色あせることがない。梅は寒い時期に花開く、文人の理想を表現した中国の画題の一つでした。これが日本に伝わったのは、平安時代。

ただ本来の意味とは違い日本ではお目出度い事の象徴として考えられています。鰻と天丼へどうしてつながったかは次回また。

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竹の切り口の意味は?

門松の竹を斜めに切ったもの、真横に切ったものお正月にはどちらをご覧になっていますか? 斜めに切ったものをそぎ、真横に切ったものを寸胴と呼びます。もともとは、真横に切った寸胴が飾られていました。

どうして「そぎ」が登場したのでしょうか? 時代を440年ほど巻き戻しましょう。

そぎの秘密を握る将軍とは?

竹の切り口の秘密を握るのは徳川家康です。1573年、三方が原(現在の浜松)で、戦いがありました。武田信玄VS徳川家康です。家康の人生にとって、最大の負け戦となった戦いでした。

その翌年宿敵信玄から、家康に届いた新年のあいさつが、まつかれてたけたくいなきあしたかな。松枯れて竹類なきあしたかな、とありました。

当時松平と名乗っていた、家康の事を武田が滅ぼすと言ってきました。これを家康の家臣がお正月早々、詠み替えて家康に見せた句がこれです。

門松そぎ

「松枯れて武田首無きあしたかな」と詠み替えました。武田の首はない、次は勝つぞと家康も奮起しました。そう、竹を斜めに切ったのは家康。

門松の竹を、竹槍に似せて斜めに切り落とした。これが江戸時代以降、関東中心に広まりました。お目出度いお正月の飾りにこんな意味を込めるのはさすが神君家康。

この気持ちがなければ、徳川幕府もなかったでしょう。年賀状を送った信玄と、負けず嫌いの家康の家臣が後々の門松の形に影響を及ぼすなんて、歴史は凄いですね。そぎの門松を飾った江戸時代は、徳川家栄光の時代です。

もう一つの新年必須アイテム。しめ縄の秘密はコチラの記事をチエック!!
しめ縄の意味と由来♪日本一の注連縄はココにあるよ!!

門松はなんで一対? その意味はグルメ♪

一対になったのは、江戸時代からのようです。

向かって右アカマツ雌松・赤ナンテン・紅梅と笹。
向かって左クロマツ雄松・白ナンテン・白梅と笹。

アカマツは山に、クロマツは海岸にみられます。この一年もまた海からも山からも恵みがありますように、この願いから、一対で飾る事が始まったと言われています。

近代的なビルの玄関に、門松が立てられているのを目にしますよね。飾った会社には、年神様が降りてくるのでしょう。新しい年の美味しいランチと、商売繁盛をお祈りします。

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